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ボリスベッカー 破産 & 3人目の奥さんにも逃げられる!

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ボリスベッカー 破産 & 3人目の奥さんにも逃げられる!

破産して3人目の奥さんにも逃げられた ボリス ベッカー

今回は笑えるテーマを紹介します。

スポーツ選手、それともプロで活躍するレベルの選手は(かなりのケースで)スポーツ馬鹿。

小学校から高校までスポーツしかやってないので、無理もない。

すでに現役で活躍してるウチからその片鱗を見せるスポーツ選手も居るが(*1)、メッキが剥がれるのは現役引退後。

その中でも、スキャンダルの多さ、質で群を抜いているのが、ボリス ベッカーだ。

下品な記事になるので、覚悟あれ。

ドイツテニス界のスター

そもそもボリス ベッカーって知ってますか。

最年少でウインブルドンで優勝したので、一気に有名になりました。

そのボリス ベッカーの

「同期」

は、ドイツテニス界の女帝、シュテフィー グラーフ。

4大テニス大会を制覇+オリンピックで金メダルと、大阪なおみも真っ青の大記録を打ち立てたテニス界の天才。

実はこの二人、同じテニス スクールの生徒だったんです。

もっとも天才のシュテフィー グラーフと違い、ボリス ベッカーは子供の頃は才能なし。

3歳下の女の子、シュテフィー グラーフにも負ける程度のテニス才能。

両親は、

「テニスなんかしてないで、学校でアビを取って大学に行ってくれ。」

と要請。

勉強が苦手なベッカー、

「絶対に学校に戻りたくないっ!」

と、初参加のウインブルドンで全力を出して優勝。

それも最年少で。

確か17歳。

勉強が苦手な人間が、20歳にもならないで有名人になると、ろくなことにはなりません。

種馬

テニス界に女帝として長く君臨したシュテフィー グラーフと違い、ボリス ベッカーの最盛期は2年間だけ。

テニスで落ち目になってから、あちこちで子供を製造する

「種馬」

として注目を浴びます。

お遊び相手との間に出来た(隠し)子が生き写し。

ここまで似ていると、DNAテストなど不要です。

否定も意味がない。(*2)

「あたなの隠し子でしょ?」

と聞かれると

「お口で〇ん〇ん吸われて、精子を盗まれた!」

と、真顔で主張するベッカー。

ドイツ国内では、

「ブロージョブで口に出した精子で子供が作れるか。」

と、マジな議論が起こったほど。

その後、ベッカーは、

「階段の上で起こった2分の情事」

と訂正。

最後は、

「物置部屋で起こった2分の情事。」

と修正。

“Ich bin drin.”

このスキャンダルで再び脚光を浴びたベッカー、コマーシャルに登場。

インターネットのプロバイダーの宣伝で、

“Ich bin drin.”(*3)

の一言が大ヒット。

以来、ボリス ベッカーはコマーシャルに欠かせないキャラになった。

メルセデスも長い間、その宣伝に採用した。

第二の人生 解説者

ボリス ベッカーの長所も書いておくべきだろう。

現役を引退後、ベッカーはテニスの試合の解説者として招かれることが多くなった。

大学教育を受けていないので、ボリスは難しい言葉、長い文章は使わない。

素人にもわかる簡潔な言葉でテニスを解説する

「才能」

があった。

聞いていても実に明快でわかりやすい。

ウインブルドンで2回優勝するのは、

「まぐれ」

ではないとよくわかった。

本来であればテニスの解説者、宣伝のキャラとして、悠々自適の第二の人生が待っている筈だった。

ボリスベッカー 破産

ボリス ベッカーの弱点は二つ。

一つ目はスキャンダルでわかる通り、(肌の黒い)女性に目がない事。

もうひとつの欠点は、お金の管理ができない浪費癖。

現役時代もヨットや高級車に浪費してました。

ろくに学校に通わず、17歳で大金持ちになったので無理もない。

現役引退後、収入が減るとイギリスの投資家に、

「毎月10%の利子を払う。」

という条件で金を借りてしまう。

1年で120%ですよ!

ちゃんと学校を出てたら、そんな契約書にサインなんかしない。

ボリス ベッカーは約束した返金ができず、サラ金に訴えられます。

中央アフリカ共和国大使パス

裁判所から派遣された

「強制執行人」

から残された(わずかな)財産を守るべく、ボリス ベッカーは奇抜な案を思いついた。

「僕は中央アフリカ共和国の大使だから、イギリスの法律は及ばないよ。」

と言い出した。

実は数年前、中央アフリカ共和国の大使館に泥棒が入り、書類を盗まれた。

ボリスは闇市で売られている盗難物の、

「中央アフリカ共和国大使パス」

を購入すると、

「僕は大使。」

と言い張ったのだ。

子供みたいな言い分だが、50歳を過ぎた親父の本気の言い分である。

その後、中央アフリカ共和国がボリス ベッカーの大使パスを無効宣言。

ボリスは結局

「自己破産申告」

をする憂き目に遭った。

それだけでは済まず、自己破産の規定を破った廉でも訴えられた。

3人目の奥さんにも逃げられる!

破産後、三度目の奥さんが遂に堪忍袋の緒を切らした。

ボリスに離婚を継げると、出て行った。

するとボリスは、

「ラッキー!」

とばかりに新しい彼女を調達、息子と三人で休暇に出かけた。

これだけ騒がれているのに、休暇先で写真撮影にも応じる「気さくさ」。

その写真をみた三番目の奥さんリリーは、

「汚い手を私の息子から下ろせ!」

と、新しい彼女に激怒した。

偽のテニスラケット

ボリス ベッカー、今度はチャリテイー番組で、

「ウインブルドンで勝ったテニスラケット」を売却。

売った金は慈善団体に寄付という筋書き。

ところが、そこはベッカー。

まず1万ユーロ(140万)で落札した人に渡したテニスラケットは偽物。

「話が違う。」

と訴えられて、本物を譲渡。

しかし未だに1万ユーロが募金されず。

かなり金目巡りが悪いらしい。

ボリスベッカー の今

ボリスは今、人生の敗者にふさわしく、カジノに入り浸り。

一発当てて、昔の生活を取り戻す夢を描いているのかもしれない。

哀れすぎるかってのスターの末路である。

注釈 – ボリスベッカー 破産 & 3人目の奥さんにも逃げられる!

*1

ドイツで超~有名なサッカー選手 ローター マテウス氏は、ベッカーに次ぐスポーツ馬鹿として有名。敗北後、「砂を頭の中に入れてはならない。」と語り、歴史に残った。

正しくは、”Man darf nicht den Kopf in den Sand stecken.”、「砂に頭を突っ込んではならない。」がドイツの有名な言い回しだった。

NHKの「ドイツ語講座」では、あたかもマテウス氏が正しい言い回しで有名になったとやっていたが、真っ赤な嘘。

*2

勿論、ベッカーは(当初は)「俺の子供じゃない!」と否定。長くは続きませんでしたが。

*3

すなわち、「ネットに繋がった。」という表向きの表現であるものの、「(男)性器が〇〇〇に入った。」という、という二つの意味を持つ台詞。

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執筆者:

nishi

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