日本経済の失速が止まらない。
そればかりか、ここにきてさらに
「日本沈没」
が加速化している。
が、日本は島国。
お陰で日本人は日本が
「周回遅れ」
になりつつあることに気が付いていない。
沈む船に乗っていては、じり貧は避けられない。
そこでこれから人生を始める若者にアドバイス。
若者よ 手に職をつけろ!
この記事の目次
日本沈没
1994年。
「こんな国には住みたくない!」
と日本脱出。
ドイツに着くと街角のショーウインドウには、高価な日本製の家電製品が並んでいた。
ウインドウショッピングをしていたドイツ人は、
「お~ゾーニー!」
と、まるで餌を求める雛のように、口をとがらして溜息。
28年後。
日本製の家電製品の
「代わり」
に並んでいるのは、韓国製の家電製品。
姿を見なくなったのは家電製品だけではない。
全面撤退中の日本企業
かっては世界に君臨した日本の半導体は、もはやその面影もない。
台湾に頼まないと、
「半導体工場」
さえも建設できない。
10年前までは、シェアで世界一を誇っていた日本の電気自動車用の充電池事業。
今では中国と韓国に追い抜かれてしまい、後塵を拝している。
コロナ禍3年目になると、世界中で新たなコロナワクチンが誕生、飲み薬も相次いで認可されている。
が、日本製のコロナワクチンはおろか、飲み薬もひとつとして認可されていない。
三菱重工が政府の援助をたんまりもらって始めた、日の丸航空機事業。
メデイアは
「日本の技術力で世界をリード!」
と大はしゃぎしたが、ドイツ軍の戦争中のHo229のごとく、試作機の枠を出なかった。
平和時なのに、、。
ほぼすべての経済戦線で、日本企業は全面撤退中。
なのに日本人は
「イギリス病」
にかかっており、
「日本製が一番。」
と信じて、日本が沈没している事実を見ようとはしない。
栄華から破滅まで
大方の日本人は
「確かに今は調子が悪いけど、日本が復活すると信じています。」
と言います。
大きな誤解です。
かっては歴史上最大の帝国を築いたモンゴル人。
今は羊を飼うしか能がない。
世界を二分したスペインとポルトガルは、かっての栄華を博物館で見る事しかできない。
「太洋の沈まぬ7つの海」
を制覇したイギリス。
あなたはロールスロイス以外に、イギリス企業をどれだけ知っているだろうか?
ちなみにジャガーとランドローバーはインド人が買った。
シャープを台湾が買ったように。
富を一部の上流階級だけで貯め込み、中間層を育成しない国は没落します。
あるいは一向に発展途上国から抜け出さない。
日本はかって
「イギリスが行った道」
を進み続けている。
改革が起きる見込みはなし。
日本人は何が起きても自民党に投票するから。
自民党は戦後、日本を敗戦の荒廃から再興させる
「枠組み」
を作った。
残りは日本人の勤労で成し遂げた。
今後自民党は、ソフトバンクの社長のように
「栄華から破滅まで」
日本を導いてくれるだろう。
日本経済衰退の下手人 Nr.1
日本経済衰退の下手人 Nr. 1は日本の経済・政治界に君臨する長老達だ。
日本では70歳をとっくに過ぎて、80歳の長老が日本の政治・経済界に君臨している。
身近な例を見てみよう。
日々、広がりを見せる東京オリンピック贈賄・収賄事件。
逮捕されたのは日本の政治・経済界に君臨している80歳の長老。
これ以上金を貯めても、死ぬまでに使えもしないのに、未だに私利私欲を肥やしている長老達。
その欲に飢えた爺達が、税金を使って開催されたオリンピックで私腹を肥やしている。
インドやブラジルを見るとよっくわかります。
もう30年以上の前から、
「将来の先進国」
と言われ、未だに開発途上国だ。
その原因が贈賄・収賄だ。
お陰で富が、一部の裕福層・支配層の間でしか循環しない。
だから貧困層と超富裕層だけで、中間層が育たない。
日本経済衰退の下手人 Nr.2
日本だけの問題ではないが、政界と経済界の癒着が日本経済衰退の下手人 Nr.2だ。
一番許せないのが電通。
オリンピックでもたっぷり稼いだ電通。
政府が給付金を行うと、毎回、電通が仕事を受注する。
すると電通は金だけ受け取って、面倒な仕事は下請け業者に回す。
