観光 雨にも負けず

ニコン D780 +幻の神レンズ 真骨頂を発揮?

投稿日:2022年12月24日 更新日:

ニコン D780 +幻の神レンズ 真骨頂を発揮?

今回は先回の続き、郡上八幡の第二部(Teil 2)です。

今週は気合を入れて、木曜日から書き始めました。

これで完結できる?

それは読んでのお楽しみ。

ニコン D780 +幻の神レンズ 真骨頂を発揮?

ニコン D780 +幻の神レンズ 真骨頂を発揮!

郡上八幡インターの

「熊出没注意」

の看板だけあるバス停から、徒歩20分。

偶然にも来る前から

「是非、撮ってみたい!」

と思っていた景色が目前に!

「並んでいる家屋が、ドイツみたいに綺麗だったらな~。」

という勝手な希望はありますが、それでも十分に綺麗!

よっく見るとこの10件ほどの家屋、

「集中豪雨の際の冠水場所」

に建てられてますね。

よく建設許可が下りたもんだ。

広島の豪雨+山崩れで流された家屋もそうですが、日本には建築許可が下りない危険な場所に、建設会社が家を建てる

「日本古来の伝統」

があります。

災害で誰か死ぬまで、誰もチェックしないんですよ、日本では、、。

吉田川沿いを歩く!

吉田川沿いを歩く!

今回はちゃんと調べました。

この川は吉田川。

左に100mほど行った先で、長良川に合流します。

この吉田川沿いの光景が、郡上八幡で一番綺麗な場所。

なのに私以外、誰も居ない!

「写真家の幸せな瞬間」

とはこの事。

少し先で川原におりてみました。

右岸にある場違いなビルが

「景観ぶち壊し」

ですが、それでも綺麗。

もう少し先まで歩くと、山頂にお城が見えてきました。

17-35mmの幻の神レンズでは、ちょっとしんどい。

そこでタムロンの45mmにレンズ交換して撮影。

これをNikkor 85mm F2 で撮ると、

こんな感じ。

さらにトキナーのマクロレンズ 100mm F2,8で撮ると

ここまで寄れます。

ではNikkor 135mm F2,8では?

実はこのレンズ、

「多分、使わない?」

と、自宅に置いて来ちゃいました。

買い集めたレンズを家に置いてくるなら、何で買った?

次回からは持参すます。

ここから有名な清水橋も拝めます。

どの写真も

「キレキレ」

で甲乙つけがたい。

そもそも

  1. 30年も前に作られたレンズが
  2. (一応)最新のカメラで使えて
  3. ここまで撮れる!

のがニコンの(唯一の)長所。

郡上八幡旧市街

郡上八幡旧市街

いよいよここから先が、郡上八幡の旧市街です。

電柱が邪魔だな~。

ドイツの友人に写真を送ると、

「なんで電線を地中に敷設せえへんの?」

と聞いてきます。

電柱配線だと、大雪で電線が断線して真冬に電気無し。

せめて観光地と豪雪地帯は、なんで地中に敷設せえへんの??

国葬に使うあれだけの金があれば、もうちょっとインフレを整備すればいいのに、、。

話を郡上八幡に戻します。

橋の上からお城が拝めます。

が、どう見ても寄りすぎ。

お城を入れた写真を撮りたい方は、吉田川の河川敷から撮ったほうがいいです。

では、まずは清水橋を見に行きましょう。

市街地に入ると、古風な趣の酒屋店。

写真を撮っていると、

「原住民」

が運転する車に

「ちっ、また観光客だ!」

と言わんばかりにクラクションを鳴らされました。

そう、ここは原住民の生活の場。

とりわけこの辺りは、交通量が多いです。

この先に、

清水橋があります。

キレキレじゃないですか?

発色もHDRみたい。

流石、幻の神レンズ。

有名な観光名所だけど、お昼前で観光客も少なかったよ!

何故か女子高生が多かったけど。

お土産屋街を歩く!

お土産屋街を歩く!

馬籠宿は

「かっての宿場町」

の面影はなく、単なる山間のお土産街。

いや、わかりますよ。

「こんな山奥に、他に収入源がないっぺ!」

というのは。

しかし、そこまでやる?

果たして郡上八幡は?

正直、全然期待していなかったんです。

でも、見てください、このお土産屋を!

モダンな建築なのに、郡上八幡の街並みに溶け込む努力が伝わってきます。

おまけに店の前に品を並べて、

「景観ぶち壊し!」

をやってない!

おしとやかな主張のみ!

この控えめさが、とってもステキ!

郡上八幡は景観を壊さないように、お土産を売る努力をしています。

それが見る側にもよっく伝わってきます。

加えて店舗が見事。

昔のまま残っているのか、再建れたものか、そこは不明。

でも、建築ファンには飽きる事がない!

勿論、イレギュラーもあります。

ここまで主張すると、ちとくどい。

すべての店舗がコレをやると、馬籠宿の二の舞です。

その一方で、こんなイレギュラーも。

これぞまざしく和洋折衷。

何の店だが知らないが、これはこれでお見事。

郡上八幡 観光立地の涙ぐましい努力

山奥にある郡上八幡。

産業なんてない。

観光地として生きていくにも、周囲には

  • 飛騨高山
  • 白川郷

という強力なライバルが!

そこで観光立地の涙ぐましい努力をしています。

そのひとつが、郡上踊り。

阿波踊りと何処が違う?

まあ、そこはいい。

観光で生きていくには、真似も必要。

もうひとつは小道の整備。

例えばこのいがわ小径。

ここに鯉を泳がしてます。

10人中、9人が

「でかっ!」

とうなるほどのでかい鯉。

見ていて楽しいです。

又、市街地には

「やなか水のこみち」

を作ってます。

何もない所に街の予算を使って、こんな小道を整備。

郡上八幡を観光立地するための、涙ぐましい努力が伝わってきます。

皆までいえば、見事なかっての市役所は、

観光案内所 & お土産屋になっていました。

「鯉が泳いでるのは、何処?」

と聞くと、とっても親切に教えてもらえました。

残念だった点

残念だった点

郡上八幡、全然、期待していなかったのに、大いに気に入りました。

が、残念な点も。

それは先週も書いたアクセスの悪さ。

町中に

「郡上八幡城下町プラザ」

があります。

が、バスがここまで来ない!

又、名古屋に帰る際も、

「名古屋行のバスはない!」

と言われました。

ひ~。

どうする?

着の身着のままで一泊?

と心配してたら、

「岐阜までで良ければ、バスが出てます。」

との事。

「それで十分!」

と、やってきたバスに飛び乗り岐阜駅まで。

その後、岐阜駅でJRに乗り換えて40分ほどで名古屋まで。

後からわかったことですが、ラブホテルで有名な一宮インターは工事で大渋滞中。

岐阜で電車に乗り換えた方がいいです。

来年、まだ日本に居ればまた逝ってみたいね!

-観光, 雨にも負けず

執筆者:

nishi

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