(小型)カメラバックの定番 ロープロ ノバ180AW II。
ベストセラーです。
10年以上も前から生産・製造されています。
本当にいいのか?
買って検証してみます。
この記事の目次
小型カメラバックの定番 ロープロ ノバ180AW II
常夏のタイで、デカイ カメラリュックを1日中背負うのは、しんどい。
お買い物や夕食時、バックを肩から下げて、
「手軽にささっと!」
お出かけしたい。
そこで、
「最低レンズが3本」
入る小型カメラバックを買うことに。
この目的で選んだのは、ロープロ ノバ180AW IIです。
特徴
届きました。
ロープロに限らず、カメラバックは通常
「ナイロン袋包み」
で届きます。
このロープロ ノバ180AW IIの特徴は
- 収納ポケットの多さ
- 柔らかい構造
です。
収納ポケットの多さ
まずは正面の収納ポケット。
ロープロのロゴの上に防水加工のファスナーがあります。
これが
「痒い所に手が届く」
ポケットなんです。
ここには乾燥タイプ、それにウエットタイプの眼鏡拭きを収納。
眼鏡やレンズの汚れを手早く落とせます。
次いで両側にやわらかい収納網。
食い歩きに欠かせないウエットテイッシュ& 小さなボトルが入ります。
さらに留め具を外すと、また収納ポケットが。
落としたくない小物を収納できるスペース。
私はレンズキャップや、レンズの掃除道具を入れてます。
蓋の裏にも収納スペースがあります。
でもアクセスが面倒なので、滅多に使ったことはない。
そして
「ロープロだけ」
の収納が裏側。
体に密着する側なのでパスポート、航空チケット、携帯電話、あるいは
「バンコクで買ったDVD」
も、た~っくさん入ります。
これがと~っても便利。
柔らかい構造
ではカメラバックにレンズを詰めてみます。
果たしてニコンの70-200mmは入るのか?
ギリギリ入りました。
ちゃんと蓋も閉まります。
ギリギリですが。
さらにレンズを詰めました。
ちなみに真ん中には、タムロンの24-70mm F2,8 をつけたD780が入ります。
なんとレンズ4本入りました。
そして空いている隙間にはブロアーを収納できる。
それもこれもロープロ ノバ180AW IIの柔らかい構造のお陰。
全体的に柔らかいので、機材を押し込むことができます。
ロープロ ノバ180AW II 短所
次いでロープロ ノバ180AW IIの
「ちょっといただけない点」
も挙げておきます。
機材保護
高級なカメラバックでは硬いワイヤーなのでコア(核)部分を補強して、カメラを守る構造になっています。
このカメラバックにはこれがないので、自由自在に変形します。
これは長所でもありますが、外部からの圧力がカメラ機材にそのまま伝わります。
スーツケースなどにカメラと一緒に入れるのは駄目。
圧力で高価なカメラやレンズが壊れちゃいそう。
その分、底面、側面、全面は衝撃緩衝材が入っているので、ある程度の落下の衝撃は吸収してくれます。
コストカット
あちこちに
「改良」
という名前で施されたコストカットが見られます。
まずは留め具。
初期型は金属製。
改善された
「Ⅱ型」
では総プラスチック。
大丈夫なのかしらん?
それからマジックテープ。
「Ⅱ型」
ではマジックテープを各所で節約。
この
「中央部分の仕切り」
を見てください。
中央にだけマジックテープが張ってあります。
しかしこれではタムロンのレンズが入らない。
自由に内部を変更できるように、もっと大きめのマジックテープを張って欲しい。
現状では中央の仕切りを、外すしかカメラを入れる方法がない。
それにこのマジックテープ、ダイソーのマジックテープより性能が悪い。
ロープロ ノバ180AW II ベストセラーは買い?
そもそも
「100点満点のカメラバックは存在しない。」
という点と
を考えれば、それでも可。
もし、
「すぐに壊れた~!」
という場合は、こちらで報告します。
返品
実は当初、同じバックの170AWを買ったんです。
開封してびっくり。
マジックテープを節約して
「1cmほどの幅」
のマジックテープを上と下に張っただけ。
軽く手で
「ちょっと」
押しただけで外れます。
なんという粗悪品。
幸い、返品可能。
往復の送料2600円を納めました。
皆さんは同じ過ちを犯しませんように!