円暴落が止まらない。
毎回、タイに休暇旅行に行く度に
「円がこの前より10％安くなってる！」
と吐息。
もう
「お得感」
はないっ！
それでもタイに行く？
この記事の目次
タイ休暇旅行のジンクス
ここ数年、タイ休暇旅行でよく当たる、
「ジンクス」
があります。
それは円暴落の為、
というもの。
滞在中に価値を失う日本円
今回のタイ旅行でもそうでした。
怪我をした後、
「病院に逝くと金がかかるから。」
とホテルの近く両替商で閉店間際に両替。
これが幸い。
初日は、
まだ1万円で2235バーツもらえました。
それが数日で、冒頭の写真にあるように2215バーツに下落。
バンコクに行くと2150バーツ、、、
日に日に、円が価値をなくしていくのを体感できます。
今ではさらに円暴落が加速して、
1985バーツ。
来年、タイに行くころのは1800バーツ台か？
それでもまだタイに行く？
だってちょっと前は
3950バーツもらえたんだよ！
老兵は
「いやいや、4000バーツもらえたよ！」
と、昔話を聞かせてくれます。
それでもタイに行く？
ホテル価格高騰
タイ休暇旅行で
「一番大きな費用ファクター」
がホテル。
安ホテルに泊まると、貴重品を盗まれます。
知り合いのおじいさん、部屋の金庫に入れてた3百万円盗まれました。
金があるのに節約して、三ツ星ホテル（〇イヤル プレジデント）に泊まってたんです。
ドイツ人の言う、
“Am falschen Ende gespart.”（節約する場所を誤った。）
です。
カメラやパソコン、それに相応の現金など
「盗まれる物」
があると、安いホテルには泊まれない。
ところがです！
この前、バンコクで泊まったカールトン、まだ
「2万4000円程度」
でしたが、
今や、3万1436円（朝食無し）。
高いっ！
が、問題はここから。
その際アゴダは、客に有利な為替レートを採用しています。
予約確認書を見ると、
とある。
結果、3万1436円（朝食無し）で済むことはない。
実際には、
「当日の為替レート」
のせいで、3万5000円/日程度、覚悟しておく必要がある！
台湾に転進？
「こんなに高いタイに行っても、有難味がないっ！」
と、行き先を変更することに。
昔から行ってみたかった台北のホテルはどう？
が、時遅し。
円暴落の余波はここにも到達しており、台北のホテルは
3万6339円で、もっと高いっ！
さらに！
こんなに高い五つ星ホテル、
先回泊まったアマリホテルの二の舞は御免被る！
皆まで言えば、プールもない。
部屋は26㎡と狭い。
やっぱ
日本で食った方が安い？
先回、発見したうまい寿司屋。
胃拡張の私が寿司食うと、4000バーツで小銭のお釣りがくる程度。
お酒は飲みません。
チェイエンだけです。
この前は
「腹八分」
で我慢して、お会計が3600バーツ。
円暴落で日本円だと
1万8000円。
日本で寿司食った方が安くない？
円暴落 交際費
タイ休暇旅行で、
「馬鹿にならないコストファクター」
が交際費。
私は酒を飲まないので、バーで飲むのは
「ナムソム（水）」
だけ。
これを歓楽街でオーダーすると130バーツ。
日本円で653円。
これだけなら高くはないけど、
「水だけ」
で終わらないのが悩みの種。
円暴落 それでもタイに休暇旅行に行く？
皆さんそれでもタイ、いや、そもそも海外旅行行きます？
沖縄で五つ星ホテルに泊まれば、
- 飯はウマイ（の？）
- 安全
- 言葉が通じる
- 2時間40分で着く
という利点がある。
それでもタイに行くなら、今予約しないとホテルの部屋が取れない！
どうする？
バンコクで働く友人は
「タイは暖かいよ！」
と誘いますが、ドイツに24年も住んだので、
「日本の暖かい冬」
は暖房要らずで、とても快適。
あ～悩む。
誰か
「納得できる理由」
で背中を押して！
円暴落は国策が原因
そもそも円暴落は、
「国策」
が原因です。
高市首相は日銀の金利引き上げ決定を
「あほ」
と罵倒。
こうして意図的に円安を促進。
日本の輸出産業の為です。
そのとばっちりを食らうのは、国民。
日本は化石エネルギーを筆頭に、電子部品、衣料、医薬品、そして食料品まで輸入に頼ってる。
円暴落でその価格が高騰して、物価高。
しかし政府は金利引き上げを禁じ、その代わりに
「物価高対策」
として、赤字国債を発行してばらまき。
穴が開いたタイヤに一生懸命、空気を入れるこの無意味な政策。
まさにドイツの諺、
„Der Krug geht so lange zum Brunnen, bis er bricht“（水瓶を井戸に落としても、割れるまでは万事オーライ。）
を地で行ってる。
日本の10年国債の金利は2.1％を突破。
当然、借金の返済額が増えるから、また赤字国策を発行する楽天式経済。
そんな自転車操業が、いつまでもうまくいくとでも？
