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ライプチッヒ 左翼 & 無政府主義者の首都

投稿日:2020年9月9日 更新日:

ライプチッヒ 左翼 & 無政府主義者の首都
こんな飾りの家は、「ステキ!」ではなく、左翼主義者が住んでる証です

「デューイスブルクに留学したい。」

という問い合わせをいただくことがあります。デューイスブルクと言えば、ドイツ一のゲットーとして有名なマークスロー / Marxlohのある町。

参照 : NTV

ドイツ人はおろか、トルコ人まで逃げ出して、残っているのはジプシーと引っ越す財力のない生活保護者だけ。

とは言ってもデューイスブルクには高級住宅地区もあるし、全域が危険なわけじゃない。でも街中は暗い。

失業率が高く、市民の購買力がないので、街自体が衰退している。市民に金がないと町も税制赤字で、次々に公共施設(プール、図書館)を閉鎖している。

ドイツにはもっと綺麗で安全な町がごまんとあるのに、なんでデューイスブルクに?

日本に住んでいると、ドイツ人なら誰でも知っている基本的な事柄「危険なエリア」も伝わっていない様子。

そこでここではドイツの都市の実情をお伝えします。

東ドイツは右翼の宝庫

大学の先生などから、

「音楽留学なら東ドイツに。」

と勧められるケースが多いです。当社に、

「音楽するなら東ドイツに行けと言われました。」

と、留学相談を受けます。その大学の先生は、本当に東ドイツの実情を理解しているのだろうか。

東ドイツでは、ちょくちょく外国人狩りが起きる。

参照 : der Tagesspiegel

外国人と言うだけで追われて、暴行を受けるのだ。右翼の勢力が強くて、警察も手が出せない地区がある。そんな危険な地域があり、それがどこかも知らずに、

「音楽するなら東ドイツに行け。」

という助言はあまりに無責任ではなかろうか。大学の先生もそんな事は知らないで勧めているのかもしれないが、学生に勧めるなら、現地の状況を調べるくらいのことはすべきではないのか?

左翼 & 無政府主義者の首都 ライプチッヒ

当社が東ドイツを留学先に進めない理由は、右翼テロだけではない。

欧州にはかなりの数の左翼主義者、無政務主義者が要る。左翼 &無政府主義者の世界の首都はスペインだ。彼らによると、政府は国民の富を盗んで、自分の懐を肥やすだけ。

そんな政府など必要なく、大企業を解体して富を市民に返し市民の自治に任せれば、搾取のない社会が誕生するという、御伽噺。

彼らはそんな夢を追っているので理想主義者と言えるかもしれない。ドイツではハンブルクとベルリンに左翼 & 無政府主義者の有名な居城がある。

しかしドイツにおける左翼 & 無政府主義者の首都はライプチッヒ。左翼 & 無政府主義者の数、暴力、テロ行為では、圧倒的に他の都市を凌駕している。

音楽留学はライプチッヒ

しかるに、

「音楽留学はライプチッヒがいい。」

と大学の先生に勧められ、

「ライプチッヒの語学学校を紹介してください。」

というお問い合わせが届きます。

何故、当社でライプチッヒの大学、語学学校を紹介していないのか?それはこの町は右翼テロだけはなく、左翼テロのメッカであるからです。

左翼テロの本拠地 コネヴィツ / Connewitz

ライプチッヒに コネヴィツ / Connewitz という地区がある。

leipzig_map.png

ここが左翼 & 無政府主義者の居城になっている。もっともそんなことは、資本主義者にとっては、机上の空論。日本の大学教授のように、この危険を真面目に取らなかった。

ライプチッヒは東ドイツで急速に人口が増えている町。

アパートが足らず、家賃が高騰している。収入が少ない人は、町から追い出され郊外に引っ越す羽目になっている。

そのような状態を防ぐため、州政府が公営住宅を建設、十分な数のアパートを提供すればよかったのだが、州政府は土地を投資家に売り払った。

投資家はそこに高級住宅を建て、さらに家賃の高騰に油を注いだ。そのひとつがコネヴィツの新住宅街。

左翼 & 無政府主義者の居城に高級住宅地を建設するなど、中国の共産党本部前で香港独立の横断幕を張るようなもの。ただですむわけがない。

左翼 & 無政府主義者はこの不動産会社の社長の自宅をリサーチすると帰宅した社長を襲撃。袋叩きにして病院送りにした。

参照 : bild

社長は女性だったが、左翼 & 無政府主義者にはそんなことは二の次。

左翼テロ危険区域

この週末は、左翼 & 無政府主義者は街中を破壊しながら行進した。それも二日間も連続で。

参照 : bild

右翼テロと違い、左翼テロリストは計画的。警察をおびきよせるために、駐車中の車に放火する。消防車と警察が到着すると、一斉に数百もの投石があらゆる方向から飛んでくる。

警察は自身の身を守るのに精一杯。左翼テロリストを逮捕しようとした女性警察官は、ヘルメットをもぎ取られて頭部に蹴りを受けて意識不明。

参照 : handelsblatt

ライプチッヒの警察は正式に左翼テロ / Linksterrorismus という言葉を使用し、警告を発している。

参照 : zeit

警察でも手が出ない地区がある街に、「音楽留学はライプチッヒに行け。」なんて、無責任過ぎます。数百年前にモーツアルトが居た事を留学の理由にするなんて、何の得もなし。

今となっては何の痕跡も残ってません。ドイツにはもっと安全に音楽を学べる、楽しく留学できる町がごまんとあります。

留学先を自分思い込みで決める前に、まずは現地の状況をリサーチしましょう。

日本語で検索・リサーチしても、駄目ですよ。フェイクニュースしか出てきません。ドイツ語でリサーチしないと、本当の情報は得られません。

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執筆者:

nishi

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