PC & Windows 雨にも負けず

ノートパソコン買い替えます! でもどれにする?

投稿日:2023年4月8日 更新日:

ノートパソコン買い替えます! でもどれにする?

今、仕事で使っているノートパソコンは4年選手。

「もう1年イケル?」

とケチらないで、買い替えます。

5月は配当金も出るしね!

が、大きな問題がひとつ。

一体、どれにする?

ノートパソコン調達計画書

皆さん、ノートパソコン購入にあたり、

「何を求めるのか?」

それをはっきりさせておきましょう。

まさか

「かわいいのがいい。」

「パソコンに見えないパソコンがいい。」

という人はいないでしょうが。

自衛隊では装備を買う際に、

「調達計画書」

を作成して、新装備に要求するスペックを明確化。

そこで私のノートパソコン調達計画書を作成。

  • 予算25万円まで(誤差10%までは可)
  • 重さは2Kgまで(誤差10%までは可)
  • CPUはRyen6以上 あるいはIntel i5 or i7
  • モニターは15インチ以上 & WQXGA & 光沢無し
  • RAMはDDR5 & 16MB以上 & アップグレード可
  • M-2 SSD は第四世代で1TB
  • 熱処理ができているモデル

これが新しいパソコンに求める機能。

どのモデルが合格する?

候補1 Lenovo Thinkpad T14 Gen3

4年前に購入したThinkpad T480。

「滅茶苦茶パワフルで、使い易かった~。」

というわけではない。

性能は我慢できるレベル。

と書くと語弊があるので、払ったお金に相応のレベル。

最大の不満は14インチのモニター。

画面が狭く、メールチェックさえも苦痛。

出張先での仕事はかなり疲れる。

その分、羽のように軽かったのはよかったけど、、。

加えて4年間壊れなかったので、

「次もレノボでしょ!」

と後続機種

“Lenovo Thinkpad T14 Gen3”

をチェック!

モニターが16:10になっているので、これなら仕事で使える?

最大の問題は熱処理。

WQXGAモニターを選ぶと、20万円超え。

高級モデルなのに、熱処理ができていない。

CPUが生み出す石油ファンヒーターのような熱は、貧相なヒートパイプ一本と一基のファンだけで排出。

「あっ!」

という内部に熱がこもり、CPUがパワーダウン。

「薄いのがいい!」

という消費者の要求に応え、ノートパソコンを

「無理やり」

薄くした結果です。

卑近な例を挙げれば、夏、日本の狭いトイレで気張るようなもの。

いいCPUを選んでも、力が発揮できない致命的な構造。

残念ながら今回は、Thinkpadは見送り。

候補2 Thinkpad Z16

レノボが2022年に始めて販売開始した新しい

「フラッグシップモデル」

がThinkpad Z16。

アルミボデイー。

明きからにアプル製品に対抗してる。

値段もアプル並み。

が、アプルのような完成度にはほど遠し。

アプルを意識して全部、アルミで覆ってしまい排気できない摩訶不思議な構造。

購入者からは、

「すぐパワーダウンして使えない。」

と酷評。

加えてレノボは定評のあったキーを変更。

打ち込み深度を浅くた結果、

「一番使いやすいキーボード」

が、

「なんじゃコレ?」

に転落。

30万円を超えるモデルなのに、HDMIポートを節約。

電源スイッチも安物で耐久性なし。

あまりにひどいので、売れない。

在庫の山に悩むレノボは、価格を大きく下げました。

アルミボデイーの

「綺麗なパソコンが欲しい。」

という人には、コレ。

候補3 Lenovo Legion 5 Pro

日本人が大好きな言葉がコスパ。

安い物には必ず理由があるので、私は安い物は信用しません。

その私でさえ、

「コスパが一番いいノートパソコン」

と認めざるを得ないのがコレ、”Lenovo Legion 5i & Pro” です。

日本では何故か、Lenovo Legion 570i & 570 Proという表記。

世界では共通して”Lenovo Legion 5i & Pro”なのに、日本だけ名前が違う。

なんで?

ガラパゴス現象ですな。

皆までいえば、日本人は何故か”Legion”を

「レギオン」

とドイツ語読み。

正確には、

「リージョン」

です。

英語ですから。

名前はともかく、上に挙げたノートパソコン調達計画書に挙げた性能をほぼクリア。

レノボのパソコンで唯一、

「熱処理ができているパソコン」

です。

ハイスペックのCPUと外付けGPUを積んでいるのに、熱によるパワーダウンが(ほとんど)ない!

素晴らしい!

