買って後悔することの多い家電。
実際に使ってみるまで、
- 使い勝手
- 性能
- 耐久性
などが未知数な為です。
そこで購入を考えている方の参考になればと思い、私が購入した家電の
「赤裸々なレビュー」
を書いています。
今回買ったのはエプソン プリンター EW-M752T エコタンクです。
この記事の目次
HPのプリンターは二度と買わないっ!
1年半に買ったHPのプリンター HP Officejet Pro 6970。
1年半で壊れました。
まずスキャンする用紙の自動吸い込み機能が壊れました。
吸い込むんですが、紙がからまって、大事な書類がボロボロに。
毎回、蓋をあけてスキャンする事で対処。
次にパソコンから無線での印刷、スキャンができなくなりました。
仕方なくケーブルで繋ぎました。
そして最後にはインク詰まり。
滅茶苦茶高い純正のインクを、1万2000円で注文したんです。
なのに、赤色(マゼンタ)が印刷できない、、。
これまで純正だけを使ってきたのに、インク詰まり。
もう二度とHPのプリンターは二度と買いません!
エプソン プリンター EW-M752T レビュー
上杉謙信を真似て、
「敵に塩を送る。」
わけじゃないが、HPのプリンターは安かった。
すぐに壊れてもまあ、仕方ない。
そこで今回は少々奮発することに。
「今度はすぐに壊れたら、ただじゃおかないよ!」
と、今回選んだのは、エプソン プリンター EW-M752T エコタンクです。
半年使って(少ない)長所と、(多い)短所が見えてきたので、紹介したいと思います。
エプソン プリンター EW-M752T 長所
まずはエプソン プリンター EW-M752Tの
「数少ない」
長所から紹介していきます。
インクが安い
HPのインク 950XLは、内容量が13mlで3000円
4色揃えると、1万2千円。
エプソン プリンター EW-M752Tの純正インクは、
「ケンダマ タケトンボ」
というおかしな名前。
内容量13mlの純正インクが3000円。
「なんだ、HPとまっるきり同じじゃん!」
と言いたいですが、こちらは5本入りの値段。
毎回、新規のインクを注文する度に、
「HPよりも9000円安いぞ。」
と悦に浸れます。
モニターの大きさ
HPのプリンターはモニターが小さくて、指で操作不可能。
エプソン プリンター EW-M752Tのモニターは、大きくて読みやすい。
勿論、指で操作できます。
これで長所は終わり。
えっ、たったのふたつ?
そう、たったのふたつです。
中立 – 短所ではないが長所でもなし
短所とまでは言えないが、
「コレ、どうんなんかね。」
という点もありました。
初期設定が面倒!
エプソン プリンター EW-M752Tは初期設定が必要です。
印刷の精度を上げるためなので、仕方がないが面倒。
幸い、わかりすいビデヲで解説しているので、あらかじめ
「心の準備」
ができます。
で、実際に初期設定を始め、
「どれが一番誤差なく見えますか?」
と、言われても困っちゃう。
定規で測ったけど、どれも同じく一直線上。
どこが違うの?
要 印刷前の準備
エプソン プリンター EW-M752T、印刷の前に準備が必要です。
電源入れるだけじゃないです。
印刷した紙が乗る台を、引き出す必要があります。
これをしていないと、印刷できません。
短所というほどじゃないけど、長所でないことは確か。
ネットでは、
「手動で引き出すなんて最低!」
という苦情が多く書き込まれてますが、そこまでひどくはない。
そもそもデザイン性を重視したが故の不便さ。
自動で台が出てくる仕組みにすると、モーターが必要になり、コストアップ。4万円じゃ買えない。
個人的には面倒だけど、我慢できるレベル。
印刷速度
印刷速度は速くない。
とりわけ初回の印刷は。
電源を入れてから、最初の印刷が終わるまで3分かかります。
ウルトラマンは使用不能なプリンターです。
印刷のクオリテイー
書類を印刷する分には問題なし。
三脚、フラッシュ、一眼カメラを持ってるので、
「自分で証明写真を撮影 & 印刷しちゃおう!」
と考え、1時間かけて撮影。
印刷してみましたが、画質が悪くて使えない。
A4サイズで印刷すれば多少はマシかも?
