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AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S 新旧対決

投稿日:2022年10月22日 更新日:

AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S 新旧対決

今回紹介するレンズはAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S。

わかりやすく言えば、ニコンの55mm F2,8の早い(明るい)マクロレンズです。

「もうマニュアルレンズは買わない!」

と言っていたのに、わけあってこのレンズを購入。

一人で満足していないで、皆さんにもその性能を紹介したいと思います。

AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S

AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sは、数年前まで生産されていた

「長命レンズ」

です。

製造期間は40年近い。

質問
その心は?

 

中古品の球数が多く、安価に買えます。

ニコンのホームページによると、販売されていた当時の価格は6万3250円。

「風景・スナップなどの一般撮影にも便利なマイクロレンズ」

と書かれています。

 

企業の宣伝文句は統一教会の

「あなたの家族は呪われています。しかしこの壺を買えば、悪霊を追い払えます!」

と似たようなもの。

どこまで真実なのか、検証したいと思います。

でもその前に、、、

Yahoo オークション 原辰徳

Yahoo オークション 原辰徳

大方の中古レンズは、Yahoo オークションで買ってます。

通常は、ちょっと高めで誰も入札していないレンズを。

質問
なんで?

 

程度のいいレンズは、ちょっと高目の価格設定になっているからです。

お陰で

「ハズレ」

を引いたことが滅多にない。

が、稀にオークションに参加します。

が、競り落とせた試しがない。

オークション終了の1分前に入札すると、

「あなたが最高額入札者です。」

というメッセージが出るんです。

すると毎回、オークションが10分延長されます。

下手をすると、30分延長されたことも。

これが許せない!

Ebayでは、決めた時間に終了します。

が、Yahoo オークションは

「落札額が上がれば、もっと儲かる!」

と、勝手にオークション時間を10分~30分も延長。

これで競り落とせるわけがない!

今回も21時30分に終わるオークションが、21時40分まで延長。

10分前は8600円だったのに、1万2345円での落札になりました。

幸い、

「ここまでなら払ってもいい。」

という最高額で入札していたので、230円の差で落札できました。

が、原辰徳~。

第一印象

第一印象

届きました。

ボデイーに小さな

「擦り傷」

がある以外は美品。

このレンズ、接写すると

「如意棒」

のように伸びます。

埃チェック!

光源に向けると、ふたつの小さな埃がレンズに付着してる。

ガッカリ~。

でもオールドレンズなので、この程度なら許容範囲かな?

重量は290グラム。

と~っても軽量なので、カメラバックに入れていても負担になりません。

自衛隊で40Kgの

「背嚢」

を担がされて、80Kmも行軍させられた人間には、

“Federleicht”(羽のように軽い!)

です。

最短焦点距離は25cm。

55mmというマクロレンズとしては比較的短い

「望遠」

の分、25cmまで寄れるのが特徴です。

新旧対決

新旧対決

実は、60mmのマクロレンズを所有しています。

55mmの後続モデルが、この60MM F2,8マクロなんです。

AFが便利!

と購入したんですが、書類をマクロ時の最小F値のF3,2で撮影すると、シャープ差に欠けます。

写真を拡大しなくても、慣れた目には肉眼でわかります。

ホームページに書類をアップすることが多く、その目的で買ったんですが、がっかりでした。

早速、どちらのレンズがシャープに撮れるか、新旧対決です。

文書マクロ撮影

まずは55mmマクロレンズ、F2.8で撮影です。

文書マクロ撮影

ピントは太字に合わせました。

パソコンの画面で見ると、これ以上ないくらいシャープです。

続いて60mmマクロです。

F3,2で撮影。

本来なら、F2,8よりもシャープに映る筈。

が、ピントを合わせた太字がすでに

「にじんでいる」

ように見えます。

60mmマクロではF4,5まで絞っても、55mmのF2,8に勝てません。

シャープに映るのは、F8,0まで絞ってから。

というわけで、文書撮影はニコンのオールドレンズ55mm F2,8の勝ち!

風景撮影

続いてはニコンのホームページで、

「風景・スナップなどの一般撮影にも便利なマイクロレンズ」

と謳っている風景撮影です。

まずは55MMから。

一番シャープなF8,0で撮影。

ピントは、高層ビルの隣の二色ビルに合わせました。

マクロレンズなのに、そこそこシャープ。

お次は60mm。

こちらもF8.0で撮影です。

全く同じ?

ピントを合わせた箇所をアップしてみましょう。

まずは55MM

お、シャープ!

発色もよし。

お次は60mm。

引き分けじゃないですか?

ちなみにF2.8mmで撮影すると、55mm F2,8の方がシャープでした。

ここで言う

「シャープ」

とは、

「マクロレンズにしてはシャープ」

の部類です。

タムロンの45mmと比べたら、雲泥の差でタムロンの勝ち!

マクロ撮影で本領発揮

次は、マクロレンズの本領を発揮できるマクロ撮影です。

オールドレンズの特徴として、F2,8ではソフト。

シャープに映るのはF4からというのが、定番。

AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sは如何に?

最初は、ガード際に咲いてた花。

ISO100 F5,6で撮影。

「ここまで絞ると、そりゃ~シャープでしょう。」

という写真です。

発色もヨカ。

少し、絞ってみましょう。

ISO100 F4,0

構図が悪いけど、シャープ!

開放では?

ISO100 F2,8

イケル!

開放でキレキレ~。

もう一丁!

ISO100 F2.8

風で揺れていたので、ピントが花びらに移ってますが、それでも十分綺麗!

ちなみにF8まで絞ると、

ボケも綺麗!

弱点

と聞けば、レンズのように聞こえるかもしれません。

が、オールドレンズは逆光に極めて弱い。

AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sも例外ではありません。

弱点

すごいフレア~だわ。

まとめ

ニコンの宣伝文句、

「風景・スナップなどの一般撮影にも便利なマイクロレンズ」

は、本当でした。

が、本領を発揮できるのはマクロ撮影。

開放値のF2,8で、シャープな写真を撮れるオールドレンズはこれだけ。

おまけに発色もいい。

ニコンのFマウントユーザーなら、もっておきたいレンズです。

60mm のマクロレンズはメルカリに出店じゃ!

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執筆者:

nishi

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