
今回は皆さんも大好きな投資、それも長期金利がテーマです。
(米)財務省の介入で一先ずは
「危機を脱出した。」
かのように見えた長期金利。
でも実際には、
“Ruhe vor dem Sturm”(嵐の前の静けさ)
です。
この記事の目次
(米)財務省 超長期国債の買い入れ予算を倍増
話を進める前に
「長期金利?何ソレ?」
という方、2週間前に書いた記事を読んでください。
ここで
「今後、2~3週間で3%を突破するかどうか、はっきりする。」
と書きました。
その後、日本の金利は2,945%まで上昇。
私はキャッシュを投資口座に送金して、
「バーゲン買い」
にウキウキ。
ところがです!
日本時間で8月19日(水曜日)深夜、(米)財務省が
「超長期国債の買い入れ予算を倍増する。」
と発表。
時間を買った米財務省
その発表を受けて米国債の長期金利は

大きく下落した。
私は暴落中の不動産銘柄の
「買いオーダー」
を出していたので、このニュースに超~がっかり。
あと20セントでオーダー完遂だったのに!
しかし!
“Was nicht ist, kann noch werden.”(まだ成っていなくても、まだ成るやもしれぬ。)
という通り、8月20日(木曜日)には長期金利は

2日前の
「暴落分」
を全部取り戻した。
そもそも超長期国債を短期国債に置き換えても、赤字財政自体は大きく変わらない。
(米)財務省はお金を使って時間、それともたったの2日、を買ったに過ぎなかった。
日本の長期金利は?
では米国の発表を受けて、日本の長期金利はどう変動したのだろう?
こちらも

米国の長期金利と同じく、下落した。
しかし!
その変動幅は、チャートの変動枠内に留まった。
もし、2.75%まで下がっていれば
「転換点だ!」
となっていたのに、、
すなわち!
2週間前は、
「ここ2~3週間が勝負。」
と書いたが、米国の
「市場介入」
で、
“Galgenfrist”(絞首刑の時期)
が伸びただけ。
長期金利 & 日銀 政策金利決定
というのも日銀は
「9月に利上げ決定をする。」
と予測されている。
言わずもがな、政策金利が上がれば、長期金利も上昇する。
この為、長期金利が3%を突破するのは
「ほぼ」
避けられない状況だ。
来るか?早苗ちゃんのウルトラC
しかし!
長期金利が3%を超えると、日本は
「借金の利子払い」
に毎年、40兆円も払うことになる。
40兆円と言えば、

防衛費の4,4倍。
ほぼ社会保障費と同じなのだ!
これに関して、とても気になった報道があった。
それは早苗ちゃんが、
というものだ。
政府が日本銀行に金融政策を命じるなど、言語道断。
過去の失敗から教訓を学んで
「日銀の金融政策は独立性を保つ」
とされているのだ。
なのに過去の教訓を投げ捨てるなど、愚の骨頂。
俗にいう
「量的緩和」
と同じ措置を行うわけだ。
長期金利は安定するが、円安が加速する。
その結果、また物価が高騰する。
そして政府は無駄な為替介入を繰り返す。
これはパチンコや競馬で負けた人が、消費者金融でお金を借りて、
「失った分を取り戻す!」
とまた賭けて、全財産を失う愚行と同じ思考回路。
これが自衛隊員なら、
「また?」
で済む。
国策としてそんな愚行をするなら、ただでも明るくない日本の未来はさらに暗い。
長期金利 8月・9月は株価軟調の月
話を投資に戻そう。
(米)財務省による市場介入が報道されると、狙っていた不動産銘柄の株価が上昇に転じた。
やられた!
走り出した電車に飛び乗るか?
何しろ、今の株価で買えば6%の配当率。
これで来年は配当金600万も夢ではない!
しかし!!
投資の達人コストラーニ氏の
「株は電車と同じ。乗り過ごした電車と株は追うな。次の電車(安値)は必ずやってくる。」
を思い出し、見送り。
というのも基本、
として知られている。
これが11月なら飛び乗っていたが、
“Pulver trocken halten”(火薬を乾燥した状態で保持する)
事に。
果たして正しい判断だったのか?
明日はどっちだ!
