観光 雨にも負けず

昔の街並みの宝庫 彦根 をニコンD780で撮れ!

投稿日:2024年3月2日 更新日:

昔の街並みの宝庫 彦根をニコンD780で撮れ!

今回は彦根に行ってきました。

滋賀県の。

私もニュースで知ったんですが、

「あのダイハツ」

の工場がある町です。

勿論、ダイハツ以外にも見所が目白押し!

昔の街並みの宝庫 彦根 をニコンD780で撮れ!

先週、新しく買ったレンズをテーマに記事を書きました。

タムロン 24-70mm F2.8 G2 今更ながら買ってみた!

「あれじゃ、写りの良さ(悪さが)判断できない!」

と、思われたことでしょう。

実は想定済み。

そこで今回は、タムロンの24-70 F2,8 G2で撮った写真を散りばめます。

彦根 とは

彦根は琵琶湖の東岸にある町。

交通の要所、米原の南。

去年紹介した近江八幡の北。

質問
観光する場所あるの?

 

あります。

それもたくさん!

主な場所だけあげても

  • 彦根城
  • 玄宮園
  • キャッスルロード(飲食・お土産屋通り)
  • 足軽屋敷
  • 銀座通り(シャッター街)
  • 花しょうぶ通り
  • 遊郭跡

と、観光名所が目白押し!

自衛隊時代よりも早起きして、撮影に行ってきました!

彦根城

近江八幡には

「城跡」

しか残っていませんが、彦根はお城が残っている。

それも国宝!

築城が

「関ヶ原の決戦の後」

だった為、焼け落ちることなく生き延びました。

もっとも明治政府の

「廃城令」

で、彦根城でも取り壊しが始まりました。

その取り壊し現場を訪れた明治天皇が、

「壊さんでもよか。」

と言ったので、取り壊し工事は中断。

天守閣が残ることにました。

では早速、見に行きましょう。

城壁とお堀

彦根城は彦根駅から徒歩10分です。

それも直進するだけ。

おまけにそこら中に標識が。

これで道に迷ったら天才です。

最初に見えてくるのはお堀。

近くで見ると

「雀の巣の跡」

が多過ぎて、

「ううう気持ち悪い。」

ので、さっさと先に。

あっら、立派な城壁。

この先に二番目のお堀があり、

橋の向こうにチケット売り場。

 

大人は800円。

この入場料には玄宮園の入園料も入った

「抱きこみ販売」

です。

天守閣

天守閣までの登り道はゆるやか。

しかもかなり歩きやすい。

観光用に作り直してますね。

他の城にない

「彦根城の特徴」

が、この天守閣に繋がる橋。

よっく考えてますね~。

質問
何を?

 

「いざ鎌倉!」

となったら、斧で支柱を叩き割るだけ。

橋は陥落して

「陸の孤島」

ができあがります。

これがその彦根城。

勿論、タムロンの24-70 F2.8 G2で撮影。

実によく撮れている。

撮った写真を拡大してみましょう。

素晴らしい!

ニコン D780+タムロン 24-70mm F2,8 G2でこれだけ撮れたら、ニコン Z6Ⅲなんか要らない!

どうせ同じセンサーだし。

残念だったのは天守閣からの眺め。

外に出れないんです!

窓に巡らされた金網から眺めるだけ。

これがかなり残念でした。

玄宮園

庭なんか見ても、わくわくしない!

と思ってましたが、今回はレンズのテストも目的。

入場料も払ったことだし、しっかり撮影させてもらいます。

所々で、

「チケット見せてね!」

と言われるので、捨てないでポケットに入れておきましょう。

楽々園もあるんですね。

全部見てたら足軽屋敷まで見に行けない!

そこで楽々園は今回は自粛。

玄宮園に絞ります。

そもそも玄宮園は、

「位の高い家臣が住んでいた場所」

だそうです。

楽々園にそれらしき屋敷が残ってます。

玄宮園は庭園と茶屋がメイン。

ここから小山の上の彦根城が拝めます。

茶屋では結婚式のカップルを呼び込むための、写真撮影が行われてました。

キャッスルロード(飲食・お土産街)

お堀の近くに観光客に人気の

「キャッスルロード」

があります。

これがものすごい盛況振り。

価格もデパート並み。

ソフトクリーム550円!!

