最新のミニLED4Kテレビ Regza 55Z870N を買いました。
2週間ほど使ったので、
- 良かった点
- それほどよくなかった点
についてレビューしたいと思います。
この記事の目次
ミニLEDテレビ 何それ?
テレビを
「画質」
に拘って選ぶなら
- OLED(有機EL)モニター
- ミニLEDモニター
の2択。
まず有機ELモニターは、
「黒色」
の発色でずば抜けています。
お陰で色彩鮮やか。
が、
「決定的な欠点」
があるんです。
それは
- 電気消費量が半端じゃない!
- 焼き付きが起こる
という点。
そこでここ数年、
「ミニLEDモニター」
が流行。
ミニLEDモニターなら電気の消費量が有機ELの
「半分以下」
なんです。
ただし!
「有機ELほど鮮やかな黒は出ない!」
と言われていました。
ところがRegza 55Z870Nは
結果、2024年度は
「価格com. 販売台数No.1」
に君臨。
良さそうじゃない?
Regza 55Z870N 箱
届きました。
横幅144cm。
重さは33kgあります。
佐川急便の配達員の方曰く、
「エレベーターに入る限界でした。」
との事。
実はこのモデル
55インチが最小です。
次は65インチ。
これまでのテレビは49インチ。
たかが6インチの差は、
「毛の生えたようなもの。」
と見くびってました。
6インチの差、でかいです。
重さも問題。
ダンベルの34Kgなら片手で上がる
「軽さ」
です。
でも、
「横幅144cmあるテレビ」
では両手を広げて抱えるので、重い。
又、これだけ重いと箱が損傷してました。
心配になったので即開封。
これが大きな失敗。
幸い、この角の部分は
「でかい発泡スチロール」
だったのでテレビに損傷なし。
が、一端箱から出すと
「テレビ設置部屋」
まで運ぶのが滅茶大変!
皆さん、テレビを設置する部屋で開封しましょう。
スタンド取り付け説明書 意味不明
ドイツで組み立て家具を買うと、
「意味不明な組み立て説明書」
が付いてきます。
半日、悩みます。
Regza 55Z870Nも同じ。
何せ、東芝はテレビ事業を中国の
「ハイセンス」
に売却。
取り扱い説明書を書くのも中国人。
見てください、この説明書!
右から左に読むの?
緩衝材は何所?
と30分悩みました。
今、この記事を書いていてやっと判明。
二つの異なる機種の開封説明を載せているんです!
東芝(の中国人)よ!
さらに!
説明書の6番、
が意味不明。
「何処にどうやって?」
と聞きたい。
やっぱり中国の会社。
Regza 55Z870N 良かった所
ではまずは、Regza 55Z870Nの
「良かった点」
から始めます。
でもその前に
コンセントとアンテナを繋ぐだけ!
楽ちん。
綺麗な画質(画像)
やっぱり最初はコレ、画質(画像)ですね。
モニターは3840×2160の
「通常の4Kパネル」
なのに
「お古の4Kテレビ」
と次元が違う!
細部までくっきり!
そして発色が素晴らしい!
ニトリの宣伝でさえ、
まるでポスターのよう!
4Kテレビ、過去6年間に
「日進月歩の変化」
を遂げてる!
ドイツ語が通じる!
Z世代はテレビを見ないそうです。
あのつまらない(いい加減な)やらせ番組じゃ無理もない。
Regza 55Z870Nには
「タイムマシン機能があり、番組を自動録画できる!」
と謳ってますが、
「それが何?」
ですよね。
一体、何を録るの?
私は視聴時間の9割は Youtube です。
皆さん、そのYoutubeの
「音声検索機能」
使った事あります?
お古のテレビだと検索機能は
「日本語しか通じない。」
という典型的な日本人のようなテレビ。
が、
それにはまずは、言語設定をドイツ語にする必要がありますけどね。
勿論、言語設定を英語にすれば、英語検索も可能。
ドイツ語の番組を見ることが多い私には、と~っても便利。
可もなく負もなく
では次いで
「買って初めて気が付く点」
です。
欠点というほではないが、
「そうなんだ~。」
と気が付いた点を上げます。
半端ない発熱
Regza 55Z870N、発熱が半端ないです!
