投資 雨にも負けず

前門の虎 ウクライナ侵攻 後門の狼 FRB利上げ

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目前に迫ったロシアのウクライナ侵攻。

来月にはFRBによる利上げ。

言うなれば、前門の虎 ウクライナ侵攻 後門の狼 FRB利上げ。

これで株価が上がるわけがない!

しかし、危機は意外とチャンスを含んでるもの。

そのチャンスとは?

DAX 激しく乱高下!

前門のウクライナ侵攻 後門のFRB利上げ

すでに先週ここで、

「来週は下げるぞ!」

と書いたので、

下落は覚悟していました。

が、月曜日にオープン時に3.2%下げると、ひ~。

幸い、午後には少し回復。

おまけに翌日には、損失をほぼ回復。

dax チャート

期待していなかったドイツのショルツ首相のモスクワ訪問。

ここで

「軍の一部を撤退させる。」

とプーチンが(少し)妥協したのが原因です。

「ショルツ首相の最初の外交得点」

と、高く評価されました。

しかし、平和は長続きせず。

ロシアはクリミア半島に展開していた軍を、別の拠点に移動させただけ!

おまけにウクライナ国境に展開していた、

「10万人の軍隊」

を、

「15万人の軍隊」

に増強。

平和を目指した動きじゃない!

前門の虎 ウクライナ侵攻

朝、テレビのスイッチを入れると画面の上に

「ロシア軍ウクライナに侵攻!」

という緊急ニュースが流れているんじゃないかと冷や冷や。

皮肉なことに、

「いつものくだらない番組」

に一安心。

東欧出身の友人に、

「ロシア軍がウクライナに侵攻したら、今年の帰国は無理。」

と話すと、

「それはない。」

との回答。

「あれはロシア式の外交よ。」

って言うんです。

経済力がないので、経済制裁はできない。

そこで唯一のカードである、

「軍事力」

を外交に使っているんだと。

そう言えば、

「仲のいい嫌われ者」

の中国も自国民に避難勧告してないっ!

さらに!

もうじき、2月後半に突入。

いわゆる

「雪解け」

の時期が迫ってます。

これ以上待つと、軍事作戦に不利。

なのに何故、攻撃しない?

友人のセリフが当たっているかも?

後門の狼 FRB利上げ

FRBの会合は3月16日。

ここで利上げが決定されるのは、間違いなし。

問題は利上げ幅。

0.25%なら、

「0.5%でなくてよかった~。」

と、株式市場が大きく上昇する可能性大。

さらに来週には

「前門の虎」

の危険が薄れて、回復基調になるかも。

あくまでも希望的な観測ですが、

「希望は一番大切なもの。」

って、誰か言ってましたよね。

誰だったかな、、。

そんな不安定な市場で、注目を浴びた銘柄を紹介します。

メルセデス 前年比で利益が倍増!

メルセデス 前年比で利益が倍増!

先週の金曜日、会社名を

「ダイムラー」

から

「メルセデス」

に変えたメルセデスの業績発表がありました。

2021年は半導体不足で苦しめられた年。

とりわけ車業界は半導体を

「人一倍」

使うので、世界中で車の生産台数が減少。

この危機うまく乗り切ったのが、トヨタとテスラ。

メルセデスは

「奥の手」

を使いました。

貴重な半導体を、価格の高い車に集中的に使用したんです。

と聞けば、

「メルセデスは全部高いじゃないか。」

と思われるかもしれません。

メルセデスの言う、

「高い車」

とはSクラス、Gクラス、それにAMGです。

安い車、Aクラス、Cクラス、Eクラスの客には、

「納入は半年先でございます。」

とやって、本当に高い車を買ってくれる

「お金持ち」

を優遇。

結果、2021年度は半導体不足で苦しんだのに、前年比で利益が2倍!

大事なマージン率は14%に大幅改善!

トヨタのマージン率が10%で、あのテスラでさえ12%。

メルセデスは半導体不足のお陰で、

「世界一、マージン率の高い車メーカー」

になりました。

株価が上昇したのも無理ない。

そんなに儲かるなら、そもそもAクラスとか、要らないんじゃない?

