今日はニコンの多目的レンズ、AI AF Nikkor 60mm f/2.8Dです。
「ニコンユーザーが持たなければならないレンズ10選」
にも数えられる名レンズです。
海外では評価が高く、結構、お高い。
なのに日本では評価されず、
「マジ!?」
と思うほど滅茶苦茶安いっ!
お安く手に入れたので、AI AF Nikkor 60mm f/2.8Dの写り具合を紹介します。
この記事の目次
ニコンの多目的レンズ AI AF Nikkor 60mm f/2.8D
表題では省略しましたが正式名称は
”AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D”
です。
“Micro”
という文字が入ります。
そう、俗に言う、マクロレンズです。
それは、
- マクロ
- ポートレート
- 風景
の撮影に使えるからです。
少なくてもそう言われています。
それは本当かどうか、検証したいと思います。
第一印象
意外。
オートフォーカスが早いよ!
てっきり
「遅いんだろうな。」
と覚悟していたので、嬉しいご誤解。
全部金属製なので、小ぶりながら440グラム。
手に、
「づっしり」
くる重みがある!
レンズフードがなかったので、1000円で別途購入。
もっともこのマクロレンズは、
「凹みレンズ」
です。
レンズの奥(お尻)にレンズが詰まっているタイプ。
レンズフードは不要でした。
ちゃんちゃん。
風景編
まずは風景を撮影して、
「本当にシャープなのか?」
検証したいと思います。
レンズが届いたのは夕方だったので、バルコニーから撮影。
ISO 250 F8 で撮影。
結構、シャープに見えるんだけど?
中心部を100%拡大。
橋の欄干までくっきり。
パソコンの画面で見ると、橋を歩いている人のマスクまではっきりくっきり!
「風景をシャープに撮れる。」
という噂は本当だったようです。
このマクロレンズをつけて、熱田神宮を散策。
ISO400 F6.3。
ピントは船の旗に合わせました。
キレキレですね~。
熱田駅前のシャッター街。
ISO320 F3,5。
今はもう営業していない
「神宮串カツ」
の文字やバス停の
「熱田区役所」
がくっきり。
なかなか写りがいいぞ。
マクロ撮影
お次はドイツ人の言う、
“Paradedisziplin”(一番得意な課題)
である
「マクロ撮影」
を見ていきましょう。
まずは定番から
ISO 400 F3,2
ボケ味もなかなかよろしい。
こちらも神社撮影の定番、
背景が綺麗にボケてますね~。
この
「ボケ具合」
は持っているレンズの中でも最高!
では接写は?
カシオの腕時計が20年振りに壊れたので、新調。
勿論、カシオ。
30枚くらい撮影して、手振れしてなかったのは、1枚だけ。
手振れ補正に慣れてて、ぶれない写真を撮るのが難しい。
AI AF Nikkor 60mm f/2.8D ニコンの多目的レンズは買い?
AI AF Nikkor 60mm f/2.8D ニコンの多目的レンズは買い?
勿論、買いでしょう。
これだけしっかり撮れるレンズなのに、送料込みで1万6000円でした。
新品価格は7万1000円だよ!
これまで買ったレンズで最安値。
だと思ったら、
「お高い買い物」
だったかも?
ネットオークションで探せば、5000円からあるよ!
もっとも、
「極上品」
と書いているのに、
「小さなカビがあります。」
というふざけた描写が。
あまり安いレンズは避けて、
「せめて1万円」
は出した方が確実。