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AI Nikkor 135mm F2.8S D780で撮ってみた

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ニコンFマウントのオールドレンズを語る際、

「避けては通れない」

レンズが”AI Nikkor 135mm F2.8S”

「Fマウント最高峰のレンズのひとつ。」

と言われています。

なのに激安!

程度のいい中古品を手に入れたので、D780で撮った写真を紹介したいと思います。

AI Nikkor 135mm F2.8S とは?

まずは名前から始めましょう。

ニコンのホームページでは、

“AI Nikkor 135mm F2.8S”

と書かれています。

 

もっとも、

“Nikkor Ai-s 135mm F2.8”

あるいは

“Ai-s Nikkor 135mm F2.8”

という書き方が一般的です。

質問
なんで?

 

このレンズには旧型の

“Ai”

も存在してる為です。

混同を避けるため、”Ai” あるいは “Ais” と表記するんです。

特徴

このレンズはマニュアルレンズです。

質問
マニュアル?

 

まだオートフォーカスなんてなかった時代(80年代初頭)に製造されたレンズです。

手動でピントを合わせます。

フォーカスリングを回しながらファインダーをのぞくと(ニコンでは)左下に、

「ピントが合ってるよ!」

という●が出たら、シャッターを押します。

が、

「言うは易く行うは難し」

で、なかなかピントが合唱しない。

「合った!」

と思ったら、そよ風で花が揺れ、ピント外れなんてのは当たり前。

苦労する分、ピントが合っている写真を見ると

「達成感」

に満たされます。

マニュアルレンズという欠点にも関わず、このレンズが今日まで売買されているのは、滅茶苦茶シャープに撮れるからです。

ピントが合えば。

ニコンのホームページでは、

比較的暗い室内でのスポーツ、舞台撮影に好適なレンズ。」

とあります。

嘘です。

マニュアルレンズですからね。

動体にピントを合わせるのは難しい。

なのに暗い屋内で動体にピントを合わせるなんて、拳銃で100m先の的に当てるようなもの。

無理っす。

勿論、

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。」

事はありますがね。

この為、”AI Nikkor 135mm F2.8S”の主な活躍の場は

  • 風景撮影
  • ポートレート撮影

です。

とりわけポートレート撮影では秀逸。

加えて発色もよし。

短所は2つ。

メタル構造なので、435gとやや重い。

もうひとつのネックは、最短撮影距離の1.3m。

被写体との間に

「結構な距離」

を置かないと、ピントが合いません。

AI Nikkor 135mm F2.8S 落札

今回はマップカメラに在庫がなかったので、

“Yahoo オークション”

で挑戦しました。

ちなみに”AI Nikkor 135mm F2.8S”の程度のいい品を店で買うと、1万7000円前後。

すなわち!

消費税額を引いた1万5000円程度で、程度のいい品を落札できれば御の字です。

でも

“Yahoo オークション”

にはカビが生えているレンズを、

【美品】

として売ってる方がいるので、リスク有り。

見分け方は意外と簡単。

本当にいいレンズは、安くない。

安いのは傷物です。

程度の良さそうなレンズがあったので、1万5333円で入札。

幸い、入札に参加したのは二人だけ。

最初の入札者は1万4000円で去っていき、以後、誰も入札せず。

お陰で最高入札額まで行かず、1万4500円で落札。

割引クーポンを使用すると、1万3750円でした~。

検品

届きました。

早速、検品です。

幸い、本当に美品でした。

実は”Ai-s”レンズにも2種類あります。

「最終型」

は、レンズのコーテングが紫から緑に変わってます。

このレンズもちょっぴり緑がかってるので、最終型か?

レンズの製造番号が、

9xxxxxになると、最終型の筈。

すなわち!

このレンズは20年ほど前に製造されたもの。

それにしては綺麗。

「Yahoo オークションだから、何処かに落とし穴がある筈だ!」

とあちこち探しましたが、

小さなスレさえも、探すのが難しい。

蛍光灯にかざしてみると、埃の混入があります。

が、20年も前のレンズなので当たり前。

今回はラッキーなお買い物でした。

AI Nikkor 135mm F2.8S D780で撮ってみた

では早速、カメラに装着して試写に行ってきました。

以前、

「名古屋に観光場所がない。」

と愚痴りましたが、試写に適した

「久屋大通庭園フラリエ」

という公園があります。

 

真冬にも関わらず、

「寒さに負けない花」

を栽培、訪問者に無料で開放しています。

カメラを抱えた老若男女でにぎわってます。

私も仲間入りして撮ってきました。

ちなみにニコンの一眼をもっていたのは、私だけ~。

“AI Nikkor 135mm F2.8S”はすでにF4で

「キレキレマックス」

に達するので、この辺りから始めます。

ピントも合わせやすいしね。

絞り優先 ISO100 F4 1/800

手振れ補正がないので、シャッタースピードを挙げて撮るのがコツ。

幸い明るい(早い)レンズなので、IS100なのにシャッタースピードが1/800。

これで手振れ写真を撮ったら、

「カメラなんか捨ててしまえ!」

です。

自衛隊風に言えば。

これは(確か)夏にまだD750で撮った写真。

絞り優先 ISO100 F4 1/400

背景がとろけて、まるで宙に浮いてるよう!

お次。

絞り優先 ISO100 F4 1/500

F4でも背景がうまくボケてます。

F2.8に絞るとこう。

絞り優先 ISO100 F2.8 1/1600

なんとシャッタースピードが、1/1600まで上昇。

流石、F2.8レンズ。

確かにこちらの方がボケはいい。

が、被写体のシャープ差は、F4の方が上。

どちらを優先するか悩みますね。

もう少し絞ると、解像度はさらに増します。

絞り優先 ISO100 F5.6 1/640

シャープ!

という言葉しか出てこない。

発色も良し。

でも折角F2.8のレンズを買ったので、開放で撮った写真を幾つか紹介。

絞り優先 ISO100 F2.8 1/320

もう一丁!

絞り優先 ISO100 F2.8 1/2000

“AI Nikkor 135mm F2.8S”で撮ると背景が

「溶ける」

ので、被写体の後ろが開けているとさらに綺麗に写ります。

もし背景に光源がある場合は、F2.8で撮りましょう。

絞り優先 ISO400 F2.8 1/320

光源が綺麗な玉ボケになります。

夜になると玉ボケを楽しめます。

絞り優先 ISO6000 F2.8 1/100

中央部分はね!

これだけよく撮れると

「美人画を撮ってみたい!」

と思うのは、私だけじゃない(筈)!

こんなに綺麗に撮れるレンズが、たったの1万3750円。

Fマウント使っているなら、

“must own”

です。

Ai それともAi-s?

Ai それともAi-s?

「でも、AiとAi-s、どっちがいいの?」

と思われた方、それはあなたのお財布次第です。

写りはどちらも同じ。

質問
じゃ、なんでAi-sを買ったん?

 

Aiレンズは、フォーカスリングをぐるぐる回すんです。

3回の握り直しが必要。

これが超~面倒。

炎天下、あるいは指先が凍る真冬に撮影していると、

「もう辛抱たまらん!」

となり、Ai-sを購入することに。

Ai-sなら、フォーカスリングを半周回せば終わり。

使い勝手いいです。

ただAi-sはAiより少々、高い。

お小遣いがふんだんにあるなら、Ai-s。

バジェット派はAiを買いましょう。

お金がふんだんにある人は、

Nikkor Ai-s 135mm F2という選択肢もあります。

 

私も一時考えましたが、

「買っても重くて持ち出さない。」

と正気に戻ってF2.8にしました。

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執筆者:

nishi

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