趣味 雨にも負けず

NIKKOR 105MM F2.5 ヴィンテージレンズ 写りは?

投稿日:2022年4月9日 更新日:

NIKKOR 105MM F2.5 ヴィンテージレンズ 写りは?

今回はニコンのヴィンテージレンズ NIKKOR 105MM F2.5 がテーマです。

あまりに有名過ぎるためか、

「このレンズ、駄目じゃん!」

と主張する人は皆無。

どの記事を読んでも

「お誉め言葉」

しか載ってません。

まるで皇室報道。

買って試してみます。

NIKKOR 105MM F2.5 とは?

NIKKOR 105MM F2.5 とは?

ニコンによると、

「105mm F2.5」の最終設計完了は昭和41(1966)年の冬でした。

との事。

 

同じくニコンによると

特記すべき改良点はボケ味の美しさと、線が細くかつ階調豊かな描写特性です。

だそうです。

ベストセラーになり、2002年まで製造された名品。

もっとも!

このレンズが

「世界で有名」

になったのは、このレンズで取られたアフガンの少女の写真のお陰。

以来、写真家の羨望の的になったレンズです。

オールドレンズ 購入時の注意点

NIKKOR 105MM F2.5の新品はありません。

中古のみ。

安いコピー(レンズの事)は1万円から!!

ヴィンテージレンズなのに!!

質問
ヴィンテージ?

 

オールドレンズ(古いレンズ)の事です。

価値の低い物を、いかにも価値がありそうに語る際に使う形容詞です。

ちなみにドイツでは、製品チェックがいい加減で、出来た製品のサイズが異なる粗悪品を

“unikat”(ウニカート)

と呼びます。

質問
どういう意味?

 

「同じ物はふたつとない。」

という意味です。

「物は言いよう」

ですね。

で、その

ヴィンテージレンズ購入時には、安物は避けるべし。

 

オールドレンズの弱点は、曇りとカビ。

とりわけカビには要注意。

「わずかにカビがあります。」

と書かれたレンズには手を出さない方がいい。

カビは繁殖します。

すると曇った眼鏡のようになり、もう使えません。

Es sei denn,(例外は)あなたがレンズの分解・組み立てを自分で出来るケース。

程度のいい NIKKOR 105MM F2.5 は2万から。

NIKKOR 105MM F2.5 買ってみた!

NIKKOR 105MM F2.5 外観

私は北海道にあったレンズを、2万3千円で買いました。

送料込みで。

フードがないけどね。

と思ったら、ニコンのオールドレンズはフードは埋め込み式でした!

NIKKOR 105MM F2.5 フードを伸ばした状態

知らずに1年使ってました。

後で手に入れたニコンのオールドレンズ Nikkor 135mm F2,8 にフードが付いていたので、

AI Nikkor 135mm F2,8 最も安価なレンズの写りや如何?

「ひょっとして?」

と、気が付きました。

光源に当てると、前玉に埃が付着してましたが、

NIKKOR 105MM F2.5 前玉の埃

かびは確認できませんでした。

マウント部分も綺麗。

NIKKOR 105MM F2.5 マウント部分

製造から20年、下手すれば30年経ったレンズとは思えないっ!

コレ、全部メタル構造。

ずっしりと重いです。

職人の気質を感じます。

今のニコンのレンズ、30万円もするのにプラスチックだし、、

NIKKOR 105MM F2.5 ヴィンテージレンズの写りは?

では早速、試写です。

私はマニュアルレンズを(意識して)使うのは初めて。

「ピントが甘い!」

という点は、ご勘弁。

もっともただ写真を上げたたけでは、

「違い」

がわからない。

そこで私が持っている中で一番シャープなレンズ、タムロンの45mm F1,8 と比較してみたいと思います。

比較① 望遠性能

タムロン 45mm F1,8 で撮った風景

まずは望遠性能を比較します。

まずはタムロンで撮影。

一番シャープなF8, ISO100という設定。

JPEG で撮ったまんまです。

写真をクリックすると拡大写真が見れます。

お次は NIKKOR 105MM F2.5。

Nikkor 105mm で撮った風景

こちらもISO100 F8,0。

ぱっと見、大きな違いはない。

右上の塔を拡大してみます。

まずはタムロン。

お次はNIKKOR 105MM F2.5。

そもそも

「45mm と 105mm の比較では、105mm の方が断然有利」

です。

でもタムロンの方がシャープさでは少し勝ってます。

もっとも

「70年代フィルムカメラの為に開発されたレンズ」

という点を考慮すれば、十分すぎる健闘。

では次は至近戦です。

試写 02 桜

まだ桜が咲いていたので、

「今日は仕事お休み」

にして、ほっつき歩いてみました。

まずは桜を端っこに入れての望遠。

これはなかなか。

真ん中あたりに、

「名鉄」

という赤い看板があるんですが、パソコン画面でははっきりくっきり。

お次は橋をバックに撮影。

「熱田 愛知時計」

の文字がはっきりくっきり。

船の輪形のシャープ!

今度は前面の桜にピントを合わせて、背景を少しぼかしてみました。

もうちょっと解放したほうが良かったね。

でも桜がはっきりくっきり。

シュールなモザイクを、F2,5で撮影。

真ん中は勿論、端っこまでシャープなんですよ、コレ。

最後は桜をF2,5で近影。

風で枝がひらひら動くので、マニュアル撮影は至難の業。

発色もよく、

「これで2万3000円?」

という写り。

カメラバックに入れておけば、

「あ、2時の方向に美人!」

というケースでポートレートに使える(*2)!

HAKUBA ドライボックスNEO 9.5L

HAKUBA ドライボックスNEO 9.5L

それまでカビが生えないように、レンズの保管ボックス買いました!

乾燥剤付き。

が、これはイマイチ。

密封性は

「せんべいの缶」

程度。

はっきり言えば、弱いです。

乾燥剤入れても、外から湿った空気が

「いくらでも」

入るので、ほぼ気休め。

返送しようと思ったが、価格が安くて返送しても返金はない。

そこで乾燥剤をたっぷり入れて使用。

ドイツに帰るまでの辛抱です(*3)。

注釈

*2    ちゃんと許可を取ってから撮影します。

*3    ドイツには花粉症も湿気も(少)ないよ!!

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執筆者:

nishi

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