注文していた新しいメインノートパソコン Lenovo LegionSlim770i(日本だけの機種)が届きました。
仕事でつかえるように、1週間かけてセットアップ。
今日から使い始め~。
早速、
「慣らし」
を兼ねて、LegionSlim770i 初期レビューを書きます。
この記事の目次
Lenovo LegionSlim770i に決定!
そもそも、3ヶ月かけてあらゆるノートパソコンを見た結果、
Lenovo Yoga Slim 770i ProXに決定したんです。
- 軽量
- 14.5インチのモニタ3Kモニター
- 廃熱処理
の長所が、他の短所をカバー。
「注文じゃ!」
とレノボのホームページにアクセス。
すると納入期間に、
「3か月以上」
と書いてある。
マジ?
「間違いに決まってる!」
と思ったんですが、電話して確認。
すると冗談じゃなかった!
「お金は先に払うケけど、届くのは3か月先!」
なんてヤダ!
そこで急遽、
「第二候補」
だった Lenovo LegionSlim770i(日本だけの機種)に決定。
もっともここにも、
「納入まで1か月以上」
とある、、。
納入期間の問題
そもそも
「納入期間が1か月以上」
ということは、1ヶ月待った後
「あと半年かかるわ。ごめんね。」
ということもアリ。
そこで再度、レノボに電話。
「もし半年かかったら?」
と聞くと、
「その場合はキャンセルできますよ。」
と、レノボの日本人スタッフの回答。
私の知る限りレノボは唯一、日本人スタッフを置いている海外のパソコンメーカー。
某台湾メーカーの
「何を言っているのかわからないっ!」
と違い、話が早い。
安心できたので、3月末に注文。
4月の2週目に、
「発送しました。」
とメールが。
配送予定を確認すると
「月曜日到着予定」
になってたので仕事をしていると金曜日に
「ピンポ~ン!」
と訪問者。
大急ぎでインターフォンまで。
その際、ヘッドセットのコードが足に絡まり、あやうく転びそうに。
そしてヘッドセットは嫌な音を立てて床に落下。
ひ~。
インターフォンには重そうに箱を抱えた黒猫の配達員。
何も買ってないけど?
あ、パソコンだ!
早いっ!
1か月以上とあったけど、かっきり3週間で届きました!
検品
もっとも仕事で忙しくて、日曜日まで放ったらかし。
やっと日曜日の午後に開封。
稀に不具合があるので開封・起動して確かめないとね!
日本で品を注文して毎回、感心するのはこれ。
角が凹んでいない!
ドイツなら配達員が投げる、落とすなど当たり前。
箱、とりわけ角は凹んでます。
こんな
「傷のない段ボール」
は、世界広しといえど、日本だけ。
言い換えれば、安い給料でも真面目に働くのは日本人だけ。
外観
購入したLenovo LegionSlim770iは名前に、
「スリム」
が付いている通り、スリムです。
正面に
「でっぱり」
があるので、指一本で開帳できます。
御覧の通り、デザインは破局。
「ゲームパソコン!」
と謡ってるのに、何故か無理やりテンキーを挿入。
おかげでタッチパッドが左寄り。
何度見ても違和感を覚えます。
見るだけじゃない。
操作していても、右端ばかり触っちゃう。
アプルならこんなデザインはしないね。
Lenovo LegionSlim770i 使いにくいキー
加えてキーも破局。
頻繁に使うバックキーが、小さ過ぎる!
おまけに横のキーとくっついてる。
毎回、横のキーを打つので超~ストレス。
さらに!
ドイツ語のキーボードで欠かせない
「スペースキーの横のAltキー」
がないっ!
コレよ!
これがないと
@
や
€
が打てない!
日頃、ドイツ語でメールを書く人間には致命的。
せめて英語のキーボードが選べたらな~。
熱処理
そもそもLenovo LegionSlim770iに決めたのは、その優れた熱処理。
パソコンの裏から冷たい空気を吸い込むと、
横と後ろにある排気口から熱気を排出。
パソコン内部で発生する熱をヒートシンクで吸い取ると、二つの高性能ベンチレーションで排出されます。
これが実にうまく出来てる。
他のメーカーは、
「どうせ見えないから。」
とここで節約。
安物のベンチレーションを使い、ヒートパイプも一本だけに節約。
結果、
「すぐに熱くなって、うるさい。」
という問題に。
Lenovo LegionSlim770iはこの
「見えない箇所」
を節約せず、ちゃんと熱処理。
お陰で12世代のIntel i7 12700H + RTX 3600という
「ゲーマー向きの高性能スペック(大量の熱を発す)」
にも拘わらず、静か。
2cmほどの薄いボデイーなのに、パソコンのセットアップ中、ベンチレーションはほぼ作動せず。
唯一、回復ドライブの作成で動いたくらい。
ここは褒めてあげたい。
Lenovo LegionSlim770i 豊富な接続ポート
加えて、接続ポートが豊富なのはうれしい。
右側にUSBポートがひとつあったら、さらに良かったが、、。
その代わり、超高速のサッダーポルト4ポートが左側面にある。
試しに写真を読み込むと、
「次元」
の違う速さでした~。
Lenovo LegionSlim770i 起動
では早速、起動です。
Lenovo LegionSlim770iはこの
「電源ボタン」
が指紋センサーにもなってます。
感度も良。
が、なんでこんな場所に設置した?
