日本の街は殺風景。
日本に住んでいるとそれが当たり前で、気にならない。
お陰でドイツに行くと、
「なんて綺麗なの!」
と感激。
その感激を伝えたくて買った広角レンズ。
「綺麗に撮れた!」
と思っていたんですが、、。
この記事の目次
AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
ニコンで
「誰もが買う」
最初の広角レンズと言えば、Nikkor 18-35mm f3,5-4,5 です。
手振れ補正無し。
でもこの広角レンズで撮る写真の95%は、景色。
それも昼間の。
手振れ補正なくても使えます(*1)。
ほぼ毎回、F8で撮影。
なので、F3,5-4,5でも問題なし。
広角レンズの弱点は
- 四隅が暗くなる
- 画像のゆがみ
です。
なのにこの広角レンズ、角が(あまり)暗くならない!
素晴らしいっ!
さらに!
お手頃な値段(*2)なのに、結構、シャープな写り!
おまけに滅茶苦茶軽いっ!(*3)
ドイツの観光名所、90%このニコンの広角レンズで撮影しました。
ちょっとソフト?
帰国して会社のホームページを一から作り直し。
ひ~。
その際、ドイツで撮った写真を現像し直し。
一見すると、ちゃんと写ってる。
これを
「24-70 F2,8よりもシャープ!」
というニコンの隠れた秀逸レンズで撮ると、こう。
こちらのほうが、細部までくっきり。
Nikkor 18-35mm f3,5-4,5は背中から太陽が照っていれば、そこそこシャープに撮れます。
が、逆光になると被写体の端っこがパープル色に変色する
「フリンジ現象」
が多発。
又、上の写真のように斜め逆光で撮ると、解像度が落ちます。
しかし!
20MBの写真を大画面で鑑賞する分には、ほぼ問題なし!
ちゃんと細部まで写ってる!
問題はホームページに写真を乗せると、
「解像度ががっくり落ちる。」
事。
ホームページに挙げる写真の大きさは、200KB程度。
するとパソコン上では
「わずかな差」
だったものが、かなり誇張されます。
NIKKOR 16-35mm f/4G VR 広角レンズはこれ一択!
知ってました?
日本では中古レンズが滅茶苦茶安いっ!
そこで
「この機会に」
広角レンズを買い替えることに。
お目当ては、
AF-S Nikkor 16-35 F4 ED VRです。
新品なら17万6000円。
しかし!
中古なら5万円ほどで程度の言いレンズが手に入ります!
私は5万2000円で購入!
見てください!
傷ひとつなし。
ほぼ新品。
これが5万2000円だよ!
名古屋城を撮れ! NIKKOR 16-35mm f/4G VR
ちょうど桜の時期だったので、買ったばかりのレンズを抱え、
いざ、名古屋城!
3時間ほどほっつき歩いて、帰宅。
疲れた目をこすりながら写真を現像。
すると、
「おおおお!」
キレキレ!
桜の花びら一枚一枚まで見れるよ!
屋内(本丸)の撮影も、手振れ補正で可能。
タムロンの45mm F1.8だと、こんな感じ。
やはりタムロンのほうが気持ちシャープか?
では、この写真はどちらのレンズで撮った写真?
そう、ニコンの16-35mm F4 です。
こちらは自宅の近くの桜です。
よく撮れるね~。
ドイツの観光名所をこのレンズで撮れなかったことが、悔やまれる、、。
帰国したら全部撮り直しだ!
レンズの欠点
と書くと万能レンズのような印象を与えるかもしれません。
欠点もあります。
ひとつだけ。
それは四隅がと~っても暗くなる事。
F6まで絞っても、まだちと暗い。
写真を現像する際は、周辺偏光量を調整してやりましょう!
アドバイス
これからドイツ留学をされる方にアドバイス。
日本でいい中古レンズを買って、ドイツに持っていきましょう!
写真を撮る為じゃない!
ドイツのカメラの中古レンズの価格は日本のほぼ倍。
倍の価格で売れます。
すなわち!
高いレンズをほど、儲けがデカイ!
又、中古レンズは関税の対象外なので、申告する必要なし。
今の内に安いレンズを、買い捲り~。
注釈
*1 教会内部などの暗い屋内には使えません。
*2 中古で6万円。ドイツで買うと日本の倍。
*3 ほぼすべてプラスチック。