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ベトナム航空機 間一髪で大惨事を回避!

投稿日:2026年9月2日 更新日:

ベトナム航空機 間一髪で大惨事を回避!

先月、ミュンヘン空港でハノイ行きのベトナム航空機が、

「危うく大惨事」

になるところだった。

韓国のように

「衝突・炎上」

しなかったのは、パイロットのとっさの判断と滑走路のお陰。

日本ではほとんど報道されていなかったので、この事件を取り上げます。

ベトナム航空機 間一髪で大惨事を回避!

事件は8月15日(土曜日)、お昼過ぎのミュンヘン空港で起きた。

ハノイ行きのベトナム航空機、ボーイング787-9機は航空燃料を

「満タン」

に給油、

「いつも通り」

定刻から30分ほど遅れて、離陸に向けて滑走路を走り出した。

ところがである。

ボーイング機は明らかに加速が遅れた。

長さ4000Mもの滑走路の端っこに達しても、離陸速度に達していなかった。

ここに至ると

「緊急停止」

はもう無理。

韓国で起きた惨事のように、逆噴射をかけても止まり切れず、

土手に突撃、満タンにした航空燃料が尽きるまで燃えることになる。

ベトナム航空機 フルパワー & 急上昇

そこでベトナム航空機のパイロットは滑走路の端っこで、フルパワー!

が、それでも離陸速度に達しない!

飛行機は舗装されていないエスケープ路を

「ガタガタ」

と120m走行した。

ここでやっと離陸速度に達したボーイング機、パイロットは操縦桿を目一杯引いた。

するとベトナム航空機は急上昇、

「間一髪」

で爆発炎上を避けることができた。

しかし!

タイヤがパンクした上、飛行機の後部が

「ガツン!」

と地表と接触した。

地獄の2時間

この時点で、すでに寝ていた乗客も衝撃で目が覚めて、

「何かがあった。」

とわかった。

飛行機が上昇を終えてから、

「技術上の問題により、ミュンヘン空港に戻ります。」

と乗客は知らされたが、これが事故の間の

「唯一のアナウンス」

だった。

その後、ベトナム航空機は満タンの燃料を投下するため、2時間にわたって空港上空を旋回。

軽くなった飛行機はミュンヘン空港の上空を二度、低空飛行、

「一目でわかる損傷があるかどうか」

管制塔からチェックしてもらった。

管制官からは損傷が認められなかった為、着陸飛行に移った。

もっとも損傷があったとしても、着陸する以外に方法はなかったろう。

あとでインタビューに答えたドイツ人によると、

「心の中ではパニックだったが、機内は驚くほど静かだった。」

そうです。

参照 : br.de

ベトナム航空機 緊急着陸

ミュンヘン空港ではアラームが発令された。

他の飛行機の離着陸はストップ。

そして滑走路の脇に救急車と消防車が待ち受ける中、タイヤがパンクしたベトナム航空機は緊急着陸を試みた。

するとタイヤは着陸の衝撃で、ばらばらになって飛び散った。

しかし飛行機は無事着陸した。

着陸後、乗員・乗客は緊急脱出用のスロープを使い脱出した。

事件の大きさの割には

「ケガ人なし」

というまさに奇跡の顛末だった。

もっとも滑走路は損傷して修理が必要。

おまけにベトナム航空機は車輪まで損傷、特殊車両がないと動かすことができなかった。

何が良かった?

今回の

“Vorfall”(事件)

が韓国のような大悲劇にならなかったのは

  1. パイロットの冷静沈着な判断
  2. 4000Mもの長い滑走路

のお陰でである。

もしパイロットが緊急停止を行っていれば、飛行機は横転するか、土手に衝突、

「満タン」

の航空燃料が発火して、大惨事になっていた。

そしてミュンヘン空港はエアバスのA380が離着陸できる数少ない国際空港だった。

すなわち!

滑走路が4000Mと長かった。

 

大惨事が起きた韓国の務安国際空港、滑走路は2400mだった。

参照 : dw.com

 

私が毎回、休暇旅行で利用する中部国際空港でさえ、

中部国際空港

滑走路は3500m。

もしベトナム航空機が中部国際空港で同じ事件を起こしていたら、爆発炎上するか、海に沈没していた。

何がまずかった?

今回の

「あやうく大惨事事件」

一見すると、

「パイロットの操舵ミスでは?」

と思われたに違いない。

というのも飛行機が離陸する前、乗客の数と荷物の重量をコンピューターに入力して、

「離陸時の推進力」

を決める。

そう、毎回、フルパワーで離陸するわけではない。

にもかかわらず、ボーイング機が4000mもの滑走路の端まで走っても、

「離陸速度」

に達してない理由は、

  • 飛行機の重量の合算間違い
  • 飛行機の重量の入力間違い

が考えられる。

しかしベトナム航空機のパイロットは

「エンジンが加速をするかと思えば、加速を辞めたりと不安定だった。」

と証言している。

これが本当なら、飛行機、あるいはエンジンの不具合ということになる。

いずれにせよ、飛行データが解析されれば、原因が何処にあったかわかる筈。

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執筆者:

nishi

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