指の爪が邪魔で、指紋センサーがうまく押せない!
センサーに当たるのは指先だけ。
う~ん、なんでこの場所に置いた?
もっとも台湾メーカーはタッチパッドに指紋センサーを入れている。
アレよりはいいが。
「遅くはないが、早くもない。」
という所。
スタートアップのプログラムを可能な限り落としててても、20秒近くかかります。
ウインドウズ11 初期設定のトリック
もうひとつ腹がたったのが、ウインドウズ11。
ウインドウズにアカウントを作らないと、初期設定できない!
これはEUで罰金を科されるでしょう。
「ウインドウズのアカウントを作りたくない!」
あるいは、
「ウインドウズのアカウントは持ってるけど、同期したくない!」
という方にアドバイス。
初期設定画面であなたのメールアドレスに
“no@thanks.com”
と入れて、パスワードは適当に
“1”
とか、ウクライナ戦士の名言
“Go_Fuck_Yourself”
と入れてください。
するとウインドウズ11は
「うまく設定できませんでした。」
と文句を言いますが、初期設定はそのままできます。
お陰で邪魔で面倒な
「OneDirveへの強制同期」
を避けることができます。
バッテリー
まずは省エネ設定にしましょう。
FnキーとQキーを押して、60HZに設定。
RGBは、
FnキーとQキーを押して、節約モードの6に設定。
明るさも4まで落とす。
パソコン自体も
「バランスモード」
に設定。
すると仕事での使用なら、8時間持ちます。
外部モニターに接続して使用すると、インテルのCPUに乗っているグラフィックが使用不能に。
高性能のグラフィックカードRTX 3600 が動き出するので、負担の低い作業でも4時間ほどで
「バッテリーの残りが10%です。電源に繋いで。」
とメッセージ。
写真の現像をしているとさらに短くなる。
しかし!
全部で
「ほぼ900グラム」
もある230W充電アダプターが半端ない!
30分で80%まで充電できます。
100%充電するとバッテリーが劣化するので、
“Lenovo Vantage”
で
「バッテリー節約モード」
を
“on”
にしておきましょう。
すると80%までしか充電しない設定になり、充電池が長生きします。
Lenovo LegionSlim770i 良かった所 & 良くなった所
まだ仕事で4時間しか使っていない。
という状況下で、Lenovo LegionSlim770iのよかった所 残念だった所を紹介します。
まずはよかった所
- 噂通りの高い熱処理能力
- 私の用途には十分すぎる性能
- 我慢できる重さ(2.3kg)
- 全部アルミで作っており高い剛性
- 16インチモニターは仕事し易い!
- これまでのノートパソコンでは一番いいスピーカーの音
続いて残念だった所は、
- ウエブカメラでログインできない。
- 外部モニターに繋ぐと内蔵グラフィックカードが使えない⇒電気消費がアップ!
- 指紋収集オバケ
- SDカードスロットが遅い、UHS-1のみ
- 配置の悪いキーボード
です。
顔認証ができない
パソコンの上にウエブカメラを備えているのに、わざわざ
「顔認証に使えないカメラ」
を入れているのが理解できないっ!
わずか数百円
「余分に」
払えば、IRカメラを搭載できたのに!
そこまで節約するか?
指紋収集鬼
これまで指紋はあまり気にしなかったのですが、1日で
この有様。
Lenovo LegionSlim770iの表面は指紋収集鬼です。
SDカードリーダー
それからSDカードリーダーが付いているのはいいんだが、そもそも遅い。
そしてUHS-1のみ対応。
今、カメラの主流であるUHS-Ⅱは非対応。
結局、アダプターが居る。
千円出せばUHS-Ⅱ対応モデルにアップデートできるのに、ここで節約する?
まとめ
という欠点はあるものの、
「完璧なパートナーは、テレビドラマにしか居ない!」
という
「大人の常識」
を考慮すれば、Lenovo LegionSlim770iは及第点。
ちなみにあと数か月我慢すれば、Lenovo LegionSlim770iの
「2023年モデル」
が出ます。
これに搭載されているインテルの13世代のCPU、滅茶苦茶早いっ!
が、高いっ!
そんな高性能は要らないので、2022年モデルで十分。
注意!
2021年モデルには
「欠陥」
があるので、2022年モデルが一番!
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