建物は

「昔風」

で統一されてますが、観光客目当てに作った人工の町。

ちょうど

「原宿タイランド」

みたいなもん。

「観たい!」

とは思えず、足早に駆け抜けました。

というのもこの先に、足軽屋敷群があるんです!

足軽屋敷群

足軽屋敷群

キャッスルロードの突き当りに、こんな看板があります。

レンズの性能を試すため、F2.8で撮影。

背景をぼかすならF2,8でもいいけど、平面はF4まで絞らないとちと解像度が弱い?

この看板には、

「江戸末期には700を超える小さな武家屋敷がありました。」

とあります。

今、残っているのは両手で数えられるほど。(9つ)

さらに!

ポツン、ポツンと点在しているので、全部見るのは至難の業。

さらに!

その多くは、

ほぼ廃墟。

「快適に住みたい!」

とガスや電気をひいたものの、

「やっぱり駄目だわ。」

と住んでた人が逃げ出してます。

雑草が生え、ほぼ廃墟。

市政で、

「ちゃんと保存して残そう!」

とやっていたわけではなく、

「持ち主に任せます。」

と自首責任でやってますね。

お陰でほとんどが取り壊し。

ドイツでは市が古い家屋を

”Baudenkmal”(保存建造物)

に一方的に指定。

すると取り壊しはおろか、改装工事させ市の許可がないとできません。

今、足軽屋敷群に残っているのは、

「取り壊すお金もなかった足軽屋敷」

です。

ちょうど改装工事中の足軽屋敷もありました。

あまり工事が進んでいるようにも見えませんけどね。

でもキャッスルロードと違い、こちらは本物。

この朽ちかけた

「わびさび」

いい。

まさに、

「つわものどもが夢の跡」

で、人間の存在の限界、あっけなさを示してくれる。

2時間近く歩きましたが、観光客は私だけ。

秘境感を味わえます。

銀座通り(シャッター街)

足軽屋敷に隣接しているのが、

「彦根市のかっての生活の中心」

だった銀座通りです。

これが見事なシャッター街。

人間の営みの

「栄枯盛衰」

を反映していて面白い。

今、ど~んなに大きな存在でも、

「いずれは塵」

となる運命。

その縮図が見える!

花しょうぶ通り

銀座通りに続くのが、昔の家並みが延々と続く

「花しょうぶ通り」

です。

目印はこの滋賀銀行の建物。

滋賀銀行

まだ現役ですよ!

その先には故郷の岡山にあったような魚屋。

滅茶苦茶懐かしい。

ノスタルジーに浸る~。

ここから先、延々2Kmくらい瀟洒な家屋が続いてます。

なのに観光客はゼロ!

もったいない!

遊郭跡

花しょうぶ通りの

「裏側」

はかっての遊郭跡。

もっとも

「跡」

はあまり正しくない。

現役の遊郭もあるよ!

日本人は性に関することは、

「恥ずかしい」

とすぐに隠そうとするので、

「遊郭跡」

と言われても、何も残ってない。

が、ここ彦根では残ってる!

みてください、このかっての遊郭。

窓が空いて、

「お兄さん、遊んでいきなさいよ!」

なんて声が聞こえてきそう!

キャッスルロードなんぞより、こちらのほうが全然楽しい!

夕方になると化粧を終えたお姉さんが、路上に出てきて

「客引き」

をしてた姿が想像できる。

仏壇通り

私の地図の読み間違いでなければ、この橋の向こうには

「仏壇通り」

がある筈。

別名、七曲り通り。

が、流石に疲労困憊。

ここでUターンしました。

駅まで徒歩2km。

ひ~。

ものすごく歩くけど、彦根は見所沢山!

観光客がいない観光先をお探しの貴兄に!

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執筆者:

nishi

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