観光 雨にも負けず

秘境 奈良井宿をNikon D780で撮れ!【Teil 2】

投稿日:2023年8月19日 更新日:

秘境 奈良井宿をNikon D780で撮れ!【Teil 2】

「観光客が大勢来る前に、奈良井宿の写真を撮りたい!」

と通勤時間に家を出たのに、木曽福島でロビンソン・クルーソー。

引き返そうにも、待っているのは地獄の特急しなの

まさに前門の虎、後門オオカミ。

こんな時は初志貫徹に限る?

いざ 奈良井宿へ!

木曽福島で待った~!

アミンの

「待つわ」

くらい待った!

待ち時間ほど無駄なものはないです。

朝飯を食べていないので、

「せめて腹ごしらえを!」

と思っても、コンビニもない。

じっと壁を見るだけ。

”Nirwana”(涅槃)

に達し、悟りを開きかけた11時4分、やっと奈良井宿行きの

「鈍行列車」

が来ました。

奈良井宿駅

20分ほどで、奈良井宿に到着!

帰りの電車の時間をメモしたら、いざ!

駅前に見取り図がありますが、

見る必要なし。

質問
なんで?

 

奈良井宿へは一本道。

約200mまっすぐいくだけ。

これで道に迷ったら、ギネスに載るよ。

例外は奈良井宿に行く前に、

「木曾の大橋を見ていきたい!」

というケースです。

木曾の大橋

木曾の大橋は奈良井川にかかる立派な木製の橋。

奈良井宿は

「奈良井川の向こう側」

にあるので、車で来るとここで車を停め、橋を渡って奈良井宿に向かいます。

電車で来ると、標識を頼りに300mほど歩いていきます。

あ、見えてきた!

まるで日本の伝統工芸のような見事な作り。

もっと近くで見てみましょう。

お~立派やな~。

と~っても歩きやすい作り。

上流はこんな眺め。

写真中、10時の方向に奈良井宿駅があります。

下流はこんな眺め。

木曾福島でのストレスが癒される~。

写真中、2時の方向、山の裾野に奈良井宿があります。

でも、

「自他ともに認める方向音痴のプロ」

の為、来た道を戻り、それから奈良井宿に向かいます。

秘境 奈良井宿をNikon D780で撮れ!【Teil2】

秘境 奈良井宿をNikon D780で撮れ!【Teil2】

着いた!

4時間かけて着いたよ!

岡山まで新幹線で往復できるよ!

あ~遠かった。

では早速、撮影開始!

これから向かう方向はちょうど

「逆行」

だったので、時々、歩いてきた道を振り返り撮影。

本当に

「ほぼ昔のままの姿」

が保存されています。

馬籠宿のような

「がっかり」

もなし。

おまけに

「2時間に一本の電車」

で来たのに、観光客は数えるほど。

無理ないでしょう。

このアアクセスの悪さでは!

あ、来る前に

“Youtube”

で見ていた越後屋発見!

個人的には

「ソフトクリームの下品な飾り」

が残念で仕方ない。

そしてお約束の郵便箱。

子供の頃、岡山の実家の近くにあった郵便受けはまさにコレ。

今もあるかな?

では、休んでいないでズンズン、歩いていきます。

この変が大体、真ん中あたり。

撮影に使っているのは

「ニコン Fマウントで一番シャープなレンズ」

と誉れの高い、”Voigtländer 58mm F1,4です。

実にシャープに撮れます。

エッジまでキレキレ。

当然、私が所有するレンズの中でも一番シャープ!

ポートレート以外にも、街撮りにも便利!

高かったけど買ってよかったレンズの一本です。

「竜の天井画」

で有名なお寺がありました。

が、

「本日休業」

でした。

お寺でにも休みがあるのね。

そこで観音菩薩を撮影して退却

今度は最近手に入れた

“Nikkor 70-200mm F4”

に変えて初の撮影!

どうだ!

むむむ?

“Voigtländer”と変わらない?

まさか。

もう一丁!

シャープ!

道理で人気があるわけだ。

逆光でも

細部まで(そこそこ)映ってる!

これまで

「70-200mmなんて使う?」

と思っていたんですが、使える!

それも街撮に!

これまでは

「街撮は広角レンズ!」

と思っていたんですが、70mmの画角は意外と便利!

あんまりよく撮れるので、Nikkor 85mm F1.8を売るか思案中。

これだけ撮れたら、85mmの単焦点要る?

まとめ

4時間近くかけて来たのに、撮影しても2時間少々で全部見終わりました。

昔の風情が残っていて、過度な宣伝もなく、

「一度は見ておきたい観光地」

です。

マイナスは

  • アクセスの悪さ
  • 観光の目玉に欠ける

という点。

これぞ奈良井宿!

という観光の目玉、別の言い方をすれば、

「映える場所」

に欠けるのに、4時間もかけていく価値があるかどうか。

でも

「秘境感」

は十分に味わえます。

-観光, 雨にも負けず

執筆者:

nishi

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