唯一クリアできていないのが、重量。

なんと2,5Kg。

充電用の馬鹿でかいアダプターを加えると、3.3Kg。

ふう~。

候補4 Lenovo Legion Slim 7i

“Lenovo Legion 5i & Pro”の

「欠点」

をクリアしたのがこれ、”Lenovo Legion Slim 7i”です。

日本では何故か、

“Lenovo Legion Slim 770i”

という表記。

世界では共通して”Lenovo Legion Slim7i”なのに、日本だけ名前が違う。

なんで?

ガラパゴス現象ですな。

皆までいえば、日本人は何故か”Legion”を

「レギオン」

とドイツ語読み。

正確には、

「リージョン」

です。

重量は2.25kg。

出張に持って行ける限界重量。

が、充電アダプターを入れると、3Kg超え。

幸い、USB PD充電ができるので、別途、100Wのアダプターを買えば良し。

候補5 Lenovo Yoga Slim 770i ProX

「コンパクトで性能のいいパソコンはないの?」

とお嘆きの貴兄。

ないです。

昔はCPUのコアがひとつだけ。

1GHのCPUが出た際は、

「おおお~!」

と感激。

その当時ならCPUの発熱もしれており、コンパクトなパソコンも作れました。

今、CPUは14コアの時代。

薄く作ると、熱でCPUがすぐにパワーダウンします。

例外はなし。

ないんですが、

「薄いパソコンなのに、それほどパワーダウンしない。」

という機種があります。

それがLenovo Yoga Slim 770i ProXです。

もっとも世界共通の名前は”Yoga Slim 7i Pro X”

Lenovo Yoga Slim 770i ProXは日本にしかないモデル。

レノボによると、

「薄型なのに高性能」

という矛盾を実現するために

”X-cooling system”(エックス排気システム)

を開発。

これを最初に(?)搭載したモデルです。

レノボは、

“X-Power”

と呼んでますが、間違いです。

パワーではなく、排気システム。

「熱の心配は全くしないでいいの?」

といえば、そうではない。

やはり負荷の高い作業ではパワーダウンもある。

が、それが

「使っていても気が付かないレベル」

に抑えているとか。

これが宣伝でなければ、レノボは本当の意味での

「ウルトラブック」

の開発に成功。

おまけにモニターは14,5インチで3K解像度。

さらに!

色の正確さを示す

“Delta E”は1以下という素晴らしいモニターを搭載。

さらに!

総重量、1.45キロ。

SDカードリーダーがないのは原辰徳だが、これだけ軽いなら、アダプターも携行できちゃう!

候補6 Asus G14

レノボのT14が

「ボツ」

になって最有力候補だったのが、Asus G14。

台湾メーカーです。

ゲーミングパソコン市場ではNo.1。

14インチモデルのパソコンの中では、最もパワーのあるモデルです。

熱処理も完璧。

モニターもWQXGAで、DCI-P3:100%という素晴らしい色彩。

重量1.7キロ。

買う寸前まで行きました。

が、高負荷がかかると、

「騒音が凄い。」

と言うので心配に。

加えて天板にあるLEDで絵や文字を表示できる仕組みが気に入らない。

要らない。

そもそも天板で何が表示されているか、自分には見えないでしょ!

そんな無用の長物を入れるなら、SDカードリーダーつけてよ!

でも一番不安なのは、やはり台湾製のパソコンの信頼性。

そこで一度、Asusに電話して

「保証期間の延長」

について相談しようとしたんです。

が、中国人スタッフの日本語が理解できなかった、、。

実際にトラブルがあった際、間違いなく

「大ストレス」

になります。

Asusのパソコン、

「コスパ」

で見れば、レノボと同じくいいパソコンです。

が、実用面で心配になり購入を断念。

せめて英語が通じればいいんだがなあ。

あの日本語じゃ、買う気がしないあるよ。

候補7 アプル M2 MacBook pro

「あたらしいノートパソコンを探している。」

と言った途端

「アプルがいいよ。」

とささやくアプル信者。

恐ろしや!

が、調達計画書に叶うアプルのノートパソコンは40万円超え。

信者の皆さん、アプルは対象外です。

仮に25万円で買えても、使い方がわからない。

加えて上にあげたレノボのパソコンより、性能がいいわけじゃない。

だったらアプルの半額で買えるレノボじゃない?

日本人はコスパ、好きでしょ!

購入モデル決定

上に挙げているパソコンは、ごく一部。

日本製のパソコンも含め3か月、ありとあらゆるパソコンを比較・検討した結果、私が買ったのは、、

-PC & Windows, 雨にも負けず

執筆者:

nishi

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