長く、
「欲しい!」
と思ってたメカニカルキーボード。
ブラックフライデーを利用して購入。
使い心地を紹介します。
この記事の目次
メカニカルキーボードとは?
皆さんが一般に使っているキーボートは
「メンブラン式」
が一般的。
わかりやすく言えば、キーの下に
「電波を伝えるシート(メンブラン)」
が敷いてあります。
その上にキーが載っている形。
キーを押すことで、メンブランの上に設けられた点が刺激され、パソコンにデータを伝えます。
安い生産コストが特徴。
そのシート(メンブラン)は全部一体になっているので、ひとつ故障すると(通常は)全部駄目になります。
メカニカルキーボードの特徴はその
「打感音」
です。
大き目の
「カチャカチャ音」
がします。
加えて押し込んだ時の
「クリック感」
が、好きな人にはたまらない。
神経質な人には
「うるさいだけ」
ですが。
構造も
「普通のキーボード」
とは大きく違います。
メカニカルキーボードは、ひとつひとつのキーが独立しています。
ひとつ壊れても、キーを引き抜いて取り換えればいいだけ。
そしてその名の通り、キーの下には
「メカ」
があります。
通常はバネで構成されていて、一定の深さまで押し込むと
「センサー」
が作動、どのキーが押されたかパソコンに伝えるんです。
その際にクリック感が生まれ、同時にカチャと鳴ります。
構造が複雑なので値段は高め。
百聞は一見に如かず。
一度、大手の家電量販店でメカニカルキーボードを触ってください。
触って、
「これは快感」
と思ったら、メカニカルキーボードが欲しくなります。
実は私も家電量販店で触って
「はまって」
しまいました。
どのメカニカルキーボードにする?
そこで
「メカニカルキーボードが欲しい!」
と思っても、悩みます。
それこそ
「星の数」
ほどいろんな機種があります。
安いものから高価なものまで。
高価なメカニカルキーボードは、ゲームをする人専用の構造です。
光センサーが入っており、キーを全部押し込まなくても、
「先っぽだけ」
で、入力するようになってます。
加えて
“RGB”
と呼ばれるイルミネーションが、個人の好みで設定可能。
言い換えると、
「仕事で使う人。」
には不要な機能が満載されています。
仕事用には安いもので十分です。
が、問題はここから。
安物のメカニカルキーボードも
「海岸の砂の数」
ほど種類があります。
どのメカニカルキーボードにすればいいのやら?
仕事で使うメカニカルキーボードは
「50~100ユーロまで」
が
「スイートスポット」
です。
間違いをすることが少ない価格帯です。
使いもしない機能に無駄なお金を払わず、
「本当に使う機能だけ乗った機種」
は、この価格帯です。
お手頃価格のメカニカルキーボード Blackshark Sixgill K2(茶軸)
私が選んだのは
”Blackshark Sixgill K2 RGB”
というモデル。
俗に言う
「茶軸モデル」
です。
青軸は
「いちばんカチャカチャ音がうるさいが、クリック感が最高。」
と言われています。
茶軸は、
「そこそこクリック感があるが、青軸ほどうるさくない。」
と言われています。
価格
ドイツのアマゾンでは通常価格で59ユーロ。
「ブラックフライデー!」
と書かれていなかったです。
残念!
なのに清算画面では、50ユーロに割引されてる。
嬉しいけど、なんで?
これに日本までの送料が25ユーロ。
合計75ユーロ。
今の為替レートで1万2000円。
「きっとブラックフライデーだから遅いぞ。」
と覚悟を決めていたんですが、2週間で届きました。
第一印象
見て下さいこの
「簡易包装」
を。
いや、そもそも包装してないっ!
おまけに開ける箇所も
封印されてない。
中身、盗まれているんじゃない?
と心配になり即開封。
入ってました。
まだちゃんと。
全体像。
定価59ユーロなのにアルミ製。
ずっしりと重い。
「なんでわざわざドイツのアマゾンに注文する?」
と思われた方、これが故です。
日本語のキーボードだと
€
@
が打てない。
加えてキーボードの右側の配置も、微妙に違う。
英語/日本語のキーボードだと、Ä,Ö,Üなどのウムラオトやßが打てない。
コレがないと、仕事ができないっ!
アンチゴーステイングキー
この時期に
「メカニカルキーボードが欲しい!」
となった最大の理由はコレ。
普通のキーボード、1年ほどでキーの印字が薄くなります。
2年で穴が開き、3年経つとこう。
各メーカー、キーに文字を印字しないで
「ステッカー」
を張ってるだけ。
ステッカーは汗で解けてこうなります。
しかし!
メカニカルキーボードは、
「金太郎飴」
です。
解けても、解けても下から金太郎が出てくるので、文字が消えません!
これを
「アンチゴーステイング」
と言います。
もっともすべてのメカニカルキーボードが、
「アンチゴーステイングキー」
を採用しているわけではありません。
ロギクールのメカニカルキーボード、
打った感触はとってもいい。
なので購入を考えましたが、アンチゴーステイングキーじゃない。
この値段なのに、
購入前に確認を!!
RGB
メカニカルキーボードのもうひとつの特徴がRGB。
子供じゃないが、イルミネーションが面白い。
Blackshark Sixgill K2でもRGBの色、光るパターンを変更できます。
個人的には
「要らない機能」
ですが、
「俺の好きな色に光らせたい!」
という貴兄は説明書を読もう!
マイナス面
「じゃ俺もメカニカルキーボードを買うぞ!」
と思われた方、メカニカルキーボードには欠点もあります。
キーが小さい
最初のひとつはキーが微妙に小さい。
12,5mmです。
ノートパソコンのキーよりも小さい。
「熊手のような手」
を持つ私には、正しいキーを毎回押すのがちと難しい。
慣れれば改善すると思いますけどね。
女性なら問題なし?
敷居が高い
もうひとつのマイナス面が、キーボードの高さ。
メカニカルというだけあって、構造上、高さが必要です。
手前は13mmもありました。
これでも
「まだ低い方」
です。
その上に
「背の高いキー」
が乗ってるので
「腕を上げて入力する」
形になり、ちとしんどいです。
腕を休める
「リストレスト」
が必要になります。
Filco リストレスト
私はアマゾンでFilcoの12mmのリストレストを購入。
ふわふわでよかです。
17mmバージョンもあります。
悩みましたが、Blackshark Sixgill K2は手前が13mmなので12mmバージョンを選択。
今の所、不満はなし。
まとめ
珍しく
「後悔しない買い物」
をしました。
夜、暗い部屋でキーをたたくのが楽しい。
メカニカルキーボードは通常のキーボードよりも
「寿命が長い」
と言われており、長く使うんだったらメカニカルキーボードです。
日々の仕事も楽しくなるしね!
そうそう。
日本のアマゾンで見ると、Blackshark Sixgill K2は売り切れになってました。
あるいは取り扱い終了のようです。
ドイツではまだ元気。
おまけに青軸と茶軸が販売中ですよ~。
比較的安価だし、
「最初のメカニカルキーボード」
にいかが?