Varta ボロボロ

Varta ボロボロ

ドイツの(充)電池メーカー、Varta。

参照 : Varta

 

単三電池や車のバッテリーもやってます。

でもメインは、補聴器やイヤープラグの高性能充電池。

アップル社への依存が仇になり、

「中国製の安い充電池に商売を取られたら、終わりだ!」

と、株価が下がる一方。

ロシアのウクライナ侵攻とは関係ないのに、(また)売られました。

そもそも潜水艦のバッテリーも作ってるんだから、

「軍需産業だから株価が上がる?」

と思いきや、

“Pustekuchen”(がっかりケーキ)

一時、7.5%も下げました。

く~。

泣く泣く追加オーダー。

これで3回目の追加オーダー。

最初は150株だったのに、気がつけば290株!

一体、どこにそんな金があった?

ヴァルタ メルセデスに高性能バッテリー納入か?

ヴァルタの株安の原因のひとつは、6分で充電できる高性能バッテリー

„V4Drive“

です。

参照 : V4Drive

 

2024年からの量産に向けて、

「試験製造ライン」

で車用の„V4Drive“充電池を製造中。

言い換えれば、

「この先、2年間も試験製造に金がかかって、1セントも入ってこない!」

わけです。

唯一の希望はできるだけ早く、一社でも多く、

「„V4Drive“を使いたい。」

という車メーカーを見つける事。

今週、

「ヴァルタがメルセデスにバッテリーを納入する。」

との噂で株価(一時)上昇。

もし本当だったら、ロケットのように上昇するよ、株価。

どう、買ってみる?

Deutz 社長が即刻解雇される!

Deutz 社長が即刻解雇される!

ケルンにある

「デイーゼル エンジンの会社」

がDeutzです。

参照 : Deutz

 

日本で言えば、クボタ?

 

10年前、3ユーロで買って、5ユーロで売りました。

以来、株価は上昇してません。

ま、下がってもないけど。

デイーゼルですからね。

将来性がない。

と思ったら、水素駆動エンジンを開発。

 

2024年から量産に入るそうです。

でも今回は別のテーマ。

社長が解雇されました。

それも即日、クビ。

「取締役員会、一致の決定」

だそうです。

女性役員の登用で揉めたそうです。

もっとはっきり言えば、

「女性は(これ以上)要らん!」

と社長。

日本の会社の社長みたいなことを言ってますね。

ドイツでこれをやると、社長でも即クビ!

株価は一時、9%以上下げました。

Delivery Hero 死んだと思ったのに、、

Delivery Hero 死んだと思ったのに、、

コロナ禍の寵児、Delivery Hero。

「株価の下落が止まらない!」

と、先週書いたばかり。

先週の金曜日、社長が、

「株主の皆様、申し訳ないっす。」

と謝罪。

こういう場面ではよく、

”Mir nach!”(俺に続け!)

といわんばかりに、社長が自費で自社株買いを行います。

信頼の証を見せるためです。

通常は、それでも株価が落ちるんですが、今回は例外!

社長が1400万ユーロで自社株を買うと、

株価が15%も上昇。

なんと 1400万 x 15% = 210万ユーロの儲け!

「俺も!」

と思ったあなたは、株に向いてない。

今、”Varta”株が売られているのは、成長株だから。

毎年、利益を出しているのに、株価の下落が止まらない!

Delivery Heroは

「いつ黒字を出せるかわからない。」

という赤字成長株。

まだまだ落ちるよ!

Commerzbank 黒字達成で株価9ユーロ突破!

Commerzbank 黒字達成で株価9ユーロ突破!

ドイツ第二の銀行、Copmmerzbank。

去年の年末、

「来年は延びるぞ!」

と予言した銘柄です。

今週、業績発表がありました。

去年は29億ユーロの大赤字。

2021年度は、

  • 会社の改造費。
  • ポーランドの子会社の融資未回収に備える費用

などを計上した上で、4300万ユーロの黒字。

「たったそれだけ?」

と思ったあなた!

