毎朝、朝食はカプチーノ!(*1)
これで昼まで持ちます。
自宅でおいしいカプチーノを飲むために欠かせないのは、
- コーヒー豆
- 機材
です。
が、日本はお茶の国。
「喫茶店」
と看板を掲げているのに、カプチーノを置いていないのは日本だけ。
カンボジア、ラオス、タイでは、どの喫茶店でもカプチーノが飲めるのに、日本ではスタバに行かないと飲めない!
当然、機材も乏しく、コーヒー豆に至っては救いがたき状況。
この四面楚歌の状況下で、最善のカプチーノ製造方法を紹介します。
この記事の目次
自宅でおいしいカプチーノを作る!豆探し
まずは一番難しい豆探しから始めます。
「エスプレッソ用コーヒー豆」
でぐぐると、豆が炭になるまで焙煎したものしか出てきません。
日本ではこれを、
「フレンチ ロースト」
と呼びます。
深煎りをフレンチと言うのは、世界でも日本だけ。
ギリシャじゃダメなの?(*2)
疑問が尽きることがない日本のコーヒー事情。
日本では、
中煎りを、
「エスプレッソ用」
と書くのは禁句らしい。
そんなこと、誰が決めた?
深煎りにするか、中煎りにするか、それは個人の好みの問題です。
正直、炭の味しかしない深煎りなんて、おいしいものではない。
アラビカ それともロブスタ?
お茶の国でコーヒー豆を買いに行って、
「アラビカ豆はどれ?」
と聞くと、
「レギュラーです。」(*3)
と言われ、会話にさえなりません。
コーヒー豆を売ってる専門店の定員でさえ、
「アラビカ」
を知らないなんて、お茶の国ならでは。
ロブスタはシブイ味のコーヒー豆。
栽培に手間がかからず、何処でも育ちます。(*4)
一方、アラビカは高地でしか育たない気難し物。
コクのある味わいが特徴です。
お湯をかけて飲むコーヒーなら、ロブスタで十分。
おいしいカプチーノは、アラビカ豆を使用します。
中煎のね!
2年間、まずしい豆を買い続け。
去年、アマゾンに初めてイタリア焙煎のエスプレッソ豆が登場!
Puntoitalia Superiore
コーヒー豆の名前は、”PuntoItalia”。
エスプレッソの発祥地、イタリアのメーカーによる焙煎です。
勿論、100%アラビカ。
ご覧の取り、焙煎度はミデイアム。
日本の、
「カプチーノ用 はフレンチ ロースト!」
が間違いであることがわかります。
私は酸味が嫌い。
アラビカの発祥地、エチオピアのコーヒー豆は超~酸っぱい!
プントイタリアのエスプレッソ豆は、南米産です。
“Acidity”/ 酸度は低め。
嬉し~。
カプチーノ用のコーヒー豆はこれで決まり!
最悪 エスプレッソマシン デロンギ EC680M
「お茶の国」
で、お手頃なエスプレッソメーカーを探すのは無理。
最初からあきらめましょう。
最悪はデロンギ EC680M。
エスプレッソの命であるクレーマが、全く抽出されません。
一番細かい設定で豆挽してます。
これでクレーマ出ないなら、何をやっても無駄。
原因はダブル底フィルター。
デロンギはこれまでのフィルター使用すると、
「コストがかかる!」
と、二重底フィルターを採用。
コーヒー豆から香油が押し出される前に、コーヒーがフィルターを素通りしています。
なのにアマゾンの評価がいいのは、
「お茶の国」
では、本当のエスプレッソを飲んだことがないから。
この値段で買う代物ではありません。
機材選び デロンギ ECP3220J
フィルターを多少、改善したモデルがデロンギECP3220J です。
改善されたとはいえ、クレーマは今一つ。
そこで昔のデロンギのフィルター+取っ手を使用。
上が古いフィルター & 取っ手。
下が改善されたフィルター & 取っ手。
最悪のエスプレッソメーカー、デロンギ EC680Mのフィルターに、ゴムのパッキンが加えられています。
なのに値段もこちらの方が安い。
性能の悪い高いモデルを買う必要はありません。
これで十分。
泡だて器 ハリオ / Hario
エスプレッソマシンに泡だて器がついてます。
でも
- 才能が悪く泡立ちが悪い
- 掃除が面倒
なので、泡だて器は別途購入。
その方が、エスプレッソマシンの寿命も延びます。
私は中国製のハリオを買いました。
泡立ては素晴らしい。
1年以上使用。
まだ壊れていません。
ミルクピッチャー
そうそう。
まだ持ってない方は、ミルクピッチャーも揃えておきましょう。
いずれわかります。
お勧めはお尻のでかい物。
いざ!カプチーノを入れる!
ではカプチーノを入れてきましょう。
まずはカプチーノに欠かせないミルクを温めます。
電気コンロだったら、どんなミルクピッチャーでもいいです。
ガス式だと、
「でか尻」
じゃないと、上に乗りません。
ミルクが温まると、泡だて器で泡立て。
「これでもか!」
というくらい、見見事な泡がシュワシュワと沸いてきます。
これをカップに注ぎ、
ここにエスプレッソを注ぐだけ。
これで飲んでもいいが、はちみつとカカオを振れば完成。
見栄えは悪いがウマイ!
おまけに店の倍の量。
あとはもっといいエスプレッソマシンがあれば、いう事なし!
注釈 自宅でおいしいカプチーノを作る!豆探し & 機材選び
*1
イタリア人と昼食に行き、「カプチーノ頂戴。」と言うと、「昼飯にカプチーノなんて!」と、驚いた様子。
後で別のイタリア人に聞くと、「カプチーノは朝食用」と、イタリアでは決まっているそうです。
*2
ドイツでギリシャ式 /”griechisch”と言うと、〇ナル セックスを指します。要注意です。フレンチは、、、現地でお試しください。
*3
そもそもレギュラーって何?googleによると、「正規の物である事」だとか。じゃ何故、コーヒーをレギュラーと呼ぶの?
*4
何処でも育つとは言え、「じゃ、鉢植えでもコーヒー豆が栽培できるの?」など、問題外です。