今回のテーマはトレンド投資 & 事故物件投資です。
どちらが儲かるの?
本当に儲かるの?
知りたいですよね。
検証してみます。
この記事の目次
株式市況
米国の大統領選まであと数日。
流石にここまで来ると、今年の
「鉄壁の登り竜」
の株式市況も神経質になってきました。
こちらはドイツ株式指標(DAX)、1年チャートです。
赤線で示しているのが、
「割ってはいけないトレンドライン」
です。
これを割ると、
「トレンドの変化。」
を意味します。
御覧の通りDAXが赤線を南に突破!
ここしばらくは売り市場です。
大統領選は11月5日。
日本時間では(ほぼ)11月6日。
2020年のような接戦だと、結果が判明するのは11月8日頃。
すなわち!
来週末までは不安定。
でも買いたい銘柄があったら、
「ここ1週間」
が安く買うチャンス。
その際に役に立つ投資方法を紹介します。
トレンド投資とは?
そもそも株は安く買って、高く売らないと儲からない。
(空売りなどのトリックは例外。)
でも株を買っても、株価が上がる保証はない。
保証はないものの、
というのがトレンド投資の基本思想。
英語圏では
“Trend is your friend.”(トレンドは君の友)
とも言いますからね。
本当にそうなのか、試してみました。
投資信託会社 DWS
7~9月期の決算発表見ました?
米国のメガバンクは
「ほぼ過去最高」
の儲け。
例。
ゴールドマンサックスは利益が45%増。
これを見て、
「きっとドイツの投資銀行も業績がいい筈!」
と、ドイツで一番でかい投資信託会社DWSの株を買いました。
4か月前ならまだ32ユーロで買えたのに、39ユーロを突破してから、、、。
たまたまこの日は株価が落ち目だったのでオーダー。
これで業績が予想よりも悪かったら、目も当てられないよ!
2日後、業績発表。
予想(期待)通り、業績はアナリストの予測を上回りました!
株価は、、
微々たるものですが、上昇。
年末に
「本当に儲かったのか?」
決算発表をします。
でもこの銘柄配当金が6%も出るからね。
もし大統領選のドタバタで安くなったら、買い足します。
そもそも、なんでもっと早く買わなかった?
事故物件投資とは?
正直、トレンド投資は私の性分に合わない。
それよりも興味があるのが、事故物件投資です。
わざわざ説明するまでもなく、
「事故」
で株価が暴落した際に、
「リカバリー」
に賭けて投資する方法です。
株が暴落しただけに、反発(リカバリー)すると儲けはデカイ。
反発すればね、、。
問題はこの事故物件投資では、
「反発しない事故物件」
がある事。
そうなるとあなたの投資は
「お釈迦様」
です。
業績不振 & 粉飾決算疑惑
そんな
「買ってはいけない事故物件」
は、業績不振や粉飾決算で株価が暴落したケース。
前者は私が先月買ったメルセデス株がそのいい例。
運よく株価がリカバリーする場合でも、早くて3年、遅いと6年かかります。
なのに性分で安い銘柄があると、
「ついつい」
買っちゃう、、、。
でもメルセデス(業績不振)はまだいい方。
”No go”(絶対にダメ)
なのは、粉飾決算疑惑で株価が暴落した銘柄。
例、Super Micro Computer
昨日、株価が最高で37%も暴落。
粉飾決算の嫌疑をかけられた会社の株は危ないっす。
潰れることも少なくない。
買っちゃ駄目。
産業サービス Bilfinger
その一方で
「株価が反発しやすい事故物件」
もあります。
例えばドイツの産業サービス会社 Bilfinger。
会社の業績はいい。
買収候補だったのに、商売敵を買収するほど業績が改善。
株価も大きく回復。
が、10月に米国で人身事故がありました。
この事故で株価は一時、15%以上も暴落。
春先に54ユーロで売った株が今、44ユーロ。
ほぼ反射的にオーダーしちゃいました。
翌日も続落したので、翌日に買っても良かった、、。
でも3日後に反発。
その後、米国選挙不安の影響でほぼ買値付近で停滞中。
儲かるのはどっち?
果たしてトレンド投資と事故物件投資、儲かるのはどっちでしょう?
もっともトレンド投資は、株を買ってから2週間。
事故物件投資は株を買ってから1週間。
まだ結論を出せる段階じゃない。
が、トレンド投資は2週間で40万円近い含み益。
闇バイトよりも儲かります。
事故物件投資は1週間で1万円程度の含み損。
意外~。
そもそもトレンド投資、
「あ~あ、本当に買っちまったよ!」
と後悔していたんです。
なのに、すでに走り出した電車に飛び乗る投資の方が儲かってる。
ちょっと考え方が変わりました。