趣味 雨にも負けず

NIKKOR 105MM F2.5 ヴィンテージレンズの写りは?

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一眼カメラで本当に高いのはレンズ。

20万円、30万円なんてレンズがザラにあります。

とても手が出ないっ!

そんな方の味方が、

「オールドレンズ」

と呼ばれる生産が終わってる昔のレンズ。

その中でも、

「ビンテージレンズ」

と呼ばれるものがあります。

ニコンのビンテージレンズと言えば、105mm F2,5。

本当に

「ビンテージ」

の名に恥じない写りなのか、試してみました。

NIKKOR 105MM F2.5 とは?

ニコンによると、このレンズが初めて販売されたのは1952年。

割と単純な作りなのに、

「シャープ!」

と評判でベストセラー。

その後、1971年に

「改バージョン」

が出て、2002年まで製造された名品。

 

もっとも!

このレンズが

「世界で有名」

になったのは、このレンズで取られたアフガンの少女の写真のお陰。

以来、写真家の羨望の的になったレンズです。

Ruhm ist vergänglich

ドイツでは

“Ruhm ist vergänglich.”(名声はいずれ消えるもの。)

と言います。

レンズも同じ。

オートフォーカスが登場。

さらには手振れ補正まで。

挙句の果てにはデジタルカメラの登場で、

  • マニュアルフォーカス
  • 手振れ補正なし
  • ライトルームのデータなし

の、オールドレンズの名声は消えました。

お陰で昔は

「高嶺の花」

だったビンテージレンズがお安く買えます!

オールドレンズの弱点

NIKKOR 105MM F2.5の新品はありません。

中古のみ。

安いレンズは1万円から!!

ビンテージレンズなのに!!

でも安いレンズには要注意。

オールドレンズの弱点は、曇りとカビ。

とりわけカビには要注意。

「わずかにカビがあります。」

と書かれたレンズには手を出さない方がいい。

カビは繁殖します。

すると曇った眼鏡のようになり、もう使えません。

Es sei denn,(例外は)あなたがレンズの分解・組み立てを自分で出来るケース。

程度のいいビンテージレンズは2万から。

品質チェック!

品質チェック!

私は北海道にあったレンズを、2万3千円で買えました。

送料込みで。

レンズフードがないけどね(*1)。

見てください!

製造から20年、下手すれば30年経ったレンズとは思えないっ!

コレ、全部メタル構造。

ずっしりと重いです。

職人の気質を感じますね~。

今のニコンのレンズ、30万円もするのにプラスチック~。

NIKKOR 105MM F2.5 ヴィンテージレンズの写りは?

では早速、試写です。

私はマニュアルレンズを(意識して)使うのは初めて。

「ピントが甘い!」

という点は、ご勘弁。

もっともただ写真を上げたたけでは、

「違い」

がわからない。

そこで私が持っている中で一番シャープなレンズ、タムロンの45mm F1,8 と比較してみたいと思います。

試写01 国際会議場

試写01 国際会議場

まずはタムロンで撮影。

一番シャープなF8, ISO100という設定。

滅茶苦茶シャープ!!

流石にこれには勝てんじゃろう。

お次はニコンの105MM。

こちらもISO100 F8,0。

あっれ~?

シャープさではタムロンに負けてない気がする。

右上の塔を拡大してみます。

まずはタムロン。

お次はニコンのビンテージレンズ。

どう?

タムロンの方が拡大率が高いのに、シャープさでは少し上?

かもしれない程度の差。

1971年にフィルムカメラの為に開発されたレンズ、という点を考慮すれば、十分すぎる健闘。

では次は至近戦です。

試写 02 桜

まだ桜が咲いていたので、

「今日は仕事お休み」

にして、ほっつき歩いてみました。

まずは桜を端っこに入れての望遠。

これはなかなか。

真ん中あたりに、

「名鉄」

という赤い看板があるんですが、パソコン画面でははっきりくっきり。

お次は橋をバックに撮影。

「熱田 愛知時計」

の文字がはっきりくっきり。

船の輪形のシャープ!

今度は前面の桜にピントを合わせて、背景を少しぼかしてみました。

もうちょっと解放したほうが良かったね。

でも桜がはっきりくっきり。

シュールなモザイクを、F2,5で撮影。

真ん中は勿論、端っこまでシャープなんですよ、コレ。

最後は桜をF2,5で近影。

風で枝がひらひら動くので、マニュアル撮影は至難の業。

発色もよく、

「これで2万3000円?」

という写り。

カメラバックに入れておけば、

「あ、2時の方向に美人!」

というケースでポートレートに使える(*2)!

HAKUBA ドライボックスNEO 9.5L

HAKUBA ドライボックスNEO 9.5L

それまでカビが生えないように、レンズの保管ボックス買いました!

乾燥剤付き。

が、これはイマイチ。

密封性は

「せんべいの缶」

程度。

はっきり言えば、弱いです。

乾燥剤入れても、外から湿った空気が

「いくらでも」

入るので、ほぼ気休め。

返送しようと思ったが、価格が安くて返送しても返金はない。

そこで乾燥剤をたっぷり入れて使用。

ドイツに帰るまでの辛抱です(*3)。

注釈

*1     オールドレンズの持ち主は、レンズとフードを別売りするんです。ヤフオクでレンズフード買わなくっちゃ!

*2    ちゃんと許可を取ってから撮影します。

*3    ドイツには花粉症も湿気も(少)ないよ!!

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執筆者:

nishi

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