
今回のテーマは IPhone詐欺 です。
新品で買ったのに
「中身はフェイク!」
という新手の詐欺。
詐欺師も年々、進化してますね。
皆さんがIPhone詐欺に遭わないように、その手口を紹介します。
この記事の目次
安く買う者はニ度買う羽目になる
ドイツには
“Wer billig kauft, kauft zweimal.”(安く買う者はニ度買う)
という慣用句があります。
いわずもがな、
「安物を買うと、買い直す羽目になるぞ!」
という警告です。
かく言う私も、何度安物を買ってガッカリした事か!
昔はメルカリなんかなかったので、仕方なく壊れるまで使い
「次はもう二度と、、」
と思うも
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
でまた安物を買って、ガッカリ。
もっとも最近は、
「質が悪い」
商品ではなく、全く存在してない商品を売ってる
「フェイクショップ」
が林立。
今回紹介するのもそんなサイトの話です。
お米の詐欺サイト乱立
そんな
「フェイクショップ」
の代表例が5000円のお米を
「1900円(送料込み)」
で売ってる
「お米詐欺」
です。
詐欺に遭った方には気の毒ですが、
素直に負けを認め、
“teures Lehrgeld gezahlt”(高い勉強代を払った)
と思いましょう。
そうすれば私のように、後の人生で騙されない免疫が付きます。
それに
「物は考えよう」
で、1900円で社会勉強ができれば安い物。
私が払った勉強代は、ケタが違うよ!
IPhone詐欺 効率抜群!
同じ詐欺を働くにしても
お米詐欺で得られる収入は
「単価」
が、たかが1900円。
でも
「IPhone詐欺」
なら一発10万円も儲かります。
20万円も夢じゃない。
抜群の収益率。
加えて
「新型IPhoneを少しでも安く買いたい!」
という若者が多いので
「入れ食い」
です。
IPhone詐欺 の手口
別の記事でも書きましたが、
は、詐欺師の仕事場です。
騙されたくないなら、鼻っから詐欺師の仕事場は避けましょう。
今回紹介する
「IPhone詐欺」
も、”Ebay Kleinanzeigen”が舞台です。
ここに詐欺師が最新のIPhoneを売りに出します。
日本のフェイクショップでは価格が
「ほぼ半額」
なのですぐに
「あ、これは詐欺!」
とわかります。
が、これではドイツ人に詐欺を見抜かれてしまう。
そこで
「正規価格よりもわずかに安い詐欺広告」
を載せてます。
IPhone詐欺 製造番号チェック!
もっともドイツ人なら、
「Ebay Kleinanzeigen の多くが詐欺」
と知ってます。
そこでただでも疑い深いドイツ人は、
「直接会って、買い取りたい。」
と言います。
詐欺師もこれに同意。
待ち合わせた場所で詐欺師は、
「包装されたままのIPhone」
を差し出します。
疑い深いドイツ人はそこに書かれているS/N Nummer(製造番号)をアプルのホームページに入力。
すると
「正規のアプル製品です。」
という回答が。
流石にこれをみたら疑い深いドイツ人でも、納得して偽物を購入します。
ディープフェイク
詐欺の代名詞と言えば、高級腕時計。
近年中国産の
“Deepfake”(ディープフェイク)
が登場して、時計業界に衝撃を与えました。
詐欺師がIPhone詐欺に使うのも、このディープフェイクです。
本物の製造番号を使い、外見もそっくりなIphoneを使います。
詐欺師から買った偽物を箱から取り出し、手に取っても
「ほぼ本物と同じ」
です。
もっとも中身はカス。
一応、電源は入ります。
でも偽物Iphoneは起動しません。
ずっと砂時計が回ってます。
身分証明書も偽物!
上述の手口で偽物のIPhoneをつかまされたドイツ人、相手に
「身分証明書の写真を撮らせてくれ!」
と頼んでいました。
詐欺師はこれに了解。
そこで
「騙されたあ!」
とわかった後、警察に被害届を出します。
日本なら、
「警察は民事に介入せず。」
と門前払いですが、ドイツでは
“Betrug”(詐欺)
は、警察が取り締まる犯罪です。
一縷の望みをかけて警察に出した身分証明書ですが、実はこちらも偽物なんです。
このIphone詐欺は、疑い深いドイツ人を想定した完璧な犯罪です。
これがメルカリだったら、
「届いた製品が偽物だった。」
と申請すれば、お金が戻ってきます。
でも、ドイツではほとんどのケースで
「泣き寝入り」
です。
IPhone詐欺 対策
そもそも
“Ebay Kleinanzeigen”(数年前にKleinanzeigen に名前変更)
は詐欺師の仕事場です。
高価なお買い物をされる場合は、最初から信用できるサイトで買ってください。
それが定価でも。
お米だろうが、IPhone だろうが
「少しでも安く買いたい!」
と考えると、欲で思考回路がショート、IPhone詐欺を見分けられません!
ドイツに行ったら、
“Wer billig kauft, kauft zweimal.”(安く買う者はニ度買う)
を肝に銘じておきましょう。
