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AF-S NIKKOR 85mm f1.8G 本当にシャープなの?

投稿日:2023年3月11日 更新日:

AF-S NIKKOR 85mm f1.8G 本当にシャープなの?

Fマウントで一番シャープなニコンのレンズは、AF-S NIKKOR 85mm f1.8G。

F1.4Gじゃないですよ!

F1.8Gの方。

「と聞けば、本当にシャープなの?」

と誰でも思うもの。

そこで今回はこのAF-S NIKKOR 85mm f1.8Gを購入して、

“auf Herzen und Nieren”(徹底的に)

検証してみました。

AF-S NIKKOR 85mm f1.8G 購入動機

いくら

「フォーカスリングのスムーズな動き!」

と感激するそぶりは見せても、

「AF(オートフォーカス)だったらいいのにな!」

は万人共通の願い。

朝から4時間歩きづめ。

クタクタに疲れているのにマニュアルレンズでピント合わせしていると、

「偶にはAFレンズで楽をしたいっ!」

と、既婚男性なら思う筈。

そこで浮気する事に。

Fマウントの85mmと言えば、

「ニコンかタムロンか?」

は誰もが悩むテーマ。

だってDXOによれば、

出典 : DXO

 

タムロンの方が全然シャープ!

文字通りケタ違い。

おまけに手振れ補正付き。

が、フォーカスシフトの問題があります。

加えて、

「手振れ補正をOFFにしたほうがシャープに撮れる。」

と主張する人も。

結局、不安になって純正のニコン。

「腐っても鯛」

の心境です。

Yahoo オークション

今回もレンズはYahooオークションで購入しました。

やっぱり

「傷物」

よりは綺麗なレンズだと嬉しいので、できるだけ程度のいい中古レンズを探し、

「新級品・埃の侵入もなし!」

というレンズにビット(入札)!

値段も高めだったので、競合相手なく落札。

Yahooオークションの購入者側の利点は、

「相場」

から

「ちょっと」

高いだけで、全然売れない事。

お陰でわずか数千円

「余計」

に払えば

「傷なしレンズ」

を買えます。

日本人は価格にシビア~。

検品

検品

届きました。

これまでは

「埃レンズ」

でも苦情を言ったことはないが、今回は苦情を入れました。

なんとアマゾンの

「紙袋」

に入れてレンズが届いたからです。

販売店は、

「精密機器ですので、動かないようにばっちり梱包してお送りします!」

と書いているのに、

「プチプチ」

で軽く包んだら、紙袋に入れて発送。

最悪の出品者です。

どうも発送をアマゾンに委託しているらしいが、これは最悪。

壊れていないか、検品です。

レンズは綺麗。

「新級品」

というのは嘘じゃない。

が、

「埃の混入なし!」

は嘘でした。

幸い、レンズに付着してはないが、埃が数点、視認できました。

当然ながら相応の評価をさせていただきました。

第一印象

第一印象

第一印象、第二、第三印象も、

「プラスチック」

という言葉しか出てこない。

ニコンのオールドレンズは

「全部メタル」

で作っていたのに、ここまで品質を下げる必要があったの?

まあ、その分、重量はたったの350グラム。

Ai Nikkor 85mm F2とほぼ変わらない。

最低焦点距離は80cm。

Ai Nikkor 85mm F2とほぼ変わらない。

絞り羽根はたったの7枚。

残念。

せめて9枚は欲しかった。

フォーカスリングは、

「スカスカ」

とまでは言わないが、

「最小限の抵抗」

しかありません。

プラスチックだもん。

仕方ないよね。

F1.8のレンズの弱点

F1.8のレンズの弱点は、F1.8での撮影。

開放で撮ると

  • シャープに撮れない
  • 周辺域が暗くなる

という欠点があります。

なので折角、F1.8という明るいレンズを買っても、

「真価」

を発揮するのはF2.8だったりします。

欧米なら、

「開放では甘い。」

と書くのに日本人は、

「やわらかい表現になります。」

と書くので、何が言いたいのかわからない。

でも

「本当にいいレンズ」

を買うと、解放からシャープ!

果たしてAF-S NIKKOR 85mm f1.8Gは?

試写 本当にシャープなの?

試写 本当にシャープなの?

絞り優先 F1.8 ISO100 1/100

シャッタースピードが1/100なのに、手振れしないで撮れている!

腕が上がったな~。

看板も

「滅茶苦茶シャープ」

じゃないが、

「そこそこシャープ!」

の領域。

後ろの光源は、

「玉ボケ」

になって美しい。

AF-S NIKKOR 85mm f1.8Gは

「腐った鯛か?」

と心配していたんですが、意外と綺麗に取れてる。

次。

絞り優先 F1.8 ISO400 1/1600

ここで初めて弱点が出ました。

焦点を合わせたのは願い札。

でも何故か焦点は、その上の金具にジャストフィット。

F1.8だと

「前ピン」

になっているようです。

気になったので、三脚にカメラを設置して定規を撮影。

ピントは10cmに合わせました。

11cmと9cmを比較すると、明らかに9cmの方がシャープ。

少し前ピンになってます。

これがF2.8になると、

かなり改善してます。

「10」

がキレキレですよね~。

すなわち!

絞ると

「フォーカスシフト」

の現象が起きて、前ピンが解消されます。

実写で検証してみましょう。

絞り優先 F1.8 ISO400 1/3200

真ん中の花びらにピントを合わせました。

「そこそこシャープ!」

なんですが、

「滅茶苦茶シャープ!」

ではない。

焦点部分を拡大。

ほらね!

F1.8だと中央部でも解像度が甘い。

とりわけ被写体との距離が80cm~1m程度の

「マクロ」

撮影でこの傾向が顕著。

被写体から2m以上離れると、それほど気になりません。

次。

絞り優先 F2.8 ISO100 1/1000

ピントは

「回し」

に合わせました。

明らかに解像度アップ。

ピントを合わせた部分をアップ。

ほらね!

F2.8まで絞ると中央部の解像度が改善。

次。

絞り優先 F8 ISO100 1/200

文句なしにシャープ!

それもエッジまでシャープです。

結論

結論。

外観は

「おもちゃのような作り」

ですが、シャープに撮れます。

AFもそこそこ早くて、正確。

欠点は開放値での前ピン問題 + フォーカスシフト。

いっそ、

「ずっと前ピン」

ならカメラ側で調整可能。

が、フォーカスシフトがあるので、カメラ側での補正ができない。

結果、AF-S NIKKOR 85mm f1.8Gで本当にシャープに撮れるのは、F2.8からです。

F1.8で

「キレキレの解像度」

を求めるなら、マニュアルフォーカスで撮るしかありません。

これが、マニュアルフォーカス、F1.8で撮った写真。

ピントがジャストフィット!

撮影時、AFで合わせたポイントではピントが合ってなくて、微調整が必要でした。

すなわち!

「折角、AFレンズを買ったのに、またマニュアルか~。」

です。

もしZマウントに乗り換え済みで、

「85mm F1.8 Sにするか、それともF1.8G?」

と悩んでいるなら、間違いなくF1.8 S。

次元の違うシャープな解像度の写真が撮れます。

それも解放のF1.8から!

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執筆者:

nishi

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