裏面にはでかい換気口が並んでます。
ここにも!
消費電力は245W。
エアコンは通常運転中で400~500Wなので、
「おおよそ半分」
の電気消費量。
当然、かなり熱が出る。
これが有機ELテレビだと561W。
エアコンよりも電気を消費するよ!
なのでミニLEDにして正解。
それでも
夏を考えると、今から恐ろしい。
デカイリモコン
Regza 55Z870Nのリモコン、
「キビキビ」
動きます。
が、デカイ。
頭のメニューの集合体を
「ホーム」
にまとめても良かった。
おまけに高い。
うっかり落として壊れたら、7700円です。
私は
「うっかり落として壊れる用」
に、安価な汎用リモコンを購入しました。
ちょうど手に治まってイイ!
残念なのは
「ホーム」
ボタンがない点。
Youtubeに行くには、
「みるコレ」
ボタンを押して、複雑なメニューを乗り越えてやっと到達。
それほどよくなかった点
話はトビますが、
「ドイツ留学あるある」
ご存じですか?
そのトップが
「ドイツ人に幻滅して帰国するパターン」
です。
留学保険に1年加入したのに、
「帰国したから解約したい。」
という問い合わせが来ます。
それも半年とかではなく、1ヶ月未満で帰国されてるケース。
その原因は思い込み。
なんてガセネタを信じて渡航。
「あっ!」
という間に
「夢破れて帰国す!」
なんです。
音がこもってる!
「Regza 55Z870Nのウリ」
が、臨場感あふれるサウンドなんです。
ドイツ人を過大評価してドイツ留学されるZ世代のように、
「かなり音がいいから、サウンドバー要らないんじゃね?」
と思い込み。
現実は
“weit gefehlt”(大違い)
です。
お古のテレビに比べると、Regza 55Z870Nの音声はいい!
が、期待には及ばず。
音声がこもってます。
お風呂での会話みたい。
とりわけニュースを聞くなら、サウンドバーは必修。
入門モデルのサウンドーでも、次元が違います。
音声出力を選べない!
で、ここで新たな問題が発生。
旧いテレビでは
「音声出力」
を
- テレビ本体
- 外部出力
を選べたんです。
この為、
「テレビとサウンドバーから音声が出てくる!」
という
「やまびこ現象」
が発生。
取り扱い説明書を読むと
「サウンドバーなどに接続する場合、テレビ本体の音声を下げてください。」
とあります。
これで
「やまびこ」
は解消したけど、納得できない、、。
Regza 55Z870N 延長保証
こんなに高価なテレビなのに、保証期間は1年。
お古のテレビは2年持たずに何度も故障。
幸い、
「延長保証」
に加入していたので5年間、修理が全部無料。
とっても助かりました。
そこで今回も、追加料金を払って延長保証に加入しました。
多くの家電量販店が提供する延長保証、最終的には
「2社」
が保険を提供しています。
その内の一社が、
「sompo ワランテイ」
です。
「ちょくちょく壊れる韓国製のテレビ」
でお世話になりました。
「テレビの調子が悪いっす。」
と相談すると、
「テレビを落としたんじゃないですか?」
と疑われます。
そう、保証は自然故障のみ。
そこで毎回、過失を疑われます。
でもちゃんと修理してくれます。
もう一方の
「延長保証の会社」
は保険料が一割安い。
が、
「会社が倒産して延長保証がパー。」
という過去を持つワケあり会社。
ホームページも薄っぺらの格安ホームページ。
信用できない。
どうせ延長保証つけるなら、
「sompo ワランテイ」
の方が安心です。
先回大変お世話になったので、今回は、
「過失」
も保障される延長保証に入りました。
これで
「テレビを落としたんじゃないですか?」
と疑われても、
「だとしても保険に入っている。」
と言い返せます。
テレビは2月が一番安い
最後にお金の話。
新型テレビは3~4月に発表されます。
夏にテレビが壊れたら仕方ない。
そうではなく買い替える場合は、1~2月がねらい目。
新型が出る前に
「在庫処分祭り」
が始まり、テレビ価格が一番安くなる。
でも3月になると、
「在庫希少」
で価格がまた上昇します。