観光 雨にも負けず

紅葉の名所 香嵐渓をNikon D780で撮れ!

投稿日:2024年4月6日 更新日:

紅葉の名所 香嵐渓をNikon D780で撮れ!

観光資源に乏しい愛知県。

が、

「全くない。」

わけではない。

県外、いや国外からも観光客が大勢訪れる

「愛知県唯一の観光名所」

があります。

それが紅葉の名所 香嵐渓(こうらんけい)。

香嵐渓 何処にあるの?

香嵐渓は愛知県の東部の山の中にあります。

住所で言うなら豊田市足助町(あすけちょう)。

名古屋市から

「たったの49km」

ですが、過疎地の為、公共交通機関が乏しい。

私は地下鉄を乗り継いで

「浄水(じょうすい)駅」

までいきました。

ここで

「おいでんばす」

という超ロカールバスに乗り換え。

1時間以上かかって、やっと足助市役所前に到着します。

名古屋市内からはほぼ2時間かかります。

足助観光協会が詳しく解説していますので、そちらをご参照あれ。

紅葉の時期

紅葉は毎年、11月後半が見所です。

問題はここから。

足助町は過疎の町。

メインロードにも空き家が目立ちます。

その過疎の町が年に一度、世界中から観光客がおしかけます。

その数はMAXで20万人+/日。

過疎の町が年に1週間だけ、芋洗い状態になるんです。

普段は

「ただの空き地」

が、観光客用駐車場に早変わり。

どの家でも

「はっぴ」

を着て、朝の7時から車を

「おいでやす!」

と誘導してます。

普段は閑古鳥が鳴く足助町としてはできるだけ

「紅葉の時期」

を延長して、1日でも多く観光客を招致したい。

でも紅葉は桜と同じで

「見所」

はたったの数日。

そこで観光協会はすでに11月中旬から

香嵐渓 紅葉は今が見所

という表示を出します。

そこには11月14日が見頃とありますが、私が行った11月22日で

「やっと見頃」

でした。

幸い、名古屋に住んでいると地元のテレビ局が

「現地レポート」

を行い

「本当の見頃時期」

を伝えてくれます。

足助観光局ではなく、テレビ局の方を信じましょう。

紅葉鑑賞に適した時間

香嵐渓 影で真っ黒

私が着いたのは10時頃。

11月末、香嵐渓の午前中はこんな具合です。

全部日陰です。

唯一、対岸は日が差しているものの、こちらにはもみじが少ない。

対岸の紅葉

もみじが植えられている岸は、陰になってます。

仕方なく、先に足助観光に行ってきました。

足助 塩街道の宿場町をニコン D780で撮れ!

14時ころに帰ってくると、見事な紅葉。

午前中は足助観光。

香嵐渓は午後に行きましょう。

世界中から観光訳が押し寄せる香嵐渓

ドイツでは絶対に耳にしないのに、日本で日々耳にするのが、

「世界(中)が驚いた、、、。」

という誇張表現。

中国人はそもそも中国が世界の中心だと思っているので、

「世界が驚いた。」

と誇張する必要があると考えない。

そもそも

「中国」

という名前が、

「世界の真ん中」

という意味だし。

これはアメリカも同様。

未だにイギリスも同様。

何故かドイツも同じ。

何かある度に

「世界中が驚いた、、、」

という表現を使うのは、

「誰にも注目されていないんじゃ?」

と心配している島国民だけ。

当然、

「世界中から観光客が押し寄せる香嵐渓」

という表現も誤りです。

というのも、外国人観光客のほんどはタイ人です。

香嵐渓を訪れたタイ人観光客

知り合いのタイ人も、

「先週、家族で行った。」

と言ってました。

その本人でさえ

「なんでタイ人は香嵐渓があんなに好きなんだろう。」

というのだから間違いなし。

タイの次は台湾です。

ドイツ人は一人もいなかったので、

「世界中から観光客が訪れる。」

というキャッチフレーズは誤り。

もみじのトンネル

山肌を歩く登山道は

「もみじのトンネル」

という名前が付いています。

もみじのトンネル

ここを歩きながら、河原に向かって枝を伸ばしているもみじを鑑賞します。

綺麗ですね~。

午前中とは天と地の違い。

もみじ

しばらく歩くと先にある

「赤い橋」

が、香嵐渓の最初のクライマックスです。

もみじの間から見える赤い橋

待月橋

その赤い橋の名前は待月橋。

待月橋

言うまでもなく、芋洗い状態です。

橋の上の人混み

でもここから撮る景色が綺麗。

川辺の紅葉

真っ赤に染まったもみじの後ろに

「もみじのトンネル」

があります。

反対側はちょっと逆光だけど、こんな感じ。

川辺のもみじ

待月橋と一緒に撮ると綺麗。

待月橋ともみじ

多くの観光客はここで引き返します。

でもこの先も見所たくさん。

三州足助屋敷

もみじのトンネル

もみじのトンネルを先に進むと、三州足助屋敷にたどり着きます。

三州足助屋敷

一種のテーマパークのようなもの。

飲食店多し。

要入場料300円。

山の中なので経営が大変だと思うわ~。

皆さん、是非、散財してください。

香嵐渓 一ノ谷

三州足助屋敷からさらに先に進むと、香嵐渓一の谷にやってきます。

ここが紅葉の道の最終地点。

香嵐渓 一ノ谷

ここにも

「赤い橋」

があるんですが、こちらは吊り橋。

赤い吊り橋

揺れるのが楽しいよ~。

行きはよいよい、帰りは地獄

思った以上に楽しかったです。

問題は帰り。

バス停前はこんな具合。

バス停で待つ人混み

「座れるかな?」

なんて淡い希望は抱かないように。

「立ち席」

が精いっぱいです。

そしてバスは30分遅れてやってきます。

が、バス会社は悪くない。

紅葉を見た観光客の帰宅ラッシュで大渋滞。

歩き回って疲れ果ててたのに、バスで2時間かかって浄水駅到着。

皆まで言えば、

「バスが来ない!?」

とバス停の前で待った45分も加算したい。

浄水駅から自宅最寄り駅まで、電車でさらに1時間。

たかが49Kmの道のりに、3時間以上かかりました。

バスを待ってた時間、それに駅から我が家までの

「最後の行軍」

もカウントすると4時間。

死んだ~。

綺麗だったけど、逝くのは今回が最後かな、、。

グーグルに写真をアップしておきました。

興味のある方は

「香嵐渓」

でぐぐって、グーグル評価に挙がっている写真を御覧あれ!

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執筆者:

nishi

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