でも証明写真には向いてない。
エプソン プリンター EW-M752T 短所
いよいよ本当に書きたかった、エプソン プリンター EW-M752Tの短所です。
気合を入れて書きます。
印刷用紙が入らない!
デザイン性を重視したため、印刷用紙が入るスペースは、
たったこれだけ。メジャーで測ると、かっきり1cm。
二度と買わないHPのプリンターだって、3倍+の用紙が入りました。
エコタンクというからには、大量に印刷するんですよ。
せめてもう1cm、用紙トレイのスペースを増やしてもらいたい。
プリンターが1cm高くなっても、まだ同じ箱に収まるでしょ。
用紙トレイ エラーメッセージ
頻繁に印刷用紙を補給することになります。
ちゃんと補給したのに、
「用紙トレイに紙がなくなりました。」
と、頻繁にエラーメッセージになります。
用紙を一番奥まで差し込まないと、感知しない様子。
あ~面倒。
エコタンクは名ばかり、、
エコタンクというから、
「たっぷりインクが入って、しかも安くてお得!」
とイメージする方が多いですが、違います。
タケトンボの容量はたったの13ml。
インクを補充しても幾分か残るので、
「エコタンク」
の容量は11~12ml。
HPのカートリッジに入っている量よりも少ない。
よくもまあ、この容量で、
「エコタンク」
なんて恥ずかしくもなく言えるよね。
エコタンクなら最低その倍でしょ!
だから5色買っても、3000円で済むわけだ、、。
通常の使用で半年でなくなります。
悪魔のソフト My Epsopn Potal
エプソン プリンター EW-M752T最大の短所が My Epson Potal です。
私は悪魔のソフトと呼んでます。
これまで20秒で立ち上がっていたパソコンに、エプソンのプリンタ ドライバーをインストールすると、1分以上もかかります。
何かが邪魔している。
スタートアップで、エプソンのプログラムが起動しないようにしても駄目。
ユーザーの承諾なしに、悪魔のソフト My Epson Potal がパソコンの深~い場所にインストールされ、起動を邪魔しています。
その証拠にパソコンを使用していると、
「エプソンのプリンターを登録しろ!」
「エプソンのプリンターを買え!」
「エプソンのオリジナルインクを買え!」
と、メッセージが自動で表示されます。
欧州でこれをやったら、目玉が飛び出る罰金を課されます。
私がドイツで買ったエプソンのプリンターのドライバーには、My Epson Potal はありませんでした。
日本では消費者保護が発達していないので、エプソンはこのような悪魔のソフトをこっそりインストールします。
やってることはハッカーと変わらない。
マイ エプソン ポタールをパソコンから落とす!
悪魔のソフト、マイ エプソン ポタールは、プリンターのドライバーと一緒に(勝手に)インストールされます。
このためウインドウズの、
「アプリのアンインストール」
では駆除できません。
悪魔のソフトを退治するには、ウインドウズマークをクリックして
「Windows 管理ツール」
を開きます。
そこからさらに、
「サービス」
をクリックすると悪魔のソフト、My Epson Connect Service が正体を見せます。
これをダブルクリックして、プロパテイ(設定)を開きます。
「全般」⇒「スタートアップの種類」があり、「自働」
に設定されています。
だから勝手に起動して、メッセージが出るわけです
これを
「無効」
にすると、二度と邪魔をしなくなります。
総論
悪魔のソフトを成敗してから、パソコンの起動速度が回復。
これでパソコンのM2. SSDD の能力を堪能できるようになりました。
エプソンのホームページで、いろんなソフト、ドライバーをダウンロード用に挙げていますが、
私がインストールしたのは
- プリンタ ドライバー
- Epson Scan 2
のみ。
一括インストールを利用すると、必要ないゴミも一緒にダウンロードするので、やめておきましょう。
悪魔のソフトは、プリンタ ドライバーに隠されているので、まずは悪魔のソフトもインストールしないと、プリンタが使えません。
数あるプリンターの中から(高い)エプソン プリンター EW-M752Tを選んだ客のパソコンの機能を、制限するソフトを無断でインストール。
これがエプソンの販売促進政策か。
エプソンさん、考え直したほうがいいですよ。