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何故、ドイツの移民政策は失敗したのか?

投稿日:2023年6月30日 更新日:

何故、ドイツの移民政策は失敗したのか?

ドイツは移民国家。

人口の27.3%が

「外国人」

あるいは

「外国人の親を持つドイツ人」

だ。

なのにその移民政策が出鱈目な為、

「外国人による犯罪」

が増加、原住民との軋轢を生んでいる。

なのに、

「ドイツを見習え!」

と日本もかってドイツが行った同じ道を猛進中。

「言うだけ無駄」

だとは思うが、せめて皆さんを警告する意味を込めて、

「何故、ドイツの移民政策は失敗したのか?」

を紹介したい。

ドイツ移民政策の始まり

ドイツの移民政策の歴史は古い。

そもそもドイツ人自体が、先住民の住んでいた土地にやってきた移民だ。

だから異なる種族が、一緒に生活しているのは当たり前。

加えてドイツは欧州の真ん中にあり、9か国と国境を接する。

中国やロシアのような大国を除ければ、ドイツほど

「隣国」

が多い国は他にない。

お陰でドイツは人々が自由に行き来することの

「利益」

を享受してきた。

いろんな思想を持つ人が交わると、新しいアイデアが生まれる土壌ができるもの。

結果、活版印刷から始まって、ガソリンエンジン、デイーゼルエンジン、電気自動車、最近ではコロナワクチンまで、ドイツで発明された。

このようにドイツでは移民は当たり前。

これがよくわかるのが、ドイツ人の名前。

初めて聞く苗字ばかりで、名前が全然覚えられない!

あまつさえ、名前の読み方がわからないっ!

戦後の移民政策

産業基盤が残っていたドイツでは

「戦後の復興」

は50年代初頭にやってきた。

「労働力が足らない!」

と1955年、まずはイタリアと最初の

“Gastarbeiter”(外国人労働者)

