投資 雨にも負けず

【株式投資】DAX 株価の修正に備えろ!

投稿日:2025年2月22日 更新日:

【株式投資】DAX 株価の修正に備えろ!

株式投資に欠かせない必要悪 株価の修正。

「嫌だ!」

と言っても必ず来る。

だったら駄々をこねても仕方ない。

ちゃんと準備をしておけば、修正(嵐)は

「塩漬け & 浅漬け」

銘柄を救うチャンスです。

DAX 世界最強の株式インデックス

今年のDAXは最強です。

無敵艦隊のS&P500 & ナスダックの

「年初来最高値」

はせいぜい5~6%。

日経に至っては

“mickrige”(微々たる)

1%未満。

一方、

DAXは年初から15%も上昇!

 

おまけに2025年2月にすでに19回も、過去最高値を更新!

質問
ドイツ景気いいの?

 

うんにゃあ。

その真逆。

国内総生産は2年連続で減少。

「2025年で3年連続?」

と言われています。

DAX 好調のワケ

では何故、ドイツの株式インデックスは調子がいいのでしょう?

これがわかる人は、

「ドイツの達人」

です。

DAXに上場されてる企業のドイツ国内の売り上げは、たったの20%なんです。

 

抜粋元 : br.de

 

すなわち!

80%は外国での売り上げ。

この為、ドイツ国内の景気にはあまり左右されない。

加えてドイツ株は安い!

年末時点での話。

DAX銘柄のKGV(英語圏ではPER)はたったの12。

日経でさえ14+。

S&P500に至っては29(四捨五入)。

早い話が

ドイツ企業の株価が安すぎた!

 

というわけです。

長い目でみるとこの評価額の差は

「何かの機会」

で縮まります。

投資家が

「いくらなんでも米国の株価は高い!」

とこれを厭い、ドイツの銘柄が注目されたんです。

DAX 株価の修正に備えろ!

ドイツでは

株価が上昇すると”Fallhöhe”(落下高度)も高くなる。

 

と言います。

滅茶苦茶好調のDAXで見てみましょう。

DAX 年初来チャート

抜粋元 : finance.yahoo.com

 

赤色が200日平均。

青色が50日平均です。

2月18日、DAXと200日平均との差が3600ポイントに達しました。

双方の

「健康な差」

は2500あたりまで。

妥協しても3000。

これが3600まで来ると、株価の修正は待ったなし!

トランプが余計な事を言うと

「待ってました!」

と修正が始まります。

今回はトランプの

「輸入自動車に対する25%の懲罰関税」

「引水」

になりました。

水曜日に1.8%マイナス。

木曜日に0.5%マイナス。

でも金曜日は早くも回復基調。

これで修正は終わりなん?

総選挙リスク

ドイツでは今週末、総選挙。

数週間前から世論調査は

「微動」

のみ。

この世論調査の結果が投票でも出ると、ちとマズイ。

質問
なんで?

 

過半数が取れる連合の可能性は、CDU/CSUとSPDの大連合のみ。

選挙前、あんなに

「ボロクソ」

に非難していたのに、選挙が終わったら握手できるんだろうか?

できればいい。

できないと、

「3党連合」

になり、改革が行われず停滞する。

すなわち!

月曜日は選挙結果次第で、株価を大きく下げる可能性があり!

大きく上げるには、CDU/CSUの大勝利が必修。

ドイツの車メーカーが一番ヤバイ?

トランプの血迷った

「自動車関税」

が日本で報道された際、

「経済専門家」

は、

トヨタなど日本車は自動車関税でも安泰だが、ドイツの車メーカーが一番ヤバイ。

 

と主張。

これが真っ赤な嘘。

証拠。

BMWは

「会社で最大の生産工場」

を米国に持ってます。

結果、

「米国産輸出車No.1」

のタイトルを9年間持ってます。

メルセデスも似たり寄ったり。

唯一、VW(ポルシェを含む)はメキシコに集中しており、関税は痛い。

このように日本の

「〇〇専門家」

が言う意見はほぼ誤り。

私に言わせれば、

「週刊文集よりひどい誤報道」

です。

何も知らない人が聞いたら、信じちゃうよ!

