趣味 雨にも負けず

ニコン Zf 起死回生の名機 それとも、、?

投稿日:2024年2月3日 更新日:

ニコン Zf 起死回生の名機 それとも、、?

ニコンは2023年9月に新型ミラーレスカメラ

”Zf”

を発表した。

ニコンユーザーなら、

「なんで?」

と思った筈。

これについて解説します。

「ニコン信者様」

は、どうかこれ以上読まれませんように。

Nikon Zf とは

ニコンは上層部の誤判断でライバルのキャノンはおろか、ソニーにまで

「周回遅れ」

にされた。

そこでニコンが、

「技術では敵わん!」

と放った苦肉の策がニコンZfだ。

これは、

「ペンタックス流 販売促進策」

とも言う。

ペンタックス流 販売促進策

ミラーレスカメラはおろか、新型の一眼カメラを開発する余裕のないペンタックス。

親会社リコーの

「もう赤字の埋め合わせはしない。」

で文字通り

「生き残りをかけた戦い」

を戦っている。

一番いいのはカメラ事業の売却。

が、買い手も見つからない。

どうすりゃ~いい?

そこでペンタは同じカメラの

「色」

を変え、

「限定モデル」

として販売。

ペンタックス信者は、

「ありがたや~。」

とこれを購入。

統一教会の信者が壺やら盾やら、なんでも買うのと一緒。

お陰でペンタックスは、細々とながら延命し続けている。

これが

「ペンタックス流 販売促進策」

だ。

ニコンは6年前、2018年に販売開始した

“Nikon Z6”

と同じイメージセンサーを使用して

「新型カメラ Zf」

として販売した。

意味じくも

「いろんな色を選べます。」

という販売方法まで酷似。

これを

「ペンタックス流 販売促進策」

と言わずして、何と呼ぶ?

ニコン信者熱狂!!

ニコンも

「古い技術を新しいボデイーに入れただけ」

は、承知の上。

そこで

「良心のカケラ」

もないユーチューバーに、

「どうぞ無料でご使用ください。」

と、新型ミラーレスカメラNikon Zfを送付。

広告収入で生活しているユーチューバーは、

「素晴らしい進化を遂げたニコンのミラーレスカメラ登場!」

と恩返し。

何も知らない人が見ると、

「へ~そんなにいいカメラなんだ!」

と思わせるのがアクドイ。

何には、

「良心的なユーチューバー」

も居て、

「イメージセンサーは6年前のNikon Z6のもの。」

「AFは良くなったけど、まだキャンノンやソニーには敵わない。」

と正直に言うと、

「アイツはニコン嫌い」

とニコン信者から恨まれます。

ニコンが信者ではなく、

「正当な批判」

をしてくれる人に耳を傾けていれば

「周回遅れ」

にならなかったろうに、、、。

これをオリンパス症候群と言います。

オリンパス症候群とは?

オリンパス症候群とは?

時は

「日本の最後の繁栄期」

である80年代後半~90年まで遡る。

土地ころがしで億単位の金が一晩で稼げた時代、オリンパスは

「俺たちも!」

と、ど素人が投資に手を出した。

投資のプロの銀行でさえ倒産するほどの時代にだ。

案の定、大誤算でオリンパスが大損を被った。

すると会社の上層部は

「総ぐるみ」

で損益隠しに走った。

そう、東芝、ダイハツなどのように

「都合の悪いことは隠すに限る。」

という

「日本の伝統」

だ。

ところがである。

オリンパスは

「日本の伝統」

を理解しないイギリス人を、社長に就任させる。

そのイギリス人社長が、

「今やっていることはおかしい。」

と指摘すると、背任の廉でクビになった。

その後、オリンパスの悪事が暴露されて

「正しかったのは背任の廉で解任されたイギリス人だった。」

とわかった。

これを

「オリンパス症候群」

という。

都合の悪いことはひた隠し。

それこそが

「会社の利益」

と判断。

会社の利益に背く輩は

「裏切者」

として解任する。

が、歴史は

「会社の利益に背く者が正しかった。」

と証明するのである。

ニコンは

「ニコンの復活」

を願って苦言を垂れる人物よりも、

「イエスマン」

を大事にする。

そう

「裸の王様」

だ。

この病気が原因で、ニコンはキャノンにもソニーにも周回遅れにされてしまった。

ニコン Zf 何処が悪いの?

