役に立たない無線LANカードSc-40NE「2」
名古屋の新居のインターネット契約をする際、
「無線LANカードはつけますか。」
と聞かれました。
「どのくらいの性能なのか、それを教えてもらわないと判断できない。」
と言うと、
「600~800Mbps出ます。」
との事。
「無線で600Mbpsも出るなんて凄い。付けて!」
とお願い。
本当に600~800Mbps出るのか、結果を報告したいと思います。
この記事の目次
役に立たない! ホームゲートウェイ 無線LANカード Sc-40NE「2」
無線LANカードSc-40NE「2」なんぞ使わなくても、自前のWifiルーターを持ってます。
ドイツで2012年に買ったもの。
でも当時はぴか一の性能。
2,5Ghと5Ghのダブルウエーブで、300Mbps対応。
これで十分満足してました。
が、
「600~800Mbps出ます。」
との宣伝文句を信じてしまいました。
なにはともあれ、引っ越しに間に合って開通。
めでたし、めでたし。
早速、2ヶ月ぶりにネットでドイツのラジオを聞きながら仕事。
新調したプリンターのソフトをダウンロード!
したんですが、これが2分もかかっちゃう!
遅い!
プロバイダーが言う、600~800Mbpsの速度じゃない!
wifi の伝達速度を図ってみると、
たったの104Mbps。
「シグナルの強さ」
も”Ausgezeichnet”(いう事なし)
の環境で、約束された速度の1/5のスピード。
これって詐欺じゃやないの?
無線LANカード Sc-40NE「2」なしでの速度
無線カード Sc-40NE「2」が役に立たない事を実証します。
無線カードを抜いて、今度は8年前に買った自前のルーターで接続すると、
ほぼフルスペックの270Mbps出ています。
パソコンやルーターの設置環境のせいじゃない。
ホームゲートウェイ 無線LANカードSc-40NE「2」 は役に立ちません。
今更ながら考えてみれば、アンテナもない小さなNTTのカード。
これで600~800Mbpsなんて到底無理!
完全な誇大広告。
そんな商法が未だに許されているのが、信じられな~い。
NTTに苦情
早速、NTTに苦情を入れました。
相手は大企業なので、苦情処理のプロが待ち受けてます。
「契約の際に約束されたスピードが出ない。」
と言うと、
「この設定を試してください。」
と設定の変更を迫られます。
でも、スピードは一向に改善しません。
そこでまた苦情電話して
「契約の際に約束されたスピードが出ない。」
と言うと、
「この設定を試してください。」
と設定の変更を迫られます。
これが永遠に続きます。
NTTは約束しているスピードが出ないことは百も承知の上。
そこで新しい機器を開発するのではなく、
「客が諦める苦情対策」
を開発。
何度も、何度も役に立たない設定の変更を要請してきます。
こうして客が疲れて諦める苦情対策を行っています。
と~っても腹が立ったので、この記事を書きました。
どうか同じ詐欺に遭いませんように!