
今回はキーボード、FILCO Majestouch 2SC 茶軸・英語配列のレビューです。
4ヶ月使い、
- いい所
- それほど良くない所
が明白に。
そこで同じキーボートを
「買おうかな?」
と迷っている貴殿と、体験を共有したいと思います。
この記事の目次
キーボードの選び方
そもそもキーボードはその構造から、
- メンブレン式(キーボード)
- メカニカル・キーボード
- ゲーミング・キーボード
の三種類に分けられます。
そしてお値段もこの順番。
もっとも
「キーボードなんて全部同じ!」
と思っている貴兄も、多いと思います。
まあ、
「文字を打つ道具」
という点では同じ。
メンブレン式 キーボード

まずは一番安いメンブレン式から始めます。
簡単に言うと、
「一枚のシート」
の上にキーが載ってます。
このシートを
「メンブレン」
と呼ぶので、この名前。
一番多く、出回ってます。
簡単な構造の為、
- 安い製造コスト
- 薄く作れる
という特徴があります。
なのに結構、長寿。
私が使ったメンブレン式のキーボードの平均寿命は、7~8年。
メカニカルキーボード
ではこれがメカニカルキーボードになると、何が違うのか?
その構造が決定的に違います。
簡単に言うと、ひとつひとつのキーが独立してます。
この為、
もっとわかりやすく言えば、キーがしっかり打ち込めます。
これが一種の
「達成感」
を与えてくれます。
そして打ち込んだ時に、
「カチ、カチ」
と音がして
「クリック感」
を味わえるんです。
これが快感。
「プチプチ」
と一緒で、やみつきになります。
構造上、キーボード自体が分厚くなるのが、
「欠点」
と言えば、欠点。
ゲーミング・キーボード

最後に登場するのが、
「ゲーミング・キーボード」
です。
言わずもがな、ゲームをするためのキーボード。
キーを下まで打ち込まなくても、反応するんです。
高級なゲーミング・キーボードになると、自分で好きな
「深さ」
に反応ポイントを設定できます。
加えてゲーミング・キーボードは、
「下品なパチンコ屋」
のように
「虹色に光る」
のが特徴。
それ以外はメカニカル・キーボードと一緒です。
FILCO Majestouch 2SC 茶軸・英語配列【キーボード・レビュー】

タイでの休暇旅行から帰ると、お気に入りだったメカニカルキーボードが死んでました。
キーを押しても、反応しない。
お掃除しても駄目。
打てるキーもあるが、半数近くが駄目。
通電してないと壊れるみたいです。
安物は。
そこで大急ぎで
「代わりのメカニカル・キーボード」
を探しました。
ドイツまで注文すると、届くまで3週間かかります。
そこで
「英語版のメカニカル・キーボード」
を探し、
「FILCO Majestouch 2SC 茶軸・英語配列」
に決めました。
アマゾンで1万5000円程度。
そんなに高くない。
でも安くもないので、
「今度は長持ちするんじゃね?」
と期待して。
FILCO どこの会社?
てっきり
「Filco は台湾メーカー」
と思ってたんですが、
「ダイヤテック株式会社」
という日本の会社でした。
へ~。
ただし!
生産工場は

台湾でした。
あるいは
「このモデルの生産工場」
は台湾でした。
FILCO Majestouch 2SC 第一印象

でも”Filco”は日本の倉庫に製品があるので、
“FILCO Majestouch 2SC”
は、3日で届きました。
キーボードは

総プラ製。
この値段だから仕方ない。
重量は1.2Kg。
ずっしり重く感じます。
その分、机の上で動かなくていい。
裏面は

すべり止め付き。
これが効果的。
高さの調整は二段階調整。
ちょうどいい高さに設定できます。
付属品

紙切れと一緒に、キーのお掃除用の
「取り外しピンセット」
も入ってます。
ただし!
私は開封時、
「ピンセットが入ってない!」
「ケチ!」
と早とちり。
アマゾンで600円で買いました。
後で箱を隅々まで観たら、
「奥の方に」
入ってました、、
FILCO Majestouch 2SC お気に入り

なんと言っても
“FILCO Majestouch 2SC”
の最大のお気に入りは、色。
他にないカラーです。
ちょっと残念だった点
次は残念だった点。
まずキーが小さい。

たったの12mmしかない。
私が使っているノートパソコンでもキーは、16mm です。
ノートパソコンよりも小さい
「極小サイズ」
です。
一方、私の指先は18mm。
真中をヒットすればいいが、
「ちょっと」
外れると、横のキーを一緒に押します。
メールを書く時間が3倍に。
何度、
「こんなキーボードは、メルカリ行きじゃ!」
と思ったことか!
それでも
最初の一ヶ月は滅茶苦茶、しんどかったです。
しかし!
“FILCO Majestouch 2SC”をお古のキーボードと比べると、

こんなに小さい。
もし、
「私は小さなキーが大好きです。」
という人がいれば、あなたにぴったりです。
バックライトがない!
加えて”FILCO Majestouch 2SC”にはバックライトさえない。
ちょっと暗いとキーが見えない。
何も
「ゲーミング・キーボードのように七色に光ってくれ!」
とは言わない。
が、この価格ならバックライトは入れて欲しい。
まあ、バックライトもないので、壊れなくていいけどね。
キーの形がいびつ

それからキーが凹んでます。
ちょっとやり過ぎ。
タイプする際に端っこをヒットすると、
「角」
に当たりやや不快。
普通のキーで良かったのに、、
FILCO Majestouch 2SC 打感音
わざわざメカニカル・キーボードを買って、
「カチカチうるさい!」
と評価を書きこむ人がいます。
そんな人物はパタヤに行って、

「女性の服装がはしたない!」
と、ファラン新聞に投稿している輩と同じ。
行く(買う)前に調査しないさいよ!
女性の服装に拘るなら、真冬のドイツに行け!
「カチカチ音」
が嫌だったら、最初からメンブレン式を買いなさい!
私は
「カチカチ音」
が大好き。
でも
「FILCO Majestouch 2SC 茶軸」
は、
「スコスコ」
というメンブレン式のようなおとなしい音。
茶軸なので、もっと
「カチカチ音」
がするかと期待してた、、
青軸だったら、マシだった?
まとめ
文面からお気づきでしょうが、”FILCO Majestouch 2SC”茶軸の評価は
“unbefriedigend”(不十分)
でした。
- キーがせめてあと1mm大きれば
- 打感音がカチカチ音だったら
- バックライトがあれば
のひとつでも満たせば、合格点を出しました。
結局、気に入ったのは色だけ。
11月末のブラックフライデーで買い替えます。
乞うご期待!