観光 趣味 雨にも負けず

日本で最長の宿場町 関宿をNikon D780で撮れ!

投稿日:2023年9月23日 更新日:

今回も先回の続き。

日本で最長の宿場町の関宿です。

でも名古屋人に、

「知ってる?」

と聞いても、

「知らない。」

という人ばかり。

あまつさえ、

「行ったことがある。」

という人は皆無。

そこで今回は

「関宿の魅力」

を紹介して、名古屋からの観光客を誘致したいと思います。

(一銭にもならないのに。)

関の山の語源なの?

まずは先回書き忘れた

「関の山」

の語源から始めましょう。

正式には

「関の山車」

が正しく

「これより立派な山車(だし)はない。」

という最上級の賛美だったんです。

それが時の経過と共に

「関の山」

と短かくなったんです。

さらに!

その意味も、

「頑張ってもこれが精一杯」

という意味に変わったんです。

語源にもなった

「関の立派な山車」

は7月の

「関祭り」

で公開されます。

住民居住地区

住民居住地区

先回書いた通り、

「関地蔵院から左」

は住民居住地区です。

お店はない。

まてよ、一軒さびれた店があったかも?

でも営業してませんでした。

もし関で

「昼飯を食いたい」

という方は、右に行ってください。

こちらは観光客ゼロ。

写真を撮るには絶好。

まずは庶民の家屋を見てみましょう。

大きな屋根が特徴です。

でも家の中、かなり暗そう。

たまに

「空き家」

と化した家屋もみかけす。

人がまだ住んでいる家屋は、綺麗に整備されてます。

中にはこんな立派なお屋敷も。

羽振りがよかった商人の家ですね。

中には現代風に改装した家屋も。

昔ながらの作りだと、

「家の中が真っ暗」

なので随所に光を取り入れる工夫がされています。

この屋敷は立派なのに、雨戸が閉まったまま。

誰も住んでないのかしらん?

それにしては庭の木がいかにも

「剪定」

を終えたばかりに見えます。

端っこまで歩いていくと

「西の追分」

と書かれた休憩所があります。

もっとも

「平日に誰も来ないだろう!」

との事で、閉まってました。

ここで端っこまで来たので、引き返します。

商店街地区

関地蔵院から右は、商店街地区です。

まず見えて来るのが

「関名物 志ら玉」

を売ってるお店。

月曜日なのに珍しく開店中。

言うと叱られるが、みかけは

「柏餅の柏なし」

です。

その先には東亜足袋店。

電話11番ですって!

素敵!

足袋屋の隣は空き家っぽい。

人が住んでたら、

「わざわざ」

出入りの邪魔になるように出入口に鉢植えは並べない。

ドアが半開きなので、家主が空気の入れ替えに来てる?

いやいや、だったら植木をよけている。

ご近所さんが開けたに違ない。

その隣には古風な看板を陳列している家。

商店街地区

かっての薬局ですね。

博物館でもやってるのかしらん。

あ、凄い豪邸が!

この門の長いこと!

こんな立派な家を建てれるのは、政治家か悪徳商人のどちらかじゃない?

真面目に仕事してるだけじゃ無理だよね~。

真面目に仕事と言えば、この写真中真ん中の建物。

昔の旅館です。

2階の欄干が素敵。

今は軒先で安物の陶器を販売しており、

「今、出かけてます。」

という色あせた手書きの紙切れが、、。

しぶい!

でも商売と言えば、この家屋。

かっての両替商の家。

「江戸でも名の知られた両替商」

だったとの事。

あまりにお金があったので、

「貧乏人と一緒にされたくない!」

と屋根を丸くしたそうです。

これが流行って、関にはこんな屋根の家が数軒あります。

尚、その後この立派な家は、娼館として大活躍したそうです。

2階からお姉ちゃんが、

「お兄さん、ちょっと寄っていきなさいよ!」

って呼んでる気がしませんか?

お次は

「志ら玉」

の競争相手、

「関の戸」

という店舗。

「甘いものには目がない!」

という方は覘いてください。

私は甘いものは嫌いなのでスルー。

そうそう。

ここにゲストハウスがありました!

しぶい家。

中庭が素晴らしいよ!

でも驚きはその値段。

一泊2500円?

これを信じて、

「2500円で泊めてください。」

と言うと、

「2500円の部屋は埋まってます。」

「今、空いているのは1万5000円の部屋です。」

とやるのはドイツでよくある商売方法。

このゲストハウスは不明。

勇気のある人はこちらから予約ください。

こちらはとっても風情のある郵便局。

ドイツも昔は、

“Reichspost”(帝国郵便局)

という名前で、それは立派な家屋だったんですよ~。

稀にまだ地方都市に行くと

「建造記念物」

として残ってます。

お次は

「関の展望台」

です。

階段を昇っていくと、二階が展望台になってます。

ここから関地蔵院を撮るのは、

「関観光の定番」

です。

関の山の語源になった関宿 現存する最長の宿場町

ちなみに反対方向はこう。

この辺には

「古民家カフェ」

「古民家レストラン」

が意外と多い。

入口にはこんな張り紙が。

あっちゃ~。

やったね!

そこら中に立派な建物があり目移りしちゃう!

なのにほぼ無人。

人が歩いていないよ!

角にある立派な家屋は、紅茶屋さん。

ここも

「元娼館」

っぽい。

2階からお姉さんが今にも出てきそう。

この日はお休みでした。

紅茶屋さんの話ですよ。

ちなみに関駅から横断歩道を渡って直進すると、ここに出てきます。

たった5分でね!

寺が多過ぎ!

寺が多過ぎ!

関宿はそこら中に寺があります!

名古屋並み。

わずか1.8Kmの区間に7~8つも。

そんなに要る?

もっとも寺の半数は御覧の通り、扉が閉まっている無人寺。

中には営業中の寺もあり。

昔はそんなに需要があったんですね。

まとめ

このまま行くと今回で終わりそうにない。

そこでこの辺で無理やり終結に持ってきます。

ここが関宿の

「東の追分」

です。

なにせ1,8Kmもあるので、写真を撮っていると4時間もかかりました。

最初はまだ青空も見えていたのに、2時間ほどで

「鈴鹿山脈特有の雲」

に空が覆われました。

それでも気温は36.4度。

熱中症警戒警報が出ており、滅茶苦茶しんどかったです。

ここで紹介できていない建物が多いのですが、それは自分で行った際のお楽しみ。

長かった

「酷暑」

もやっと終わりを告げているので、是非、足を運んでください。

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執筆者:

nishi

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