その下請け行業者が、また下請けに出す。
最後に仕事を行うのは、派遣で働く低所得層だ。
何も仕事をしない電通は受注だけで儲け、仕事を行う労働者は食うや食わずの生活。
こんな経済体制で、日本の経済が成長するわけがない。
日本経済衰退の下手人 Nr.3
日本経済衰退の下手人 Nr.3は日銀だ。
インフレ対策で、世界中の中央銀行が金利を大幅に上げている。
なのに、
「市民はインフレを受け入れている。」
という無茶苦茶な理由で、金融緩和をやめる様子がない。
結果、日本円は150円に迫らんとする勢い。
私の学生時代、塾の講師の時給は1200円。
もう30年の前だ。
30年後の日本の最低賃金(全国平均)は、1000円にさえ達してない。
日本の賃金があの韓国に追い越されているのも、無理はない。
おまけに日本円が150円に達すると、
「中国よりも安い」
日本の労働市場となる。
お先真っ暗。
これまた長老の日銀総裁は大企業、とりわけ
「トヨタが輸出で儲ければ、後は野となれ山となれ。」
という金利政策を取っているので、一般市民の生活は困窮するばかり。
日本のとっくに定年退職すべき老財務大臣は、
「緊張感を持って、注視している。」
と言うだけで、何もしない。
そもそも政治家の常套句
「緊張感を持って、注視している。」
は、
「指をくわえて眺めているだけ。」
という意味。
ロシア軍が北海道に上陸しても、
「緊張感を持って、注視している。」
と言うに違いない。
若者よ 手に職をつけろ!
もしあなたが有名大学を出ているなら、
「それでも」
人生は比較的安泰。
リスクと言えば、
- 官僚になって自殺に追い込まれる
- 有名企業に入って過労死する
くらいです。
とりわけ電通は
「過労死」
でググると二番目に出てきて、ヴィキペデイアのページができるほどの優良企業。
運よくキャリアに乗れば80歳を過ぎても、甘い汁を吸えます。
ここで呼びかけたいのは、そうでない日本国民です。
とりわけ高卒層 。
「とりわけ自慢できる能力がない。」
という方、若いうちに手に職をつけて!
目指せ寿司職人
そんな貴方の宝は若さ。
若いうちに、手に職をつけて!
例えば寿司職人。
日本の見習いは地獄です。
が、3年辛抱して!
私も自衛隊で殴られて、蹴られてという生活を3年間、辛抱したからです。
文字通り血と汗を流して、3年間で350万円貯めました。
その金で日本脱出!
Huraaa!
寿司職人の見習いを3年すれば、客に出す寿司を握らせてもらえます(多分)。
その後、ドイツの求職サイトに、
「現役の寿司職人、才能を発揮できる職場を探してます!」
と求職を出せば、
「是非、ウチで!」
というオファーが舞い込み、
「どれにしようかな?神様の言う通り。」
で職場を自由に選べます。
以前見た
「寿司職人募集」
の求人には、
- 月給5000ユーロ
- 居住場所提供
という夢のような職場環境でした。
高卒でも、手に職があればお給料は大卒と変わらない!
「ドイツ語がわからん!」
というなら、語学学校で1年特訓してください。
当社でお手伝いします。
日本独特の厳しい見習い、あるいは自衛隊でも、若いからこそなんとかこんなせます。
40歳になったもう無理!
30歳もちと、厳しい。
一度キリの若い時間を、
「才能を伸ばすことができない仕事」
で無駄にしないで!
プログラマーはホームオフィスで年収7万ユーロ
「寿司職人はちょっと。」
という方はなんでもいいから、手に職をつけて!
例えばプログラマー。
知り合いのドイツ人プログラマーは、
「また仕事を変えちゃった。」
と舌を出して笑ってます。
なにせ年収7万ユーロですからね。
そりゃ~笑うでしょう。
おまけに仕事の大半はホームオフィス。
会社から、
「〇〇をやってくれ。」
と要請が来ると、
「3日かかる。」
と返事して、2日で済ませて、3日目は遊んでいるんです!
あなたがプログラミングを覚えれば、
- 自宅で仕事ができて
- ストレスなし
- 高給取り
の夢のような生活を送れます。
「ドイツ語がわからん!」
というなら、語学学校で1年特訓してください。
当社でお手伝いします。