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コロナワクチン 重大な副作用が出る確率 実際には40倍?

投稿日:2022年5月13日 更新日:

コロナワクチン 重大な副作用が出る確率

これまで、

「ワクチン接種はしない。」

という人に遭う度、

「だから大学教育は欠かせない。」

と思ってました。

だって副作用って熱が出る程度でしょ?

自衛隊なら、

「熱が出たら、敵が攻撃を辞めてくれると思うか?」

と言われて終わり。

なので副作用をあまり真面目にとってませんでした。

ドイツで

「コロナワクチンの副作用」

というレポタージュを見るまでは、、。

コロナワクチン 重大な副作用が出る確率

欧州では一般に

“EMA”(欧州中央認可局)

がワクチンの使用の是非を審査。

これが

“Goサイン”

を出すと、今度はEU議会で決議。

ワクチンが議決されるとこれが加盟国に通達されて、加盟国がさらに独自の決定をします。

ドイツでは

“Paul-Ehrlich-Institut”

がワクチン接種に関する最後の決定権を持つ機関です。

 

名前が長いので、”PEI”と省略します。

その”PEI”がコロンワクチン接種が引き起こした副作用の統計を取り、発表しています。

 

この

「公式の数字」

ではコロナワクチン接種により

「重大な副作用」

が出る確率は0.02%となっていた。

コロナ後遺症を発症する確率

コロナ後遺症を発症する確率

その一方でコロナに感染して、コロナ後遺症を発症する確率は

「7.5%~41%」

と非常に高くなっている。

 

調査のやり方により大きな差が出るのが問題だが、結構な割合で後遺症が残る確率がある。

成人に限ってみれば37,6%がコロナ完治後、後遺症で治療が必要だったという。

だから政府の言う

「副作用があっても、ワクチン接種による得られる効果の方が高い。」

という言葉は

「信じてもいい。」

と判断、

「ワクチン接種票」

が届くとすぐに接種の予約を取った。

3回の接種を済ませたが幸い、

「自衛隊ではお話にならない程度」

の副作用で済んだ。

お陰でコロナにも感染していない。

だから、

「長期の研究結果が出てない。」

と言い訳する人に会う度に、

「ワクチンは長期間に渡って飲む薬じゃないから、長期の調査結果なんかあるわけないでしょ!」

と諭していた。

ワクチン接種反対派の正体

ドイツに数多い

「ワクチン接種反対派」

の大半は、ろくに学校も出ていない連中です。

大学教育を受けてないので、文献を読んで判断する能力がなければ、習慣もない。

彼らの多くは感情で判断する。

その判断を

「カバー」

するために、ネットで自分の意見に遭う説を探す。

すると、

「ヒトラーは南米に脱出していた。」

というデマに交じって、

「ワクチンは百害あって一利なし。」

という説に遭遇する。

「それみたことか!」

というわけだ。

ところがである。

ベルリンの大病院”Charitè”の医師が

「それはちょっと違う。」

と言い出した。

コロナワクチン副作用で悩む人に救済を!

コロナワクチンの副作用で悩む人は、まずは市内の行きつけ診療所を訪問する。

しかし治療方法が見つからないので、もっと大きな病院に行く。

こうした

「診療所歴訪」

の末に多くの患者が、

「ドイツ一の病院」

と名高いシャリテーで、最後の希望を託してやってくる。

シャリテーで働く医師(正確には教授)はこうした患者の病院歴訪を見て、コロナワクチン副作用で悩む人の救済を訴えた。

 

具体的には、コロナワクチンの副作用で悩む人の相談場所を設ける事を提唱している。

体に支障がない人でも病院の歴訪は大変なのに、副作用に悩まされている人を

「ほったらかし」

にする政府の態度を批判した。

実際には40倍?

それだけではない。

この医師はあまりにも

「コロナワクチン接種後の副作用」

に悩む人が多いので、”PEI”の数字に不信感を抱いた。

というのも彼の元に診察にやってくる患者は誰一人、”PEI”には登録されてない患者ばかりだった。

そう、

「コロナワクチンの接種後、調子が悪いんです。」

と診療所を訪問しても、診療所はこれを”PEI”の報告することはしない。

患者が自分で申請をする必要がある。

これでは本当の

「副作用が出る頻度」

が統計に含まれていないと感じた医師は、独自のアンケートを行った。

すると計4万人が参加したアンケートでは、

「重度の後遺症が発症する確率は0.8%」

だった。

これは”PEI”が発表している数字の実に40倍にも上る。

1000人がワクチン接種をすれば、8人に重度の副作用が出るということになる。

重度の副作用とは?

ではここで言う重度の副作用とは、どういうものを指すのだろう。

典型的なものが心臓の炎症による動悸だ。

mRNAコロナワクチンが心筋炎を起こすことはわかっていたが、その頻度が

「公式の数字」

よりはるかに高いという。

ドイツで紹介されたレポタージュでは15歳の少女が歩けなくなり、一生、車椅子での生活を強いらている例が紹介されていた。

少女の母親曰く、

「15歳の子供が大人と同量のワクチンの接種を受けるのはおかしい。」

と訴えていた。

アンケートの取り方が間違っている?

医師が独自に行ったアンケートが公表されて以来、批判が絶えることがない。

「ごもっとも」

と思える非難は、

「アンケートの取り方が間違っている。」

というもの。

批判に耐える医学的なデータを取るには、2つのグループを用意する。

一方のグループには偽のワクチンを接種、もう一方のグループには本当のコロナワクチンを接種する。

その後、どれだけの頻度で副作用がそれぞれのグループで出たか、比較する。

そう、間抜けな話に聞こえるこもしれないが、

「ただの整理食塩水」

の注射なのに、

「ワクチンを接種された」

と思い込み、思い込みで体調が悪くなる人が居るからだ。

さらに!

医師が実施した形のアンケートでは、

「ワクチン接種反対派」

がアンケートに参加して本当の結果をゆがめる可能性もある。

結論

という非難はあるものの、まさかワクチン接種をしただけで一生、車椅子での生活を強いられる可能性があるとは思いもよらなかった。

中には

「2回の接種では、何ともなかった。」

というのに、三度目の

「量を減らしたワクチン接種」

で重度の副作用が出た人もいる。

そして政府が副作用に苦しむ国民を、滅多に

「ワクチン接種による副作用」

と認知しないのもの、政府の印象を悪くした。

これを見た後では、

「ワクチン接種はしたくない。」

という人を見ても、反論できません。

それどころか三度目のワクチン接種を進める日本政府の宣伝を見ると、

「オミクロン株へのワクチンの有効性が限られているのに、危険を冒してどうする?」

とまで思うほどに。

高齢者や持病を持つ人には、

「副作用があっても、ワクチン接種による得られる効果の方が高い。」

という政府の主張はまだ正しいように思えます。

でも若者は?

もし、

「若者が高齢者に移さないように、若者の接種が欠かせない。」

と言うなら、若者に重大な副作用出たら国は本当に面倒を見てくれるのか?

それとも、

「ワクチン接種との直接の因果関係は認められられない。」

とやるのか?

貴方はどう思いますか?

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執筆者:

nishi

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