派遣の条約を結んだ。

これにギリシャ、スペイン、ポルトガルが続いた。

ここまではよかったのだが、60年代になるとトルコ、モロッコ、チュニジア、ユーゴスラビアなどの

「イスラム国」

が続いた。

これが大きな間違いだった。

文化の衝突

ドイツ人(キリスト教徒)は、キリスト教が世界で一番優れた宗教だと確信している。

これに加えてドイツ人は、

「ドイツ人が一番優れた民族」

だと思っている。

そこに

「アッラー以外に神は居ない。」

というイスラム教徒を大量に受け入れたのだから、

「文化の衝突」

は避けられない。

日本でもイスラム教徒が賽銭箱などを破壊して、

「アッラー以外に神は居ない。」

と主張しているように、イスラム教徒を受けいれるのは要注意。

イスラム教徒の大多数は他の宗教も受け入れる

「寛容派」

なので、

「イスラム教徒は危ない」

というわけでない。

問題なのはごく少数の

「攻撃派」

だ。

彼らはドイツの文化を受けいれない。

イスラムの大家族犯罪

「攻撃派のイスラム教徒」

の中でも一番ひどいのがアラブ人。

彼らはドイツの文化を受けいれないだけはなく、これに文字通り攻撃をしかけてくる。

ベルリンで起きた世界最大の金貨の窃盗事件、

ドレスデンの王宮の財宝窃盗事件

など、ドイツを代表する財宝を盗んでいるのがベルリンに住むレバノン系のアラブ人大家族。

まさに

「犯罪一家」

で、ドイツでは罪に問われない未成年家族メンバーを

「運び屋」

に使うなど、まさに犯罪組織そのもの。

かってレバノンは内戦状態だった為、数多くの難民をドイツが受け入れた。

その結果がこれだ。

長期的視野に欠けたドイツの移民政策

間違って解釈されないように

「念を押す」

と難民を受け入れるのは、悪いことじゃない。

それどころか利点もある。

旧ユーゴスラビアからの難民はドイツ社会に見事に溶け込み、ドイツの社会を活性化した。

ウクライナ難民も同じ結果を生むだろう。

問題は難民や外国人労働者を受け入れたあとの、

「アフターケア」

だ。

外国人労働者の派遣条約を結んだドイツ政府は単純に、

「労働者は働いた後、自分の国に帰っていく。」

と簡単に考えてきた為、ドイツ語の授業を施こすなど、

「外国人をドイツ社会に受け入れる努力」

を一切しなかった。

実際、お金を貯めて帰って行った労働者も少ないない。

が、多くの労働者は20年、30年も働いた後、住み慣れたドイツにそのまま住み着いた。

とりわけイスラム圏からの労働者は、故郷の経済状況が悪いので、帰国する者はかなり少なかった。

しかし20年、30年も仕事だけしてきたので、まともなドイツ語を話せない。

イスラム圏からの労働者になると、わざわざ出身国から

「花嫁」

を呼び寄せて結婚。

生まれた子供はトルコ語、アラブ語などを聞いて育ったので、

「ドイツ生まれ」

なのにドイツ語が苦手。

言葉が苦手なので学校の成績も悪い。

成績が悪いから面白くない。

これに拍車をかけるのが人種差別。

こうして第二世代は次第に

「自分を受けいれない社会」

に対して反抗心を抱くようになる。

こうした

「移民第二世代」

は親の時代と違って犯罪を犯すことへの抵抗心が少なく、社会問題になっている。

ドイツの誤った移民政策

外国人労働者の

「二世問題」

だけでもドイツ社会に重圧がかかっているのに、ドイツは誤った移民政策を取り続けている。

それがアフガニスタンやシリア、パキスタン、それに北アフリカからの難民だ。

戦争難民の多くは精神的に障害を負っている。

この為、ドイツで治療にあたるわけだが、難民ならこれが無料。

私がドイツで国民保険に加入すると、毎月440ユーロ(7万円)もの保険料を払うことになる。

こうして保険料を払えない難民を助けているわけだが、

「感謝」

などはない。

それどころか心に傷を負った難民は、助けてもらた原住民に対して敵意をいただき

「仕返し」

をする。

アフリカからやってきた難民がいきなりナイフで子供を襲い、めった刺し。

1名が死亡、1名が重体。

このような悲惨な事件が跡を絶たない。

その一方で私がアウグスブルクで自営業の申請をすると、

「大学で経済を専攻した証明を出さないと、申請は認めない。」

などと外人局の職員は平然と嘘をいう。

会社を20年以上経営しており、税金をちゃんと払える収入があるのに、

「難民なら受け入れるが、日本人は受け入れない。」

という。

言い換えれば

「社会のお荷物となる難民」

は受け入れるが、

「経済的に自立出来ている外国人」

は受け入れないというわけだ。

こんなバカげた移民政策をとっているから、健康保険は大赤字、自治体は

「出費ばかりで収入がない。」

と叫ぶことになる。

大学を卒業後、外人局に

「見習い」

として派遣されたドイツ人の友人でさえ、

「人選が誤っている。」

と嘆いていた。

ドイツの行った道を行くな!

今、日本でも外国人労働者の数が増え続けている。

その大勢が労働力搾取が目的の

「低所得層」

の外国人労働者。

日本政府はドイツと同じ間違いを犯している。

この低所得層の労働者の多くは、期間が過ぎると違法滞在者になる。

結果、正規の職に就けず犯罪の温床となっている。

彼らの子供は学校に行けず、日本語もろくに話せない。

10年後、ドイツと同じ

「二世問題」

に見舞われるのは、

「火を見るよりも明らか」

なのだが、日本の政党(自民党)にはこれが見えていない。

日本がすべきなのは、カナダやシンガポールが行っている

「大卒者、特殊技能者、お金持ち大歓迎」

の移民政策。

労働力の搾取を目的にした外国人受け入れは、時限爆弾そのもの。

今は

「得をした。」

と思えるかもしえないが、必ず後で

「しっぺ返し」

をくらう。

即刻中止して、もっと責任のあるシステムにすべきである。

さもないと日本は10年後、20年後、

少子化 & 国民老化問題に加えて、外国人問題も抱えてしまう。

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執筆者:

nishi

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