生活 雨にも負けず

このままドイツにいくと超~マズイ!日本男児の行動とは?

投稿日:2021年4月26日 更新日:

このままドイツにいくと超~マズイ!日本男児の行動とは?

日本男性諸君!

我々が

「当たり前」

と思っている日本の常識、外国では非常識であるケースが多い事を肝に銘じて欲しい。

とりわけ、

「このままドイツにいくとマズイ。」

のが、日本(男子)の行動。

日本では

「当たり前」

かもしれませんが、これをドイツでやると顰蹙です。

痴漢の事ではありません。

マナーの事です。

最低限度のマナーも知らずに渡独して、彼女ができる望みはなし!

哀しいドイツ留学になります。

彼女を早く作ってドイツ生活をエンジョイしたい方、出発する前から行動を適応させておきましょう。

「いや、私は同性愛者だから。」

という人だって、最低限度のマナーは必要です。

「土足で他人の家に上がり込む」

ような行動をすれば、同性愛者のドイツ人だって気分を害します。

そこで今回はこのままドイツにいくと超~マズイ!日本男児の行動を紹介します。

基本マナー 握手

まずは社交辞令から。

ドイツではお辞儀ではなく、握手です。

「そんなの当たり前。」

と皆さん、思いますよね。

これまで名古屋で日本人と知りあいましたが、握手ができる人は皆無。

日本でも挨拶に結構な意味を図り、

「あいつは挨拶もできない。」

などと非難されます。

握手も同様です。

初対面のドイツ人、握手であたなの人柄を判別します。

アパートの下見に行って握手で、

「この人は信用できない。」

と判断されたら、たまらんです。

ですから基本マナーの握手くらい、しっかりマスターしておくべき。

日本人の握手の何処がダメなの?

日本人は握手を

「手と手を触れるだけ。」

と考えており、全然、握ってこないです。

これは男性も女性も同じ。

そんな握手をすると、

「嫌々やってる。」

「信用できない。」

と、一発でマイナス評価。

しかし握手という日本語が、手を握ることを指しています。

ドイツ人の手はでかい!

その手に負けないように、目一杯相手の手を握ってください。

そしてすぐに離さない!

簡単なスモールトークが終わるまで握っていれば、それだけであなたの好感度がアップ!(*1)

さらにいいのは、握手する手を差し出す際、勢い / “Schwung” をつけて手を出すこと。

すると相手の手をしっかり掴める上、相手にもやる気が伝わります。

間違っても、ここでお辞儀しちゃだめ!

お辞儀はものすごい違和感を与えます。(*2)

絶対に避けるべき。

そして握手している間は、相手の目をしっかり見る!

目をそらしたら、

「うしろめたいことを考えてる。」

と、評価が台無し。

まるで目の覚めるような美人と握手していると思って、(相手が男でも)相手の目をみながらしっかり握手。

相手が女性だったら、そんなにがっつり握る必要はないのは、言うに及ばず。

しかしこちらの誠実さが伝わる程度の、インパクトを入れて。

又、女性との握手は、時間も短くてOKです。

女性優先

タイの首都、バンコク。

市民の足のBTS。

市民の足のBTS

ドアが開くと、

「座席を確保!」

とタイ人が殺到。

下りる人がいるのに、まったくお構いなし。

これがタイ流。

てっきり

「タイだけ。」

と思っていたら、日本でもエレベーターのドアが開くと突進してくる日本男児。

何故、下りる人が出るまで待てない?

ましてや女性がいれば、

“nach Ihnen”

が男性の義務でしょ!

そして下りる際も、女性優先です。

同じことは、建物に入るとき、出るとき。

男性はドアを開けて、女性を先に通すもの。

なのにドアを開けて先に入ろうとして、ドイツ人女性と衝突!