半年前まで、

「2021年は赤字で終わる。」

と、銀行が予測していたほど。

黒字で終えることが凄い。

2022年度の目標は10億ユーロの利益。

さらに!

投資家をおびき寄せる為、

「2022年は配当金を出す。」

と宣言。

 

  • アナリストの予想を大きく上回る業績
  • 配当金の知らせ

で、株価は一時5%も上昇。

その後、

「ウクライナ危機」

で、9ユーロ割れ。

しかし!

金曜日は、ウクライナ危機にも関わらず9ユーロ台を回復。

去年はまだ6ユーロ台だったので、50%近い上昇率。

これで来週、

「ロシア軍、撤退を始める!」

なんてニュースが出たら、二桁行かない?

果報は寝て待て!

ルフトハンザ 前年比で予約が300%増!

ルフトハンザ 前年比で予約が300%増!

まだ毎日、18万人のコロナ新規感染者が出ているドイツ。

なのに次々とコロナ規制を緩和中。

理由。

日本の3倍の重症病床を持っているから。

「医療体制は確保できているから、これ以上の規制は百害あって一利なし。」

と規制緩和に舵取り。

2年間もコロナで旅行できなかった、旅行中毒のドイツ人。

今、

「早く予約しないと、売り切れになっちゃう!」

と、旅行代理店と航空会社に殺到中。

EU内の特定の旅行先、例えばマヨルカ行は、

「前年比で予約が300%増」

だそうです。

圧倒的な数の旅行者を

「捌く」

為、ルフトハンザはなんとマヨルカ路線に、

「ジャンボ」

を投入予定。

皆まで言えば、ルフトハンザは国に借金を返して、

「10万人解雇」

の真っただ中。

すでに3万5000人解雇済。

ところがあまりの予約増で、

「人手が足らない。」

と解雇をストップ!

ウクライナ侵攻前夜で株価が下げる中、上昇している珍しい株。

ウクライナ危機が済めば、ロケット上昇するよ!

2年我慢した甲斐があったね!

Tui 全ホテルをオープン!

その旅行中毒のドイツ人は、(基本)ケチ。

ドイツ人の💛をがっしり捉えた旅行は、

“all inkusive”(すべて込み込み)

です。

1週間の宿泊、食事、航空チケットまですべて込みこみで、なんと699ユーロから!

 

そのドイツ人向けのホテルを運営するのは?

そう、世界一デカイ旅行会社TUIです。

2019年以来初めて、

「マヨルカ島の全ホテルをオープンする。」

と発表。

おまけに、

「高いパッケージ製品がよく売れている。」

と、ほくほく顔。

夏まで待って、株売ります。

Allianz 過去最高益 & 配当金を大幅増額!

Allianz 配当金を大幅増額!

金曜日、欧州で一番デカイ保険会社Allianzの業績発表がありました。

2021年度は61億ユーロの最終利益。]

過去最高益です。

配当金を1.2ユーロ増額して、10,80ユーロ払うそうです。

今の株価で、かっきり5%の配当金。

おいしい!

なのに株価を下げました。

何故?

それはコロナ前、子会社が米国で

「危機でも確かな投資」

と謳って証券を販売。

そしてやってきたのがコロナ禍。

証券の価値が消滅して、大損した投資家。

アリアンツを

「損失を補填せよ!」

と訴えたんです。

アリアンツは

「対策金」

として37億ユーロを計上。

そう、この大失敗がなければ、98億ユーロの目もくらむような利益でした。

まだ投資先を探している方は、要検討。

金利値上げで儲かるのは、保険会社も一緒だよ!

ウクライナ軍 動員令発令!

ウクライナ軍 動員令発令!

ロシアがウクライナ国境に集めた軍は、遂に19万人まで増強。

クリミア半島では、ロシア軍がウクライナ海軍の基地を制圧したとの未確認情報も。

これを受けてウクライナは土曜日、動員令を発令。

ど~みても平和的な解決には見えません。

日曜日か月曜日の明け方に、ロシア軍が侵攻を開始する可能性大。

もしそうなれば、月曜日の株式市場は血に染まるぞ。

観たくない~!

-投資, 雨にも負けず

執筆者:

nishi

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