
今回は Nell マットレスのレビューです。
使っていたマットレスがヘタって腰痛が悪化。
このままではまた手術!!
最後の望みをかけて
「Nell マットレス」
を購入。
使用体験を
「腰痛持ち仲間」
と共有したいと思います。
この記事の目次
マットレス の選び方
マットレスは基本
- ウレタン
- コイル(スプリング)
- ラテックス
のどれか。
ドイツでの主流はウレタンです。
製造コストが一番安いから。
言い換えれば
日本でも
「安い値段」
をウリにしているメーカーは、ウレタンです。
その次に来るのがスプリング。
特別な技術は必要ないので、東南アジアではこれが一般的。
滅多に売られていないのが、ラテックス。
べらぼうに高いから。
どれを買えばいいの?
腰痛持ちでない方、基本
です。
柔らかいのがいいのか、硬いのがいいのか、あなたの好みで選んでください。
唯一、気を付けるのはスプリング製の安物。
腰の部分ががっくり沈み、腰痛を引き起こしかねない。
ウレタン製の安物は薄く、比較的硬めなので、腰痛を引き起こすことは滅多にない。
腰痛持ちにはどれがいい?

これが腰痛持ちになると、ちと面倒。
腰痛持ちは決まって
「腰痛には硬いマットレスがいい。」
と考えるから。
私もそう考えました。
そこでドイツで
「ボデイーガード」
という固いマットレスを買いました。
言わずもがな、ウレタン製。
ちなみにドイツで買うと、箱はこんなにボロボロになって届きます。

これが普通です。
マットレスなので、投げても壊れないからね。
寝心地
このマットレス、結構、いや、かなり硬い。
マットレスが固いと、お尻が十分に沈まない。
結果、多くの人が椎間板損傷を持つ患部(L4、L5)に負担がかかり、
腰痛が悪化。
「腰痛には硬いマットレス」
は、正しくありません。
もっとも間違いでもない。
というのも
「硬いマットレスで腰痛が軽減した!」
という人も居ます。
それは患部が L4 & L5 ではなく、もっと上にある場合。
その場合はちょうど硬いマットレスが患部を支えるので、痛みが軽減されます。
すなわち!
一言に腰痛と言っても、
すのこで腰痛軽減?
ドイツのマットレス販売店で、
「マットレスを変えても、腰痛が改善しない。」
というと、
「もっと弾力性のあるすのこにしないからだよ!」
と言われます。
そこで弾力性のあるすのこを購入。

お尻の部分を硬めに設定して、1週間寝ました。
が、大差なし。
そもそもマットレスが固くて沈まないのに、すのこに弾力性を持たしても変わるわけがない。
お金の無駄です。
柔らかいマットレスで腰痛軽減?

硬いマットレスで腰痛が改善しないで、今度は
「雲の上のような快適さ!」
と謳うマットレスを購入。
みてくださいこの厚さ!
雲の上がどんなのか、それは知らないです。
が、快感~。
体が沈み込みます。
マットレスが体全体にフィットして、超快適。
が、2週間目あたりから腰痛が悪化。
腰の部分が沈み込んで
「凹」
を形成したのが原因です。
腰の部分が
「あとわずか」
硬かったら完璧だったのに、、。
ラテックス マットレス

すると
「腰痛には高反発マットレスがいい。」
と聞き、最後の希望をかけてラテックスマットレスを買いました。
30Kg超えで、30万円+。
部屋まで運ぶ込むのが大変だった~。
寝心地
これまでにない新しい体験ができます。
まるでトランポリン。
寝返りが簡単です。
が、腰痛の軽減にはなりませんでした。
そもそもゴムを流し込んで作るので、全体がほぼ同じ硬さ。
お尻の部分が十分に沈みこまないんです。
結果、多くの人が椎間板損傷を持つ患部(L4、L5)に負担がかかり、腰痛が悪化。
3か月後に最初の手術を受けました。
腰痛がそんなにひどくなかったら、快適だったかもしれない。
ニトリ Nスリープ

