観光 雨にも負けず

醒ヶ井 中山道の宿場町で梅花藻を撮れ!

投稿日:

醒ヶ井 中山道の宿場町で梅花藻を撮れ!

夏の一番暑い時期に「醒ヶ井」まで行ってきました。

清流と梅花藻で有名です。

果たしていく価値があるのか、検証したいと思います。

醒ヶ井 中山道の宿場町

醒ヶ井は中仙道の宿場町。

その中仙道は

「中山道六十九次」

とも呼ばれています。

 

醒ヶ井は61番目なので、ほぼ終わりに近い。

あの有名な

「関ヶ原」

の山々に降った雨が、ここに湧き水としてあふれ出しているんです。

と~っても冷たい水にだけ自生する梅花藻が、夏になると花をつけます。

ちょうど盆休みでジムもお休み。

することがないので、猛暑の中、醒ヶ井まで梅花藻の撮影に行ってきました。

行き方

行き方

醒ヶ井は滋賀県にあります。

名古屋から行くと、

大垣で米原行きの鈍行に乗り換えます。

 

その大垣駅は大盛況。

交通の要所なのに、駅を小さく作ったのでこの有様です。

米原のひとつ手前が醒ヶ井駅。

大垣駅での混雑が夢のよう。

完全に無人です。

醒ヶ井駅ホーム

ここで降りたのは私だけ。

これが醒ヶ井駅の外観。

醒ヶ井駅の外観

到着時は有人駅。

帰るときには無人駅。

さて、人がないので道をきけないぞ。

と思ったら、トイレの前に看板がありました。

醒ヶ井 道案内看板

早い話、駅の前の道を

直進、行き当たりで左に曲がるだけ。

目印はホンダのバイク店。

ホンダのバイク店

あそこに飾られているのは往年の名車TZ250では?

旧醒井小学校

小学校校舎

まず最初に見えてくるのがこの建物。

旧醒井小学校です。

もっとも

「玄関だけ」

だそうです。

建造されたのは明治時代。

立派~。

醒ヶ井郵便局

醒ヶ井郵便局

もうひとつの見所がコレ、

「醒ヶ井郵便局」

です。

1915年建造。

当時の有名な滋賀県の建設家

「ウイリアム ヴォーリズ」

の設計です。

 

滋賀県内には、彼の設計した家屋が多く残ってます。

近江八幡にもたくさんありました。

近江八幡 予想以上に綺麗だが滅茶歩く観光名所

今では資料館。

で、内部を詳しく見ると有料です。

この醒ヶ井郵便局の先に川が流れており、ここから先がお目当ての梅花藻の自生地です。

醒ヶ井 市街地の光景

醒ヶ井 地蔵川

醒ヶ井 地蔵川

醒ヶ井はこの地蔵川の辺にある町。

その地蔵川の水源は関ヶ原の山々に降った雨。

これがろ過 & 冷却されて

「冷た~く」

なって湧き出ています。

その冷たい水を好むのが梅花藻。

もっとも

「そこら中に生えている!」

だけではなく、流れが弱いところにだけ自生しています。

その梅花藻を写真に収めようと、おじさんとおばさんが密集しているのが醒ヶ井です。

梅花藻

梅花藻

その梅花藻を撮ってるおじさんの95%は何故か、ニコンFマウント。

そういう自分もニコンFマウント。

醒ヶ井は日本で一番ニコンのFマウントの密集地です。

残念だったのはおじさんが撮影場所を占領して、

「三国干渉」

でもおきない限り、他の人に撮影場所を譲る素振りを見せない所。

梅花藻

赤い花は先週の大雨で全部折れてしまったようです。

町並み

町並み

醒ヶ井の観光ガイドには

「宿場をきりもりした施設「問屋場」が昔のままの姿で残っており、」

とあります。

 

これがかなり微妙。

街並みの光景

これを

「昔のままの姿」

とは言いにくい。

多分、コレの事だと思いますが、

醒ヶ井 門屋場

注意してみないとわからない。

中仙道の宿場町というので、歴史的建造物を期待していると、ちょっとがっかり。

どうみても昭和だよね。

時々、大きな屋敷が建ってます。

昔はかなり栄えていたんですね。

醒ヶ井 大きな屋敷

お土産屋

醒ヶ井 お土産屋

幾つかお土産屋もありました。

多くは普通の民家。

これを店舗に改造して営業中。

写真の店はヤマキ醤油店。

なんでも

「しょうゆソフトクリーム」

が売り。

そっちよりも、他の店が出している

「抹茶ソフトクリーム」

の方が売れてました。

まあ、同じ金を払うなら、抹茶ソフトだよねえ。

居醒の清水

居醒の清水

なんでも日本書紀に

「日本武尊が醒ヶ井で熱病に倒れた。」

とあるそうです。

そこで

「醒ヶ井の湧き水を体を洗ったら、直った。」

という統一教会のような

「ありがたい話」

が語り継がれています。

そこで石造をこしらえただけでは済まず、神社まで作るほど。

神社

そんな話に

「コロリ」

と騙されるようじゃ、

「投資詐欺」

は勿論、

「いただき女子りりちゃん」

の手にかかれば

「赤子の手をひねる」

ようなもの。

皆さん、もうちょっと抵抗力をつけましょう!

まとめ

醒ヶ井 地蔵川

とは言え渓流になびく梅花藻を見て、少しだけ心が和みました。

でも37℃の気温は半端ない。

2時間半ほどでギブアップ。

家に帰ってカメラをお掃除。

クーラーの効いた部屋に置いておくと、

塩をふいたカメラ

カメラがこんなになってました。

こんなに暑かったんだよ!

-観光, 雨にも負けず

執筆者:

nishi

コメントを残す

アーカイブ