これをやると、この女性とはもう永遠に縁が切れました。

ものすごく簡単なことなので、日本に居るうちから慣習にしておきましょう。

皆まで言えば、女性とエレベーターで一緒(二人だけ)になった場合。

ドイツ人女性でも、多少は心配します。

「ブッス~。」

として無口で乗り込むんじゃなく、

“Hallo”

くらいは言いましょう。

これはお辞儀と同じで、

「悪意はありませんよ。」

という意思表示です。

もし運よく美人と一緒になったら、

「ひどい天気だね。」

と、話かける。

相手も緊張していたので、これが一気に溶けて、

「真っ暗で気分が滅入るわ。」

などと、会話の糸口に。

すると次回会った際は、気軽に話ができます。

こうして親近感を持たせるのがコツ。

無口でだんまり込んでいるより、はるかに快適な時間が過ごせます。

デートの際のテーブルマナー

ドイツでデートするなら、

「最低限のテーブルマナー」

を覚えておかないと、もう二度と逢ってもらえない!

そのテーブルマナーは、

「ナイフとフォークを使う!」

なんてものじゃないっす。

箸でも全然、構わないっす。

ドイツ人はそういう小さな点には拘らない。

西欧人がこだわるテーブルマナーは、ます着席から。

西欧ではまず女性が先に席に着くもの。

それも壁側の安全な席。(*3)

なのにさっさと奥の席を確保した暁には、女性はカンカン!

デートは始まる前にジ エンド。

次、注文。

ウエイターが注文を取りに来たら、

「俺、コレね。」

なんてやった日には、女性はカンカン!

デートは始まる前にジ エンド。

まずはウエイターを呼ぶ前に、

「決まった?」

と聞いてから、呼ぶ。

そしてまずはお相手の注文から。

インビスでなければ、料理は先に女性に届くもの。

先に自分の料理が来たら、女性の料理が来るまで待つ!

あくまでもデートの主役は女性です。

次、お会計。

ドイツでは割り勘も全然OK。

奢るのも自由。

相手との関係、財政状況次第なので、儒教の国韓国のように

「男が払う。」

という暗黙のルールはなし。

中には

「奢られる」

のを嫌う女性も居るので、

「奢れば女性はみな、満足。」

と同一視しちゃ~ダメ。

弱者優先!ベビーカー

男性にはわからんですが、子供を連れての外出は大変なもの。

バス、電車で必ず出会うベビーカー。

言うまでもなく、ベビーカー& 母親優先です。

困るのは乗降の際。

段差があるので一人では、乗降できません。

日本じゃ、

「じゃ、ベビーカーなんて使うなよ。」

が当たり前。

欧州では男性が助けるのが、当たり前。

あまりに当たり前なので礼を言わない女性も居るのが、ちょっと玉に瑕。

どのくらい当たり前なのか、ひとつ例を。

日本に帰国する際、ソファーベットを日本人女性に無料進呈。

彼女のアパートまで運ぶ際、通りがかりのドイツ人男性が、

「どこに運ぶんだい?」

というなり、彼女の代わりにソファーベットを持つと、3階の部屋まで一緒に運んでくれました!

日本で同じ場面を作っても、

「どこに運ぶんだい?」

と、女性の代わりに運んでくれる日本人男性は一人も居ません

ドイツ人男性は女性が重い荷物を持っていると、自然に助けを申し出てきます。

日本じゃ、

「邪魔だ。」

と煙たがられるだけ。

日本は男尊女卑の強いもの社会。

ドイツは弱いものを助ける相互扶助社会。

男性はドイツに行くと、日本で享受していた特権を失います。

これが原因で、ドイツに溶け込めないのは男性が圧倒的に多いです。

言葉で何度言っても、これは体験するまで実感できないもの。

男性諸氏、カルチャーショックに備えあれ!

注釈 – このままドイツにいくと超~マズイ!日本男児の行動とは?

*1

女性がこれをやると男性は100%誤解するので、する必要なし。

*2

日本女性が口の前に手を置いて話す・笑うそぶりも、ドイツ人にかなり違和感を与えています。

*3

男性は「通路」に面した側に座ります。お財布を入れたままのジャケットを椅子に掛けると、「どうぞ盗んでください。」というサインです。食事後、お財布がなく、「御免、奢って。」ということになります。

-生活, 雨にも負けず

執筆者:

nishi

コメントを残す

アーカイブ