ニコン信者が、

「神が降臨した!」

と褒めちぎっているニコン Zf。

決して悪いカメラではない。

古いイメージセンサーではあるもの、ソニー製の素晴らしいセンサーだ。

ダイナミックレンジがとても広い。

風景撮影にはうってつけ。

私が使用しているD780にも入っている。

そしてAF(オートフォーカス)。

データ処理にはニコンのフラッグシップ、Z9,Z8に使用されている

“Expeed7”

を採用。

質問
だから?

 

Z6,Z7の

「使えないAF」

とは天地の差。

ミスはあるが、今のニコンの技術では最先端。

これ以上いいAFは(ニコンには)ない。

そして手振れ補正。

ソニーの

「ほぼ飾り」

の手振れ補正と比べたら、天と地。

お陰でとても綺麗な写真が撮れる。

質問
いい事ずくめじゃない?

 

だったら文句を言わない。

問題はそのボデイー。

「レトロ」

を売りにするために、

「グリップのないボデイー」

を採用している。

どんなに素晴らしい車でも

「座るのがしんどい。」

という車は売れない。

なのにニコンは

「レトロ」

を優先するあまりグリップを排除して

「握れないカメラ」

を開発。

かって富士フィルムが

“XT-2”

で同じ失敗をした。

素晴らしいカメラだったが、

「グリップがない!」

ので買う気にならなかった。

が、そこはアナログフィルム終焉を生き延びた唯一の企業、学習も早かった。

以降、富士フィルムは

「レトロながらグリップのあるカメラ」

を販売している。

なのにニコンは何故、

「同じ失敗」

をするのか?

これが

「ニコンのニコンたる所以」

である。

他人からの助言は聞かない。

他社の失敗は参考にしない。

「俺は俺の道を行く!」

がニコンだ。

この自己顕示欲の強さゆえ、ミラーレスへの転換を

「ほぼ手遅れ」

になるまで拒絶した。

ニコンが

「他人の失敗、あるいは自身の過去の失敗から学ぶ」

事はない。

組織が硬直しており弾力性が全くない。

ニコン なんで先にZfを出す?

今、ニコンに必要なのは6年前の使えないミラーレスカメラのZ6,Z7の後続機だ。

あまりの酷評で

Z6Ⅱ、Z7Ⅱ

を翌年出したが、同じ部品を使った同じカメラ。

根本的に作り直す必要がある。

なのにニコンはZ6,Z7の後続機を出す代わりに、ニコンZfを出す。

なんで?

レトロカメラの人気は一過性。

最初は売れるが続かない。

ニコン信者でない限り、遅かれ早かれ

「なんでグリップのないカメラを出す?」

と我に返るからだ。

ニコン Z6Ⅲ

最近、

「ニコン Z6Ⅲ」

の噂が持ち切り。

6年もニコンユーザーを待たせておいて、2024年にやっと新型を出す。

そのニコン Z6Ⅲの中身は、ニコンZfだ。

問題はその中身を入れるボデイー。

もし

「ニコンZ8並みの握りやすいボデイー」

を採用すれば、背中が見えないほど先行している

「ソニーやキャンノンにはない特徴」

で差別化できる。

周回遅れなんだから、

「他社の真似」

をしていては駄目。

さらに!

ソニーから

「新型センサー」

を買って導入すれば、カメラの性能がさらに上昇する。

もしそんな

「凄いカメラ」

が出れば、ニコンZfを買った信者は、すぐに買い替える。

そもそもニコンはこれが目的で、先にニコンZfを出したのでは?

 

先にニコン Z6Ⅲを出して、それからZfを出しても全く売れない。

だからわざとニコンは Z6Ⅲの導入を遅らせて、まずは

「ニコン信者専用モデル」

を出した。

が、

「ニコンの特性」

を考えると、Z6と同じボデイーに同じセンサーを入れて、

「新型 Z6Ⅲ」」

とする可能性も大。

どっちだ!?

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執筆者:

nishi

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