
イラン戦争のあおりを受けて、アジアで欧州・中東からの観光客が激減している。
今回、戦争の期間中にタイに行くと、
「3日間であんたが最初の客よ。」
と言われるほど、閑古鳥が鳴いていた。
でも一体、何故?
この記事の目次
イラン戦争の余波
アジア諸国は日本を筆頭に、中東からの石油 & 石油関連製品に依存している。
70年代のオイルショックで
「煮え湯」
を飲まされたが、流石に半世紀も経つと
「喉元過ぎれば熱さを忘れる。」
で、誰も真面目に供給先を多元化することを考えなかった。
ところが
「災害は忘れたころにやってくる。」
という通り、トランプが後先考えずイランを攻撃した。
イラン戦争 最大の被害者
イラン戦争のあおりを受け、石油、及び石油関連製品の価格が高騰、世界中で悲鳴が上がっている。
しかし
「最大の被害者」
は、攻撃されたイランやアラブ周辺国を除けば、アジア諸国である。
ドイツでは中東産原油の全体に占める割合は、たったの6.1%。
大した量ではない。
結果、ドイツでもガソリン価格は高騰しているが、
日本やアジア諸国のように、資源不足で工場の操業停止という事態は起こらない。
問題はそれだけではない。
言わずもがな、日本を含めアジア諸国では、観光業は大事な収入のひとつ。
ちょっと話題は横に反れるが、
なんと日本なんです!
円安とテレビドラマのお陰で一気に人気が爆発!
話を戻します。
ところがイラン戦争のあおりを受け、アジア行の航空チケット価格が高騰。
お陰でタイではとりわけファラン(白人)観光客の多い、パタヤの繁華街は閑古鳥が鳴いていた。

いつもお世話になっているマッサージ店、Gogobar、ソイ6、おまけにタクシーまで
「お客さんが居ない!」
と嘆いている。
例。
パタヤで乗ったボルトタクシーは
「ここ3日間で、あなたが最初の客よ。」
とあきらめ口調。
あまりに観光客が少ないので、ホテルはこの
「書入れ時」
にホテルの価格を下げるほど。
イラン戦争で航空チケット価格高騰!なぜ?
ではここで質問です。
きっと皆さんは、
「オイル価格が高騰しているからに決まってる!」
と考えたことでしょう。
が、
おそらく日本に住んでいる方には、アジア行の航空チケット価格高騰の
「本当の理由」
が、わかる方は居ないと思います。
それが理由で、今回はこのテーマを取り上げたわけです。
それとも何が本当の理由かおかわりですか?
中東の航空会社の台頭
話は20年前に遡ります。
当時、ルフトハンザなどの欧州の航空会社にとって
「アジア路線」
はドル箱だったんです。
ところが
ルフトハンザには勝ち目はありませんでした。
欧州では
- 航空チケット税
- 二酸化炭素税
- 環境税
が導入され、これがチケット価格に上乗せされる。
ところが中東の航空会社にはそんな義務がない。
加えて産油国なので安く航空燃料を調達できます。
こうして欧州の航空会社は競争に負け、ほそぼそと直行便を飛ばしてました。
結果、アジア行の安い航空路線は中東の航空会社が
「ほぼ独占」
していたんです。
そう、アジア行の航空チケット価格が高騰している真の理由は、
イラン戦争 ルフトハンザボロ儲け!
ハブ(乗り換え空港)のドゥバイ、アブダビ、ドーハが使えないとなると、残るはルフトハンザなどの直行便しかない。
そう、イラン戦争で
ルフトハンザは
「待ってました!!」
と航空チケットを驚くなかれ、なんと560%も値上げ!
パタヤの三ツ星ホテルで安く休暇を楽しむドイツ人が、

払える金額ではありません。
結果、タイへの休暇旅行のキャンセルに繋がっているわけです。
観光業に頼っているタイ経済には、大ショックです。
もっとも私がタイに滞在中、出会った日本人は
「おじさん3人組」
だけ。
あまりの円安で、日本人もかなり減ってました。
ルフトハンザ オワコン
となれば、
「ルフトハンザは笑いが止まらない!」
と思いますよね。
ところがどっこいで、社長は頭を抱えてます。
客室乗務員、それにパイロットなどが
「千載一遇のチャンス!」
と一斉にストを実施!
結果、ルフトハンザは
「濡れ手に粟」
チャンスを、みすみす逃しています。
ドイツ人、本当に終わってる、、、
航空会社もそこで働く人間も、、

