靴の中敷き。
英語でカッコよく言うと、インナーソール。
ドイツ語で”Schuhsohle”(シューゾーレ)。
これまで
「お金の無駄遣い。」
と思ってました。
足底腱膜炎になるまでは。
この記事の目次
足底腱膜炎とは?
ジョギング中、
「足の裏が痛い!」
と最初に感じたのが半年前。
自衛隊では痛みを感じても、
“So what?”(だからどうした。)
で終わり。
なのでそのまま走ってたら、歩くのも困難に。
ネットで
「足の裏 痛い」
でぐぐると、足底腱膜炎とありました。
自衛隊の基本であるランニングを3週間中止。
なのにまだ直らないっ!
歩くのが辛く、買物に行くのも大変なので、これまで
「金の無駄」
と思っていた
「アーチサポートのインナーソール」
を買うことに。
QBK インナーソール
アマゾンで売られているインナーソールは99%が
“made in China”
です。
同じインナーソールが、
- 異なる名前
- 異なるカラー
- 異なる価格
で売られています。
これが中華の闇。
特許なんかなし。
私が買ったのは、
“QBK”
ですが、その他にもいろんな名前で売られています。
第一印象
中国製ですが、出来栄えはなかなか。
一番衝撃がかかる箇所には、ゲルが埋め込まれて、衝撃吸収。
黒い部分は硬めのプラスチックです。
これが枠組みで、その内部にはやわらかいインナーソール。
履き心地
実際に履いてみると、ふわふわ感があっていい。
踵のサポートがかなりいい。
「自衛隊にいたときに、このインナーソールを知っていれば!」
と、残念で仕方ない。
アーチサポート
肝心の
「アーチサポート」
ですが。
こんな感じ。
しっかり盛り上がっていて、しかも弾力性があります。
カタログでは、
「高さ3.5cm」
とあったので図ってみると、
本当に3.5cm。
中国製品がカタログ通り寸法だったのは、これが初めて。
歩いてみると、ちゃんとアーチサポートしてます。
すなわち!
土踏まず部分を優しくサポート。
これはいいかも?
QBK インナーソールは足底腱膜炎に有効?
では肝心の人体実験です。
まずはお買い物用の靴に入れて、2時間のお買い物。
お買いの中に足裏腱鞘炎が
「ビンビン」
訴えてきます。
あかんです。
効きませんでした。
敗因
敗因は、アーチサポートの箇所。
あと5mm内側 & 前方にアーチサポートがあればよかったのに、、。
私の足では土踏まずに、
「触れる程度」
の接触なので、アーチサポートが不十分でした。
が、これを履いていれば、そもそも足裏腱鞘炎にならなかったかも?
踵の痛みを唱える方には、いいと思います。
DYN インナーソール
そこで次に買ったのがDYNインナーソール。
言わずもがな中国製。
QBKインナーソールとの主な違いは、
- アーチサポートの高さ4cm
- 真ん中に不思議なポッチ
です。
第一印象
第一印象は強烈な匂い。
いかにも体に悪そうなケミカルの匂い。
1週間、靴箱に放置しておくと消えました。
QBKは黒いハードプラスチックとの二層構造でしたが、こちらはふたつの層を貼っただけ。
やや簡単な作り。
裏側にゲルが埋め込まれているわけでもなし。
固めの底地でインナーソール成型されています。
履き心地
履き心地は悪いです。
原因はアーチサポート。
QBKのように弾力性がない、隆起しているだけの固い靴底。
これが土踏まずを圧迫して痛いです。
アーチサポート
DYNインナーソールのウリは、4cmのアーチサポート。
図ってみると、3.9mm。
カタログ通りではないが、許容範囲でしょう。
DYN インナーソールは足底腱膜炎に有効?
試す前から
「これは無駄な買い物だったな。」
と確信。
いざ、ジョギングしてみると、心地いい!
なんで?
原因はコレ。
意味不明のポッチ、カタログでは
「中足骨サポートのラテックス」
だそうです。
これが足底腱膜炎の痛い所を、見事にサポート!
おまけに最初はあんなに心地悪かったアーチサポートですが、ジョギングすると全く気にならない!
意外中の意外。
私の(前部)足底腱膜炎には、DYNインナーソールの方が効果あり!
足底腱膜炎の患部が、土踏まずの後部にある人には効きません。
番外編
今回のお買い物で、気が付いたことが。
アマゾンの配達スタッフ、いい人も居ますが、そうじゃない人が居ます。
商品が郵便受けに力まかせで、押し込まれていました。
インナーソールは壊れないからいい。
郵便受けが壊れたら、どうすんねん!
もうひとつは、インナーソールについてくる取り扱い説明書。
QBYとDYN、全く同じ取り扱い説明書でした。
そのドイツ語が滅茶苦茶。
文法は可。
が、意味をなさない文章になってました。
きっと中国語をグーグルで翻訳したんでしょうね。