日本に帰国して最初に購入した腰痛マットレスが、ニトリのNスリープ。
ポケットコイルのマットレスの二層構造。
御覧の通り、上下のマットレスでセットになってます。
買ったのは
「硬さ ふつう」
です。
上のマットレスは上部に
「低反発のウレタン層」
を入れています。
お陰で体を包み込んでくれる快適さ。
しかし!
4年間、快適に過ごせました。
2024年になってから、腰痛発生。
どうも
「低反発のウレタン層」
がへたったようです。
90Kgもの重量を毎晩、支えているので仕方ない。
このマットレス、低反発のウレタン層の入れ替えができないので、4年半ほどで寿命になります。
Nell マットレス とは?

お次のマットレスは、ネットで人気のNellマットレスです。
Nell はスプリング マットレスです。
それも
「ポケットコイル」
です。
小型のスプリング(ポケットコイル)を袋に包み、これを
「無数に」
並べる事で、
「ピンポイントで加圧に反応」
するわけです。
正確にはダブルベットで1734個。
Nell によると
「業界最高水準」
との事。
すなわち!
という理屈です。
問題は、理論が実用面でも機能するかどうか、、
Nell マットレスの価格
もっとも
「じゃ、試してみよう!」
と、簡単に決断できるものじゃない。
あのニトリでさえ、ポケットコイルマットレスのダブルサイズは高い。
これがNellになると10万5000円(ダブルサイズ)。
幸い、
Nell マットレス + 割引クーポン券
で検索すると、10%割引が簡単に見つかります。
私は腰痛が悪化して、
「このままでは3回目の手術」
だったので、クーポンを利用して購入。
ちなみにメーカーのホームページでは
「ほぼ3か月おき」
に15%割引キャンペーンをやってます。
Nell 開封

届きました。
なんと32Kg。
なのに箱が破けてない!
日本の宅配サービスは、ドイツと比較になりません。
寝室まで運び込んで、ベットの上で開封。

すのこの上に広げてから、注意深く鋏で開封。
ボキボキ!
という音と共に、あっと言う間に復元します。

ドイツで買ったマットレスは、
「かっきり200cm」
あったんです。
でも、日本のマットレスは7~8cm短い。
身長が190cm を超える方は要注意。

寝心地

Nellのマットレスは上下がありません。
どちらでも使えます。
敢えて言えば、
「検品タグ」
がついてる方が上。
「腰の部分を強化しています。」
との事なので、手で押し込んでみました。
確かに!
腰の部分が他の箇所より、硬いです。
初夜
ドキドキの初夜は
「板の上に寝ているよう。」
で、2時間おきに目が覚めました。
1週間ほどで、やっと慣れました。
正直に言います。
凹んだニトリのNスリープよりはマシ。
でも、
「朝までぐっすり!」
とは言えない。
私には硬すぎ。
ただし!
痛み止めを飲む回数が、3日に一回に減りました。
Nell マットレス いいの?【1年使用・レビュー】
最初は、
「腰の部分がもっと沈んで欲しい!」
と不満でした。
そこで
「トッパー」
と呼ばれる低反発マットレスを上に敷いてみました。

すると腰の部分が沈んで快適!
「これ最高!」
と思ったんですが、時が経つにつれ腰が痛くなりました。
結局、
「トッパーなし」
で使ってます。
1年使うと、Nell マットレスの硬さにも慣れて、と~っても快適!
購入時は、
「今一ひとつ」
だったんですが、時が経つにつれよくなりました。
自分では見えないですが、ポケットコイルが患部を支えているようです。
高かったけど、買ってよかったです!
Nell マットレスは買えない?
もし、
「L4 & L5 の椎間板を痛めて腰痛で悩んでるけど、Nell マットレスは買えない。」
という方には、スプリング式マットレスで、
「予算内で一番高い物」
がいいです。
安物を買うと
「お買い得」
ではなく、健康を害します。
高いマットレスは生産コストが高い分、中身もそれなりにしっかりしてます。