さらに!

EUは今、

「関税が導入されれば、ケンタッキー産のバーボンとオートバイに50%の報復関税を課す。」

と告知。

そう、

「倍返し。」

です。

トランプ第一次政権時、

「ドイツ車は米国の安全保障問題」

と主張して関税を課します。

「そっちが望むなら!」

とEUは25%の報復関税で応酬。

これに負けて、トランプが関税を撤廃した経緯があります。

今回も似たような経過になるでしょう。

すなわち!

今回修正が来れば、買い!

5月と言えば?

なれば当然、

「どの株を買う?」

となります。

ここで大事なのが時期。

今、2月末。

5月まであとわずか。

質問
5月と言えば?

 

そう、

配当金のシーズンです。

日本では

「たった3%」

でも

「高配当銘柄」

という名称をいただけます。

ドイツで同じ名称を得るには5%から。

修正で安くなったときに買えば、8~9%も夢じゃない!

メルセデス株 修正中

昨日、業績発表のあったメルセデス

メルセデスベンツに最後の一服投資!

2024年は2023年と比較して売り上げが4.5%減。

営業利益に至っては28%減。

おまけに

「2025年度はさらに悪くなる。」

という予測。

もうボロボロです!

 

とりわけ電気自動車がフロップ。

もっともこんなブサイクな車に、誰が1200万円も払う?

同じ

「ブサイクな車」

ならトヨタでいいじゃん。

自業自得です。

しかし!

株主の怒りを恐れた社長、

「配当金は4.3ユーロ」

と発表。

今の株価で7.28%。

修正で株価が下がれば8%も夢じゃない!

さらに!

8000億円相当の

「自社株買い戻し」

も発表。

この発表のお陰で株価は

「トランプの関税の脅し」

にも拘わらず、マイナス3%で取引を終えました。

私は

「トランプの関税の前に売る!」

と狙って買ったのに、売り損ね。

私の買値だと配当率7.54%。

売らないで持っておく?

反周期投資 早くも成果?

2週間前、ケチなドイツ人を例に出し、

反周期投資のイロハ

を解きました。

反周期投資 電気自動車復活に賭ける!

すでに動きがあったので、報告します。

2024年11月、会社の業績予測を下方修正した自動車部品メーカーシェフラー。

その3か月後、

下方修正した予測を30%も下回る業績を発表。

 

株価、石のように落ちました。(赤⇒

シェフラー株価推移

抜粋元 : google.com

 

一時26%も下落。

すでに大金を入れているので、

「損切り」

の時期は7年前に逸しました。

「毒を食らわば皿まで!」

とさらに1万株を取得。

すると奇跡が起きました。

翌日から回復が始まった!

トランプの自動車関税の脅しも無視して上昇中!(青色⇒

実はライバルが倒産したんです。

その後、別の自動車部品メーカーが業績を上方修正。

これが追い風に。

黒字まで34セント!

このように

修正は「浅漬け銘柄」を救う千載一遇のチャンスです。

 

修正をうまく使ってお金儲けしましょう!

修正(とりあえず)お預け

2月23日、ドイツで総選挙が行われた。

2025年総選挙 予想通りの勝者と敗者?

幸運なことに

「弱小政党」

の2党が

「5%の壁」

に衝突して国会当選から除外された。

その結果、

”Volkspartei”(国民政党)

と呼ばれる(かっての)2大政党の連立で過半数を取れることに。

「これで複数連立政権の悪夢から解放される!」

と、DAXは修正を辞めて上昇。

DAX チャート

抜粋元 : google.com

 

追い買いのチャンスは逃したが、株価が上昇することに不満なし!

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執筆者:

nishi

  1. […] 「遂に修正が始まった!」 […]

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